全国1位は「UDT」、首都圏1位は「憎らしい恋」…月火ドラマ視聴率“逆転現象”、「次の人生はないから」も自己最高で有終の美
月火ドラマの視聴率推移に注目が集まっている。
17日、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、16日にENAで放送された「UDT:私たちの町の特殊部隊」(以下、「UDT」)第10話(最終回)の全国視聴率は5.0%を記録して、ミニシリーズ首位に立った。初回2.0%でスタートし、その後2.5%、3.7%と順調に上昇し、第5話で4.4%。その後4%台をキープし、最終回でついに5%に到達した。第6話と第9話で小幅下落した以外はほぼ毎回視聴率を更新した。
「UDT」は、「家族」と「町」を守るために立ち上がった元・特殊部隊員たちの奮闘を、笑いと感動を交えて描くアクションコメディだ。最終回では、チェ・ガン(ユン・ゲサン)やクァク・ビョンナム(チン・ソンギュ)ら町の特殊部隊の仲間たちが、町で連続発生した爆破事件を解決した。平和は町を取り戻したキユン市だったが、町の特殊部隊の仲間たちが屋台で祝杯を挙げている中、1台の車が暴走・爆発し、続編を期待させるエンディングだった。
「UDT」は全10話でU-NEXTで全話配信中だ。最終回のネタバレあらすじと見どころは【「UDT」を2倍楽しむ】で。
一方、先週1週間放送休止したtvN「憎らしい恋」第12話は4.7%で前回第11話(4.4%)から小幅上昇したものの全国では月火ドラマ2位となったが、首都圏では5.0%を記録し、「UDT」(4.7%)を上回る逆転現象を見せた。
「憎らしい恋」は、正義漢の刑事イメージに囚われてしまった国民的トップスターと、正義に命をかける熱血芸能部記者が、初めは反発し合いながらもお互いの偏見を乗り越え、徐々に理解し合い恋へと発展していくロマンティックコメディだ。
第12話では、イム・ヒョンジュン(イ・ジョンジェ扮)の告白に戸惑い、混乱するウィ・ジョンシン(イム・ジヨン扮)の姿が描かれた。放送のラストでは、突然の騒ぎによりパニックに陥ったイム・ヒョンジュンを、ウィ・ジョンシンが温かな手つきでなだめるシーンで幕を閉じ、混乱を乗り越えた二人が互いにとって慰めと癒やしの存在となれるのか、視聴者の関心を高めた。
「憎らしい恋」は全16話構成で、毎週月・火曜20時50分から放送、その後Prime Videoで独占配信中だ。この回のネタバレあらすじと見どころは【「憎らしい恋」を2倍楽しむ】で。
「次の人生はないから」は、育児との戦いと、マンネリ化した職場生活に疲れ切った41歳の3人の友人たちが、“より良い人生の完成(=完生)”を目指して繰り広げるドタバタ・コメディ成長記。
最終回は、チョ・ナジョン(キム・ヒソン)、ク・ジュヨン(ハン・ヘジン)、イ・イルリ(チン・ソヨン)が、友情と愛、家族まで自身の人生と幸せを探し、希望通りの第2の人生を生きる様子が描かれた。
「次の人生はないから」は全12話でU-NEXTで全話独占見放題配信中だ。この回のネタバレあらすじと見どころは【全話あらすじ・見どころ】で紹介する。
今回の月火ドラマは、全国と首都圏で首位が入れ替わる“逆転現象”が起きる結果となった。最終回で5.0%を記録した「UDT」が全国首位に立つ一方、「憎らしい恋」は首都圏で強さを見せ、「次の人生はないから」も自己最高視聴率で幕を閉じるなど、最後まで激しい視聴率争いが繰り広げられた。