初回視聴率18.2%の好発進!ドラマ「てっぱん」第1週ダイジェストと第2週PR動画公開-NHK

2010年10月06日09時55分ドラマ
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9月27日スタートのNHK連続テレビ小説「てっぱん」の初回放送が18.2%、週平均で17.7%を記録する好発進となり、この週のダイジェストと次週予告動画が公開されている。この数字は前クールの「ゲゲゲの女房」を上回る数字となっており、このドラマも引き続き人気を獲得するものと期待されている。

10月2日には同局の情報番組「土曜スタジオパーク」に主人公の瀧本美織が出演して、初回視聴率の話題に触れて「たくさんの方が見て下さってるという実感が数字に表れてるのかな。今まで助走してきて、『よーいドン』で走りだしたようです」と笑顔で答えて嬉しさをあらわにしていた。番組内ではお好み焼きを司会のビビる大木に指導するコーナーで「わたしのより大木さんのほうがおいしそう…」とつぶやいて場を和ませるなど終始笑いの絶えない明るい雰囲気だった。
ドラマ第1週では主人公・村上あかりが祖母である田中初音(富司純子)の登場で自分が養氏であった事を知るという衝撃の展開から始まる。瀧本の若々しくフレッシュな演技に、脇のベテラン俳優たちがしっかり土台を固めているのも人気の一つだろう。富司演じる初音は大阪のどこかはすっぱな女性であり、往年の名作「緋牡丹博徒」のお竜を思わせる活きの良さを上の世代では懐かしく、若い世代では新鮮に感じる事だろう。あかりの父を演じるエンケンこと遠藤憲一も、この作品では子供思いの温かい父親役を演じており、あちこちで自分でも「犯人役かすぐ死ぬ役」が多かったと自嘲するこれまでのイメージとは違った役どころを演じて好感を集めている。
次週では尾道の家族へのためと地元での就職を決意するあかりだが、担任には大都市の大阪での就職を勧められるという進路の悩みに行き当たる。こうした部分は地方都市に住む多くの人がかつて、またはこれから乗り越える問題でもあり、そうした身近な問題が主人公の身に起こることでより一層視聴者の興味を惹く部分が多いのだろう。
これまで血のつながりを信じて疑わなかった家族と自分について葛藤するあかりがどう行動するのか、次週も目の離せない展開だ。

NHK連続テレビ小説「てっぱん」は月~金の午前8時から、再放送は同日午後12時45分から。ダイジェスト動画と次週予告はNHKテレマップMOVIEで視聴出来る。


NHKテレマップMOVIE 「てっぱん」第1週ダイジェスト&第2週PR動画