「次の人生はないから」キム・ヒソンに下った理不尽な結末に、“こんなの酷すぎる”視聴者騒然【第10話ネタバレ】
8日にU-NEXTで配信された、TV CHOSUN月火ドラマ「次の人生はないから」(다음생은 없으니까)第9話では、チョ・ナジョン(キム・ヒソン)が息子の嘘をきっかけに良心に目覚め、夫ノ・ウォンビン(ユン・パク)と共に不正に立ち向かう決意を固める姿が描かれた。
ニールセンコリアによるとこの回の視聴率は全国で3.0%、首都圏3.4%を記録。瞬間最高視聴率4.1%を記録し、3話連続で自己最高を更新した。
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「次の人生はないから」は、キム・ヒソン、ハン・ヘジン、チン・ソヨンが演じる41歳の幼なじみ女性3人組が、人生の壁にぶつかりながらも再び友情と自分らしさを取り戻していく“共感ウォーマンス”ドラマ。
■キャスト
チョ・ナジョン役:キム・ヒソン
ク・ジュヨン役:ハン・ヘジン
イ・イルリ役:チン・ソヨン
ノ・ウォンジン役:ユン・バク
ピョン・サング役:ホ・ジュンソク
オ・サンミン役:チャン・インソプ
ほか
■第10話あらすじ(ネタバレあり)
職場でもナジョンは苦境に立たされる。常務ソ・ギョンソン(キム・ヨナ)の横暴により、深夜〜早朝の連続勤務を強いられ、さらに「能力がないなら来るな」と退職を迫られる始末。それでもナジョンは屈せず、夫に濡れ衣を着せた協力会社のカン社長を追うが空振り。ゴルフ練習場に乗り込んだ際には、ギョンソンの夫キム・ジョンシク本部長(イ・グンフン)に突き飛ばされ、怪我まで負ってしまう。
心身ともに限界の中、子どもを世話してくれたイ・イルリ(チン・ソヨン)とビョン・サンギュ(ホ・ジュンソク)に、ナジョンは胸の内を吐露。サンギュは「正しく生きることは戦いだ」と彼女を励まし、ナジョン夫婦の支えとなる。
ナジョンはついに反撃へ。カン社長とジョンシクの不正の証拠を掴むため、代行運転手になりすましブラックボックスのメモリ確保を図る。しかしその場で、酔ったイェナをジョンシクがタクシーに押し込もうとする“セクハラ現場”を目撃。ほんの一瞬迷ったが、車でタクシーを塞ぎ、ジョンシクの足を蹴り上げてイェナを救出する。イェナも「しつこく迫られた」と涙ながらに暴露し、ナジョンの家に保護される。
その夜、ギョンソンがナジョン宅を訪ね、「見逃してくれれば契約も出し、ウォンビンも即復帰させる」と取引を持ちかける。しかしナジョンは屈せず、「常務こそ、逃げたほうがいい」と一喝する。
翌日、イェナはナジョンと共に倫理委員会へ出席し、ジョンシクとギョンソンの脅迫・強要で偽証したと告白。会社は大騒動となり、ジョンシクはセクハラと不当行為で解雇、ギョンソンは辞表を提出。ウォンビンもソウル本社へ復帰が決まる。
しかし真相解明の直後、ジョンシクと社長が警察に連行され会社は再び混乱。そしてナジョン自身には、努力の末の成果にもかかわらず 「早期退職」の通告 が下される。
一方、ク・ジュヨン(ハン・ヘジン)は元夫オ・サンミン(チャン・インソプ)の義母から、彼が幼少期に受けた虐待と“マネキンへの執着”の理由を知らされ衝撃を受ける。理解できず責めてきた日々を振り返り、涙が止まらない。
またイルリはサンギュから正式なプロポーズを受けるが、早期閉経で妊娠が難しい事実を打ち明けられずに苦悩。子ども好きのサンギュが「イルリに似た娘が欲しい」と語ったことで、さらに思い悩むのだった。
■第10話見どころと視聴者の声
この回では、サンミンがジュヨンに靴を送るシーン。この靴は恋人時代にジュヨンがねだった靴。その時は「靴を贈ると逃げる」という迷信のために送らなかったが、今は離婚したから…という説明が辛い。またサンミンが幼少期に父親から受けた虐待のトラウマが原因で人形(マネキン)に執着していたという、悲しい事実も分かった。
コミカルな展開から始まった本作。終盤は、女性として母として妻として考えさせられるエピソードが沢山あった。
視聴者からも「真実を明らかにしたのに主人公が切ない結末を迎えるとは」」「キム・ヒソンの演技ヤバい!怒りじゃなく失望と絶望の間を完璧に表現」「家族か良心か…ナジョンでも悩む。結果に責任が伴うから」「親友たちのエピソードにも泣かされる」と熱い反応。といった感想が寄せられ、次回の展開への期待を高めている。
◇YouTube|TVCHOSUN DRAMA「다음생은없으니까 」EP11(第11話予告)
◇YouTube「다음생은없으니까」하이라이트(ハイライト映像)