「プロボノ」チョン・ギョンホ、義父に性的暴行された嫁の追放に“激怒”、韓国に亡命?視聴率7.9%に急騰【第6話ネタバレ】

07時35分ドラマ
画像:tvN「프로보노」HP EP6より

2月21日放送のtvN土日ドラマ「プロボノ:アナタの正義救います!」(프로보노)第6話では、カン・ダウィット(チョン・ギョンホ)が真の公益弁護士として再び立ち上がる姿が描かれた。Netflixでも配信中のこの回のあらすじと見どころを紹介する。(ネタバレあり)

第5話で視聴率を4%台まで落としたが、ニールセンコリアによると、第6話の視聴率は全国7.9%、首都圏7.4%を記録。同時間帯1位、およびミニシリーズ首位に立った。その他の番組の視聴率は【韓国TV視聴率TOP10】で紹介。

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「プロボノ」(脚本:ムン・ユソク/演出:キム・ソンユン))は、出世に執着する“インフルエンサー判事”が、ひょんなことからローファームの公益弁護士(プロボノ)になってしまうことで始まる物語。行き場を失った被害者たちの味方となり、その声を代弁する物語。【「プロボノ:アナタの正義救います!」を2倍楽しむ】では、制作発表会や各種動画・写真、全話あらすじと見どころ、視聴率などまとめている。

■キャストキャスト・キャラクターを人物相関図・画像付きで徹底紹介
カン・ダウィット役:チョン・ギョンホ
パク・キップム役:ソ・ジュヨン
オ・ジョンイン役:イ・ユミョン
チャン・ヨンシル役:ユン・ナム
ユ・ナンヒ役:ソ・ヘウォン
ファン・ジュヌ役:カン・ヒョンソク
 ほか

■第6話(ネタバレあり)
프로보노画像:tvN「프로보노」HP EP6より
プロボノチームは国際結婚したカヤ(チョン・フェリン)の離婚訴訟で窮地に立たされた。検事出身の弁護士ウ・ミョンフン(チェ・デフン)が、カヤには結婚前に出産経験があると暴露したのだ。しかしその出産はカヤが14歳のとき、加害者が32歳の成人男性で、彼女は拉致され望まぬ出産を強いられた事件によるものだった。

ウ・ミョンフンは「重大な事実を隠したまま結婚するのは問題だ」と主張したが、これに対してカン・ダウィットは次のように反論した。
「出産の経歴を相手に知らせることが重要なのは確かだ。だが、その“常識”さえも、憲法の保障する基本的人権の前では例外があるべきではないか。性暴力被害者に自らその過去を明かせと強要するのが人間のすることか?」

さらに彼は、「児童性暴力の被害者が結婚後に再び義父から性的暴行を受け、もはや継続不可能な婚姻関係を終わらせようとする訴訟」である点を明確にし、「私の常識では、それは『逆ギレ』であり卑劣な報復だ」と厳しく批判した。

ダウィットはカヤに「この訴訟は勝てないかもしれない」と告げたが、カヤは「それでもいい。生まれて初めて、誰かが私のために戦ってくれた」と感謝を述べた。それを見ていたパク・ギップム(ソ・ジュヨン)は「今、真の公益弁護士としての第一歩を踏み出したようですね。勝てないとわかっていても戦う、それが“公の弁護士”です」と祝福の言葉をかけた。

幸いにも、裁判所はカヤの訴えを認めた。
しかしウ・ミョンフンは控訴し、「カヤが誘拐された後、なぜ加害者の家から逃げなかったのか」と責め立てた。カヤは一度逃げたものの、父親の反対で戻り、9か月間暮らした後に再び逃げ出したという。それに対しウ・ミョンフンは「両親が認めた安定した関係だ」と悪質な発言をし、彼女の心を傷つけた。

カヤに詐欺結婚と強制送還の判決が下された。プロボノチームは憤慨し、ダウィットは大法院(最高裁)まで戦う意思を示した。

カヤの義父に対する性的暴行容疑の判決は、最終的に懲役3年・執行猶予5年という結果に終わった。さらに上告が棄却され、カヤの結婚は取り消しとなり、結婚ビザも無効化されて強制送還の危機に陥った。

これを阻止するため、カン・ダウィット率いるプロボノチームはあらゆる手段を講じて奔走した。夜を徹して方法を探ったものの、最終的にカヤの追放は確定してしまう。

出国直前、カン・ダウィットが打ち出した妙案は「亡命」だった。「難民法第5条6項によれば、難民申請者は認定結果が確定するまで韓国国内に滞在できる」と説明し、法廷でこう訴えた。カヤの出国直前、プロボノチームは「難民不認定処分取り消し」訴訟を起こした。チョ・ガンヨル裁判官(イ・ウォンジョン)は「迫害を受けたのに、なぜ同じ韓国で難民申請をするのか」と理解できない様子だったが、カン・ダウィットは「それが本当に“大韓民国”ですか?」と問い返した。「加害者をかばう国ではなく、自由で正義ある韓国へ亡命するのだ」と。

彼は「裁判では負けても、事件としては勝つ」と信じていた。
世界難民の日の大統領の国連演説を前に世論を動かそうという戦略でもあった。彼の読みは的中した。多くの弁護士が共同代理人として加わり、これまで彼らに救われた被害者たちも参加した。

ついに、難民不認定処分の取り消し判決が下され、法務部も「訴えを取り下げればカヤの問題を責任もって解決する」と申し出た。しかし一方で、オ・ギュジャン(キム・ガプス)はオ・ジョンイン(イ・ユヨン)にプロボノチームの解散を指示した。

■見どころと視聴者の声
この回の見どころはダウィットの「韓国亡命」について法廷での演説だが、最終的な判決を言い渡したチョ・ガンヨル裁判官役でイ・ウォンジョンが演じた。最後の判決とカヤにかけた言葉にも注目したい。
「私はこの35年間、まさに自由で正義ある大韓民国の裁判官として歩んできたようだ。被告が原告に下した難民不認定処分を取り消す。訴訟費用は被告の負担とする」と宣告し、カヤの勝訴を言い渡した。そして「カヤさん、これまでつらかっただろう。申し訳ない。そしてありがとう。韓国に来てくれて」と言葉を残し、静かに裁判室を後にした。

視聴者からも「チョン・ギョンホの演技圧巻、現実司法批判が刺さる」や「チョ・ガンヨル裁判官の判決が胸に響いた」の声が聞かれた。

なお、この回ではオ&パートナーズ」の創設者にして、法曹界の頂点に君臨するオ・ギュジャン役でキム・ガプスが登場した。ギュジャンは、「カン判事が来てから退屈する暇がない」と意味深な一言を口に、代表で娘のオ・ジョンイン(イ・ユヨン)にプロボノチームを「解体せよ」と命じた。果たしてプロボノチームはどうなるのか?後半戦に向けても目が離せない。

キム・ガプス、冷酷無比な“法曹界の頂点”として「プロボノ」に降臨


tvN「プロボノ」第7話は、12月27日放送、その後Netflixにて配信される。

tvN「프로보노」HP

kandoratop【作品詳細】【「プロボノ:アナタの正義救います!」を2倍楽しむ】