「華麗な日々」最終回で視聴率が急騰した理由 20.5%で自己最高、有終の美を飾る

09時03分ドラマ
写真:「배우 정인선 팬페이지」公式Xより

KBS2週末ドラマ「華麗な日々」(화려한 날들)が、自己最高となる視聴率20.5%を記録し、幕を閉じた。(最終回、一部ネタバレあり)



「華麗な日々(화려한 날들)」は、それぞれ異なる意味で出会った“華やかな日”について、世代を超えた共感を描く家族メロドラマだ。

最終回簡単あらすじ
最終回では、イ・サンチョル(チョン・ホジン)が、息子イ・ジヒョク(チョン・イル)の知らせを聞き、急いで向かう途中で交通事故に遭う。手術を受けるも脳死状態となったサンチョルは、最期に自らの心臓を息子に移植することを選び、その命を終えた。

父の犠牲によって命をつないだジヒョクは健康を取り戻し、過去の傷を抱えながらも第2の人生を歩み始める。悲しみと希望が交錯する中で、家族それぞれが前を向いて進んでいく姿が描かれ、物語は静かな余韻を残して完結した。

この回の詳しいあらすじと見どころ、視聴者の声などは【全話あらすじ・見どころ】で紹介する。

「華麗な日々」最終回で視聴率が急騰した理由
① “20%目前”が生んだ視聴者の回帰

「華麗な日々」は初回13.9%からスタートし、中盤以降、18〜19%台を安定して維持していたものの、20%の壁をなかなか越えられずにいた。
そのため最終回直前には、「最後は20%を超えるのか」という記録達成への関心が自然発生的に高まり、途中離脱していた視聴者やライト層が最終回に戻ってきたと考えられる。
韓国の週末ドラマでは、この大台目前効果が最終回視聴率を押し上げる典型例が多い。

② チョン・ホジン退場という“感情の山場”
最終回では、物語の象徴的存在だったイ・サンチョル(チョン・ホジン)が死亡し、息子に心臓を託す展開が描かれた。チョン・ホジンは中高年層の視聴者からの信頼が非常に厚い俳優であり、
・父の死
・親から子への継承
・犠牲による再生
という王道モチーフが、週末ドラマの主要視聴層と強く噛み合った。

③ “回復と再生”で終える安心設計
最終回では、ジヒョク(チョン・イル)が心臓移植を受けて回復し、第2の人生を歩み出す姿が描かれた。悲劇で終わらせず、
・死を描く
・しかし希望で締める
という構成は、家族視聴が中心の週末ドラマにおける最も安全で強い終幕パターン。「見終えた後に後味が良い」最終回であることが、幅広い層の視聴を後押しした。

④ “積み上げ型ドラマ”としての信頼感
「華麗な日々」は、初回13.9%から大きな急騰はなく、回を重ねるごとに少しずつ数字を積み上げてきた作品だ。派手な展開よりも人間関係と感情を丁寧に描いてきたことで、「最後まで見れば、きちんと着地してくれる」という視聴者の信頼が形成され、最終回でその期待が一気に回収された形となった。

⑤ 後続作への“引き継ぎ効果”もプラスに作用
後番組「愛を処方いたします」の初回放送が目前に控えていたことも、視聴者の関心を高めた一因だ。週末ドラマ枠では、「今作の結末を見届ける → 次作もチェックする」という視聴習慣が根強く、枠全体への注目度が最終回視聴率を底上げしたとみられる。


こうした長期的な信頼の積み重ねと、感情の山場を押さえた最終回構成が重なり、「華麗な日々」は魔の20%”を超える自己最高視聴率で有終の美を飾ったといえる。

なお、パク・ギウンとチン・セヨン主演で、現代版ロミオとジュリエットと話題の「愛を処方いたします」は1月31日よりKBS2週末ドラマとして放送去れる予定だ。

KBS2「화려한 날들」HP

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