「終幕のロンド」草彅剛は中村ゆりの腕を掴んで、“大切に思っている”と打ち明けてしまった【第9話ネタバレと第10話予告】
広報動画がきっかけで、真琴(中村ゆり)と距離を縮めた樹(草彅剛)だが、その先に幸せはあるのか?「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)2025年12月15日、第10話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」とは
「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」は、シングルファーザーで、遺品整理人が仲間とともにときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマだ。その第9話が12月8日に放送された。
利人(要潤)と不倫している編集者の静音(国仲涼子)の正体が判明
やはり、静音の最大の目的は利人たち、御厨ホールディングスに打撃を与えることだった。静音は樹が務める『Heaven’s messenger』の社長の磯部(中村雅俊)の息子の恋人だった。自殺してしまった彼のために、一番残酷な方法で利人(要潤)をやっつけるために、愛人になったのだった。利人はそれをまだ知らないが、どうなるのか?社長になれない利人(要潤)はどうする?
剛太郎(村上弘明)は、汚い仕事にも手を出す彩芽(月城かなと)に社長の座を譲ると言い出す。これまで次の社長は自分だと思っていた利人(要潤)は納得できない。うらぶれた利人の姿が見れるのは、15日放送の第10話となる。樹(草彅剛)、(永瀬矢紘)、真琴(中村ゆり)の3人が楽しそうな姿を公園で見つけてします。利人にも同情すべき点も多いが、いったいどうなるのかが心配になる。御厨ホールディングスの闇に飲まれてゆく海斗を演じる塩野瑛久
樹(草彅剛)の同僚であり、リーダーでもある海斗(塩野瑛久)は、8日に放送された第9話でその中心となった。ドラマ前半では、お客様のために時間を超えて対応する樹たちに振り回されていたが、中盤でゆずは(八木莉可子)と恋人関係になり、二人のほっこりとしたやりとりがドラマの癒やしとも言われていた。そのまますすむのかと思われていたが、なんと御厨ホールディングスが新たに始めた遺産整理の会社にヘッドハンティングされる。そこで待っていたのは御厨剛太郎(村上弘明)だ。ドラマ後半は、巨大な波に取り込まれないようにと皆が祈る展開となる。塩野本人も「今までは物語の主軸の部分とは別で“がんばれ海斗”なストーリーが展開されていきましたが、ここからはまた違った感情で“がんばれ海斗”と見届けていただけたら嬉しいです」と話している。■第9話ネタバレあらすじ
真琴(中村ゆり)から別れを告げられた樹(草彅剛)は、翌朝、どうすることもできない無力さと切なさを感じる。出社すると海斗(塩野瑛久)から、別の遺品整理会社から新店舗の責任者に誘われているとの報告があった。樹と磯部(中村雅俊)は、久々に舞い込んできたうれしいニュースに顔をほころばせる。さらに波多野(古川雄大)からも、磯部の息子の恋人だった女性が接触してきたと報告を受ける。過重労働の証拠となる記録を見つけるため、女性が持っているパソコンの復元を試みているという。
一方、御厨家を出た真琴は、樹と過ごしたいつもの公園に向かっていた。そこにランドセルを背負った陸(永瀬矢紘)の姿がいて、学校をサボって真琴に会いにきたという。実は、御厨ホールディングスが作成した動画が原因で、学校でいじめられていたのだ。
同じ頃、『Heaven’s messenger』では、樹が清香(長井短)から、ある動画を見せられていた。それは真琴に関するWEB動画。そこには、顔こそ見えないものの陸だとわかる男の子の姿が…するとその直後、樹のスマホに1本の電話がかかってきた。学校の先生が陸が登校していないという。御厨ホールディングスの動画を見た人から、まるで陸がいじめの首謀者だと言われてしまっていたのだ。学校は御厨ホールディングスに問い合わせるも“許容範囲内”と言ってきていた。
真琴は動画作成の責任者である広報の彩芽(月城かなと)に頼むが、彩芽は受け付けない。それどころか、兄・利人(要潤)の子どもを産めとまで言ってくる。
『Heaven’s messenger』に遺品整理を頼んだ小林太陽の弟・陽翔(山時聡真)は、同僚の藤崎に証言を頼む。
磯部の代わりに、磯部の息子の恋人・静音(国仲涼子)を尋ねた樹は、静音が復讐のために利人の愛人になっていることを知る。
海斗は転職した東京メモリーに出社すると、そこは御厨ホールディングスに買収されていて、剛太郎(村上弘明)が主催する食事会に駆り出され、慣れない酒を飲まされ、2ショットの写真を撮られる。利人が買収した東京メモリーで、今後は不審死の後片付けをすると同太郎は告げた。
樹はなんとか息子の乗っている動画を削除してもらうために、真琴とともに御厨ホールディングスにでむく。2,3週間かかると言われると、樹と真琴が二人が互いにかばうような態度を見える。真琴の事が好きな彩芽は我慢できず、削除するが、真琴の立場については保証できないという。そんな彩芽に剛太郎は「次期、社長は彩芽にする」と告げていた。
もう、会うことは出来ないという真琴を、樹は感情を抑えきれずに、抱きしめてしまった。
■第10話あらすじ
約束されていたはずの社長の座を妹・彩芽(月城かなと)に奪われる形となった利人(要潤)は悔しさをにじませるが、彩芽の胸中もまた複雑だった——。そんななか、樹と陸(永瀬矢紘)、真琴(中村ゆり)がまるで家族のように幸せなひとときを公園で過ごす様子を、どこかくたびれた様子の利人が見つめていた。神妙な面持ちで近づいてきた利人は、何も知らない陸に近づいてきて…!?
同じ頃、ゆずは(八木莉可子)は海斗(塩野瑛久)の転職先が御厨ホールディングスの子会社であることを知り、がくぜんとする。海斗はすっかり剛太郎に心酔していて、ゆずはの忠告にも耳を貸さないという。憤るゆずはに、樹はあることを進言する。
カンテレ・フジテレビ 2025年10月13日スタート。毎週月曜日22時放送「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」。出演:草彅剛、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュン ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shumaku_rondo」。
◇カンテレ・フジテレビ「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」番組公式サイト
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