Netflix「サラ・キムという女」シン・ヘソン&イ・ジュニョク8年ぶり再会で言葉を超えた信頼【制作発表会動画・まとめ】

09時20分ドラマ
YouTube|iMBC연예「레이디 두」제작발표회 포토타임フォトタイム)より

2026年2月10日、ソウル中区アンバサダー・ソウル・プルマンホテルにて、Netflixシリーズ「サラ・キムという女」(原題:레이디 두아)の制作発表会が開催された。YouTubeにて発表会動画が公開されたのでレポートしよう。

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会場には、演出を手がけたキム・ジンミン監督、主演のシン・ヘソン、イ・ジュニョクが登壇。MCはパク・キョンリムが務め、作品の世界観やキャラクターへのアプローチ、8年ぶりの再共演となる二人の関係性まで、率直な言葉で語られた。

サラキムYouTube|iMBC연예「레이디 두」제작발표회 포토타임フォトタイム)より

「サラ・キムという女」は華やかな名声を手に入れようと心に誓った高級ブランドの地域CEOサラ・キムと、彼女の虚栄心の奥にある真実を執拗に追う刑事の姿を描くミステリー。欲望、執念、視線、そして真実――人間の奥底に潜む感情を、最後まで掘り下げる作品だ。

■ キム・ジンミン監督が語る「欲望を描き切る」という覚悟
キム・ジンミン監督は本作を「人間の欲望そのものをドラマにした作品」と位置づける。
欲望を追う者と、その欲望を追う者を追う存在。物語は多層的に絡み合いながら進行し、「視聴者自身の欲望も、このドラマと一緒に解放してほしい」と語った。

演出を引き受けた決め手は脚本だったという。
「先が読めない構成で、今ではなかなか出会えないタイプの台本だった。自分にできるか不安もあったが、だからこそ挑戦したかった」と振り返る。

■ “信じ切る”ことで生まれた、俳優との関係性
監督が何度も口にしたのが、俳優への「信頼」だ。
特にシン・ヘソンについては、「一人の人物を多面的に演じるには、俳優自身の潜在力が不可欠。その点で、彼女を疑う理由は一切なかった」と断言する。

さらに、イ・ジュニョクについては「この作品におけるムギョンの視線は、そのまま視聴者の視線。誰が演じるかでドラマの色が決まる」と語り、非常に重要な役割を担っていることを強調した。

実際、イ・ジュニョクは現場でも積極的に質問を重ね、理解できない部分を曖昧にしなかったという。
「その鋭さが、演出のバランスを保つ助けになった」と監督は感謝を口にした。

■ 美術・撮影が支えた“高級感”という説得力
本作の大きな特徴のひとつが、洗練されたビジュアルだ。
キム監督は「視聴者の目線で納得でき、美しく、なおかつ高級に見えなければならなかった」と語り、美術・撮影・照明スタッフとの密な協業を強調。
完成した映像については「拍手を送りたいほど」と満足感をにじませた。

■ シン・ヘソンが惹かれた“多層的な女”サラ・キム
シン・ヘソンは出演の決め手として、ジャンル性とキャラクターの構造を挙げた。
謎めいた事件が一人の女性を中心に回っていく点、そしてサラ・キムが複数の顔を持つ人物である点に強く惹かれたという。

サラ・キムは、名品ブランド「ブドゥア」のアジア支社長。
「誰もが知っているが、誰も本当の姿を知らない存在。ブランドそのもののような人物」と表現し、「すべての事件の鍵を握るキャラクター」だと語った。

演じるうえでは解釈に悩み続けたというが、最終的には演技の振れ幅よりも、衣装やメイクによる“視覚的変化”でアイデンティティを表現する選択をしたと明かす。

■ 衣装・メイクが完成させた“もう一つの演技”
シン・ヘソンは、衣装・メイクスタッフへの感謝を繰り返した。
「自分のアイデアより、スタッフの提案のほうが圧倒的に多かった。これまで見せたことのない表情を引き出してくれた」と語り、「一生分のメイクを全部やった気分」と笑顔を見せた。

■ 8年ぶりの再会で生まれた、言葉を超えた信頼
イ・ジュニョクとの再共演については、「秘密の森~深い闇の向こうに~」当時との違いを率直に語った。
「あの頃は必死でついていくだけだった。でも今は、言葉にしなくても分かり合える信頼がある」とし、時間の積み重ねの大きさを実感したという。

後半に登場する1対1のシーンについては、「これまでで最も集中した瞬間だった」と振り返り、相手の集中が“見える”ほどの緊張感だったと明かした。



■ イ・ジュニョクが挑んだ“欲望を持つ刑事”ムギョン
イ・ジュニョクは、欲望を持つ人物を演じることへの関心が出演理由だったと語る。
ムギョンは、事件以降、執念深く真実を追い続ける刑事でありながら、社会的なシステムに抑圧されている存在だ。

「常に人を追い、出会い続ける役。バランスを取ることが何より難しかった」とし、監督との対話を通じて、視聴者との距離感を丁寧に調整していったという。

■ 後半で交差する緊張と感情
シン・ヘソンと本格的に対峙するシーンは後半に集中している。
イ・ジュニョクは「それまで積み重なった感情が一気に噴き出し、緊張と高揚が混ざった“痛み”のような感覚だった」と表現した。

厳しくも濃密な撮影を経て、「すべてを終えた今、本当に良い作品だったと心から思える」と語った。

■ “人生の名品”とは何か
制作発表会の終盤、シン・ヘソンは「名品」についての個人的な考えも語った。
「大切に築かれた家庭こそが、人生の名品だと思う。私にとっての名品は家族です」

欲望を描きながらも、最終的に浮かび上がるのは“人が本当に欲するものは何か”という問いだ。

Netflixシリーズ『レディ・ドゥア』は、2026年2月13日(金)17時より世界同時配信。

欲望を追う女と、その欲望を追い詰める刑事。二人の視線が交錯する先に、どんな真実が待っているのか――最後まで目が離せない。

YouTube|레이디 두아 제작발표회(制作発表会動画一覧)
YouTube|iMBC연예「레이디 두」제작발표회 포토타임(フォトタイム)

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