「スプリング・フィーバー」4.8%好発進 vs 「アイドルアイ」3.5%自己最高 ロマンスの方向性が分かれた1週目

01月06日08時45分ドラマ
tvN「스프링 피버」、ENA「아이돌아이」

1月第1週、韓国ドラマ界ではロマンス色の異なる2作品が視聴率で明暗を分けた。

tvN新月火ドラマ「スプリング・フィーバー」は初回4.8%で力強いスタートを切り、一方、Genie TV・ENA月火ドラマ「アイドルアイ」は第5話で自己最高3.5%を記録し、上昇気流に乗っている(ニールセン・コリア、全国視聴率調べ)。



視聴率比較:初速の「スプリング・フィーバー」、積み上げ型の「アイドルアイ」
・スプリング・フィーバー
 初回:全国平均4.8%/最高6.1%
 20~49歳男女視聴率:全チャンネル同時間帯1位
・アイドルアイ
 第5話:全国・首都圏3.5%(自己最高)
初回から高い注目度を集めた「スプリング・フィーバー」に対し、「アイドルアイ」は回を重ねるごとに関係性を深め、数字を積み上げてきたタイプの作品だ。

「スプリング・フィーバー」:予測不能な男が日常を揺さぶる
スプリングtvN「스프링 피버」「スプリング・フィーバー」は、地方で静かに暮らす元人気教師ユン・ボム(イ・ジュビン)と、豪快で型破りな男ソン・ジェギュ(アン・ボヒョン)の出会いから始まるロマンティック・コメディ。

かつてソウルで“人気教師”として知られていたユン・ボム(イ・ジュビン)は、ある出来事をきっかけに地方の町・新寿邑へと移り住み、目立たず静かに暮らしている。村ではなぜ都会を離れたのか分からない存在として噂の的となり、彼女自身も夜ごと悪夢にうなされ、過去の傷を抱えている様子がうかがえる。

そんなボムの前に現れたのが、甥を溺愛する豪快な男ソン・ジェギュ(アン・ボヒョン)。学校を訪れた彼は、その圧倒的な体格と率直すぎる物言いで周囲を動揺させ、担任教師であるボムとも強烈な第一印象を残す出会いを果たす。

恐怖と勘違いから始まった関係は、深夜の再会や思いがけない優しさを通じて、少しずつ変化していく。ジェギュはボムに対して一切の駆け引きをせず、直球で感情を示す一方、二人には“過去にすでに出会っていた可能性”が示唆される。

平穏を求める女性と、予測不能な男。対照的な二人が惹かれ合う中で、ボムが抱える過去とジェギュの真意が今後の物語の鍵となっていく。

初回では“体格差ケミ”とアン・ボヒョンの新鮮なキャラクター性が話題となり、視聴率でも即座に結果を残した。

※詳しいあらすじと見どころは、2話放送後【全話あらすじと見どころ】で紹介する。

「アイドルアイ」:信頼を選ぶロマンス×サスペンス
アイドルアイENA「아이돌아이」一方の「アイドルアイ」は、事件に巻き込まれた元アイドルのド・ライク(キム・ジェヨン)と、彼を支える弁護士マム・セナ(チェ・スヨン/少女時代)の関係を軸にしたロマンス・サスペンス。

世間から疑いの目を向けられるライクは、自分を“中身を知れば失望される存在”と卑下し、誰にも心を許さずに生きてきた。一方のセナは、職業的立場と個人的感情の狭間で揺れながらも、危機のたびにライクの味方であり続ける。

第5話では、事件をめぐる偽証や裏切りが明るみに出る中で、セナが立場上ライクを守れなくなる状況に追い込まれる。それでも彼を守るため、セナは自らの居場所を捨てる決断を下し、二人の関係は大きな転機を迎える。

ライクは仲間との確執や過去の後悔に苦しみながらも、セナの揺るがぬ信頼に支えられ、「自分はやっていない」という信念を取り戻していく。
そして終盤、別の選択肢が提示される中で、ライクは迷いを断ち切り、セナの手を取る。“誰を信じ、どこに立つのか”という選択が、事件の真相と恋の行方を同時に動かしていく。

感情の積み重ねと信頼の選択が丁寧に描写され、視聴者の共感を集めた結果、自己最高視聴率3.5%へとつながった。

即効性か、持続力か——対照的な視聴率の伸び方
「スプリング・フィーバー」は、初回からキャラクターとケミストリーで一気に引き込む“即効型ロマンス”。対する「アイドルアイ」は、人物の内面と関係性を積み重ね、物語の深まりとともに数字を伸ばす“成長型ロマンス”と言える。
スタートダッシュで優位に立つ「スプリング・フィーバー」がこの勢いを維持できるのか、あるいは「アイドルアイ」が今後さらに視聴率を押し上げるのか。ロマンスの描き方の違いが、今後の数字にどう反映されるのか注目される。

※詳しいあらすじと見どころは【全話あらすじと見どころ】で紹介する。

なお、「スプリング・フィーバー」はPrime Videoにて、「アイドルアイ」はNetflixにて独占配信中だ。

【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマはこちら】 / 【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】