「朝鮮心医ユ・セプン」(全31話版)第13話~第15話:断邪草の真実を暴くために漢陽へ|ネタバレ・見どころ
キム・ミンジェ×キム・ヒャンギ主演の韓国ヒューマン時代劇「朝鮮心医ユ・セプン」の全31話版の第13話~第15話のあらすじと見どころを紹介、予告映像はYouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】
「朝鮮心医ユ・セプン」は、李氏朝鮮時代を舞台に韓国tvNで2022年にシーズン1(全12話)、2023年にシーズン2(全10話)に分けて放送されたヒューマン時代劇。
※2026年2月3日から、BSテレ東とテレビ大阪とで放送される全31話版で、シリーズをまとめて再編集。
【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと時代背景や見どころ、ネタバレなしのあらすじなどまとめている。
キャスト
ユ・セプン役/本名ユ・セヨプ:キム・ミンジェソ・ウヌ役:キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役:キム・サンギョン
マンボク役:アン・チャンファン
ばあちゃん役:チョン・グクヒャン
ナメさん役:ヨン・ボラ
イップン役:キム・スアン
チャングン役:ハン・チャンミン
ほか
■第13話~第15話の見どころ
後半に向かう第13話から第15話は、村での“心医”としての物語と、王宮を巡る陰謀が本格的に交錯し始める重要な三話。癒やしの物語から、真実を暴く戦いへと物語の色が大きく変わる転換点となる。まず第13話~第14話では、セプンが「人を救う医師」であることの意味が改めて問われる。刺鍼ができないという弱さを抱えながらも、脈と心に向き合い続ける姿勢は揺るがない。一方で、父ユ・フミョンの死に関する疑念が再燃し、先王の最期を巡る不審点が少しずつ浮かび上がる。村の事件を解決する爽快感と同時に、都へと続く不穏な影が濃くなっていく構成が緊張感を高める。
そして第15話では、ウォルの証言によって物語が大きく動く。言葉を失っていた彼女がついに声を取り戻し、「蝶々飾りの黒い紐の男」という決定的な手がかりを明かす場面は最大の山場。セプンが抱え続けてきた“父を死なせたのは自分ではないか”という罪悪感が揺らぎ、事件が陰謀であった可能性が濃厚になる。
しかし希望の光が見えた直後、ウォルは口封じの犠牲となる。守れなかった命への後悔に打ちのめされながらも、ウヌの言葉に支えられ、セプンはついに漢陽へ向かう決意を固める。癒やしの医師から、真実を追う当事者へ――。この三話は、物語が“心を治す物語”から“正義を取り戻す物語”へと舵を切る、決定的なターニングポイントである。
■第13話
断邪草の真実を暴くため、セプンは漢陽へ向かう決意を固める。ウヌも同行を申し出るが、危険に巻き込みたくないセプンはそれを拒む。ところがその直後、ウヌが何者かに襲われ、漢陽行きは延期となる。知らせを聞いた監察御史チョ・シヌ(チョン・ウォンチャン)が駆けつけ、ウヌを挟んでセプンと緊張が走る。互いに牽制しながらも、二人は犯人探しで協力することに。シヌは、セプン抹殺のためウヌが利用された可能性を示唆する。泥棒が逃げ込んだとされる両班の家を訪ねるが、夫人は侵入者を否定し追い返す。しかし違和感を覚えたセプンは、娘ヨンファに会う。彼女は部屋で倒れており、使用人は昨夜「人さらい(ポッサム)」未遂があったと打ち明ける。
再訪すると、夫人は激怒し、未亡人のウヌを侮辱する。だがヨンファが再び発作を起こし、ウヌの鍼で落ち着く。現場には不審な髪飾りが残されていた。その夜、再び怪しい男が現れるが、皆で撃退。翌朝、ケス医院に高価な薬材が落ちているのを見つけ、ウヌは犯人が薬草採りだと推測する。
一方、イム座首(キム・ヒョンムク)は左議政チョ・テハク(ユン・ソンジュ)に接触し、シヌの動きを報告。左議政はなぜセプンがまだ生きているのかと問い詰め、事態は水面下で緊迫する。
セプンは山で倒れていた薬草採りの男ムヨン(イ・ギュヒョン)を救う。彼はヨンファと同じ症状を示していた。再びヨンファを診たセプンとウヌは、真実にたどり着く。人さらい騒動は、身分違いの恋に落ちたヨンファとムヨンの駆け落ちだったのだ。父亡き後、家門再建のため外出を禁じられたヨンファ。二人は引き裂かれ、恋煩いの末に心身を病んでいた。
ムヨンは自分よりもヨンファの身を案じ続ける。二人の病が“恋煩い”だと知ったウヌは、漢陽行きを遅らせたことを詫びながらも、「それでも行くのですね」と寂しさをにじませる。使命と想いの間で揺れるセプンの決意が、静かに試される回となった。
■第14話
断邪草の真相を探るジハンは、この薬草が先王毒殺に使われたという危険な噂を耳にし、セプン(セヨプ)の父ユ・フミョン(チャン・ヒョンソン)がどこまで真実に迫っていたのか思いを巡らせる。一方、ウヌの父で県令のソ・ヒョンリョン(キム・ハクソン)は、薬草採りの男ムヨン(イ・ギュヒョン)を捕縛する。ムヨンは逮捕をヨンファに知らせないでほしいと懇願するが、セプンは監察御史チョ・シヌ(チョン・ウォンチャン)に頼み込み、一時釈放を実現させる。ウヌはヨンファ(チョン・ヘヨン)に本心を打ち明けるよう促し、自らもセプンへの想い「行かないでください。今のようにそばにいてください」と告げる“見本”を示す。その言葉に背中を押され、ヨンファも月に向かって愛を叫ぶ。ムヨンはその声を聞き、二人は互いの想いを確かめ合って去っていく。だがシヌは激怒し、恋情を理解しないと突き放される。
その頃、左議政チョ・テハク(ユ・ソンジュ)は、先王毒殺の証拠である披鍼をシヌが所持していると知り、イム・スンマン(キム・ヒョンムク)を動かす。セプンはウヌに、先王を救えなかった過去と鍼が打てなくなった理由、命を狙われている現実を明かし、それでも真実を追うため漢陽へ行く決意を告げる。ウヌは共に進むと微笑む。
しかしその直後、シヌは左議政の刺客とスンマンに襲われ重傷を負う。逃走の末に披鍼を落とし、それはスンマンの手に渡る。瀕死のシヌを救ったセプンは、変色した披鍼が父フミョンのものだったと聞き衝撃を受ける。
やがて王(オ・ギョンジュ)が密かにケス医院を訪れる。王は旧友としてセプンに会い、先王の死の証人である女官ウォル(パク・セヒョン)の治療を託す。心を閉ざすウォルの胸のほくろから、彼女がかつてセプンが救った女官だと気づく。陰謀の核心に迫る証人を守る使命を負い、セプンの戦いは新たな局面へと進む。
■第15話
ウォルがケス医院にいると知ったスンマンは、左議政にその事実を報告する。言葉を失ったままのウォルは、セプンのことを覚えていた。彼女の心の傷を癒やそうと考えたセプンは、故郷へ連れて行くことを決意する。しかし故郷に近づいた瞬間、ウォルは凄惨な過去を思い出し激しく取り乱す。それでもセプンは優しく寄り添い、ケス医院の仲間たちと共に彼女の家へ向かう。家は荒れ果て血痕も残っていたが、ナメ(ヨン・ボラ)たちが整え、温かな食卓を囲むことでウォルの表情は次第に和らいでいく。その夜、彼女は耳の聞こえない父と絵で語り合っていた日々を思い出す。セプンは、先王に鍼を打った自分のせいで父を死なせたのではないかという罪悪感、さらにウォルの不幸も自分が招いたのではないかと涙ながらに告白する。ウォルはそっと彼に手を重ね、やがて勇気を振り絞って声を取り戻す。「先生は悪くない。先生のお父上は蝶々飾りの黒い紐をした男に殺されました」と告げるのだった。
だがその矢先、左議政とスンマンが口封じのためウォルを襲撃する。セプンはウヌに家族を託し、ウォルを連れて逃亡。自ら囮となって追手を引きつけるが、戻ったときウォルの姿はなかった。やがてシヌが彼女の亡骸を担いで現れる。激昂するセプンをウヌが「誰がウォルの仇を取るのですか」と制止する。深い自責に沈むセプンは、それでも真実を暴く決意を固め、漢陽へ向かうことを選ぶ。ウヌもまた彼に同行を申し出る。二人は、父の死とウォルの無念の真相を明らかにするため、ついに都へと歩み出す。
ついにセプンは真実を暴くため漢陽へ向かう決意を固め、ジハンに馬の手配を頼む。するとウヌが現れ、都を追われた彼一人では入れないと告げ、自らも同行を申し出る。二人は、すべての因縁に決着をつけるため、新たな戦いへ踏み出すのだった。
◇YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画
【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】