「朝鮮心医ユ・セプン」(全31話版)第19話~第21話:セプンの医師としての信念とウヌとの絆がいっそう深まる|ネタバレ・見どころ
キム・ミンジェ×キム・ヒャンギ主演の韓国ヒューマン時代劇「朝鮮心医ユ・セプン」の全31話版の第19話~第21話のあらすじと見どころを紹介、予告映像はYouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】
「朝鮮心医ユ・セプン」は、李氏朝鮮時代を舞台に韓国tvNで2022年にシーズン1(全12話)、2023年にシーズン2(全10話)に分けて放送されたヒューマン時代劇。
※2026年2月3日から、BSテレ東とテレビ大阪とで放送される全31話版で、シリーズをまとめて再編集。
【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと時代背景や見どころ、ネタバレなしのあらすじなどまとめている。
キャスト
ユ・セプン役/本名ユ・セヨプ:キム・ミンジェソ・ウヌ役:キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役:キム・サンギョン
マンボク役:アン・チャンファン
ばあちゃん役:チョン・グクヒャン
ナメさん役:ヨン・ボラ
イップン役:キム・スアン
チャングン役:ハン・チャンミン
ほか
■第19話~第21話の見どころ
第19話~21話は、宮廷ミステリーと人間ドラマが交差し、セプンの医師としての信念とウヌとの絆がいっそう深まる展開だ。幽霊騒動から始まった王宮の集団中毒事件は、恐怖に揺れる王と、誤診を認めない内医院の対立を浮き彫りにする。セプンとジハンは、女官たちの症状の裏に毒草・仙女草と井戸水を利用した陰謀を突き止め、ウヌの鋭い観察眼が事件解決の決定打となる。幽霊の正体が暴かれる過程は、サスペンスとしての緊張感と、医療ドラマとしての推理の面白さが同時に味わえる見どころだ。
一方で、翁主やチョン医官の登場による小さな嫉妬や再会のときめきなど、セプンとウヌの恋模様も丁寧に描かれる。離れていた一年の想いが再び重なり、互いを必要とする気持ちがよりはっきりと形になる。
そして第21話では、御医による追放要求という大きな壁が立ちはだかる。セプンは「病の原因は恐れにもある」と堂々と訴え、都を離れても医の道を貫く決意を示す。ケス医院の仲間たちとソラク村へ戻る展開は、新たな物語の幕開けを予感させ、医師として、人として成長したセプンの姿が心に残る重要章となっている。
――事件、恋、信念が一体となったこの3話は、作品のテーマを凝縮した転換点と言えるだろう。
■第19話
王宮では幽霊を見たという噂が広まり、女官たちが次々と倒れる怪事件が起きる。体調不良はまるで疫病のように広がり、王は恐怖に震えながらもセプンとジハンを呼び、原因究明を命じる。内医院は「雀乱」と診断して面目を保とうとするが、セプンとジハンは吐しゃ物を調べ、これは病ではなく毒による中毒症状だと見抜く。しかし御医たちは薬材の提供を拒み、責任を料理係の女官ドッキに押し付けようとする。セプンは彼女をかばい、幽霊が現れた中宮殿との関係を探り始める。その頃、父と共に漢陽へ来たウヌは、船着き場で倒れた男を救い、医師としての成長を見せる。一方、王宮の仮設診療所では原因がつかめずセプンは焦りを募らせるが、誰もいないはずのケス医院に現れたウヌと再会し、思わず抱きしめて喜ぶ。久々の夕餉を囲み、川辺で指輪とかんざしを交わしながら互いの無事を確かめ合う二人。だが王宮の異変を知ったウヌは、真相解明のため共に戻る決意をする。
再び王宮に入った二人は、中宮殿で百合の香りに気づく。そこへ翁主が幽霊を見たと叫び、宮廷は混乱に包まれる。王自身もかつての敵・テハクの幻を見るなど、恐怖は王宮全体に広がっていた。セプンはこれは怨霊ではなく人の仕業だと確信し、毒と幻覚の原因を追う決意を固める。
陰謀が終わったはずの王宮で、新たな怪事件が幕を開ける。
■第20話
王宮で広がる“幽霊騒動”と女官たちの集団中毒は、ついに宮外にも波及し、漢陽のケス医院にも同様の症状を訴える患者が押し寄せる。王は亡き左議政の呪いだと怯え、幻覚に苦しみ、政務にも支障をきたしていく。新御医たちはその混乱をセプンの責任だと騒ぎ立てるが、セプンは解毒丹の効果を信じ、冷静に原因究明を進める。一方ウヌは、幽霊が出ると噂の井戸付近で百合の香りを嗅ぎ取る。しかし花はない。やがて女官ドッキが王宮の酒を外へ運び出している現場を押さえ、問い詰めると、彼女は「テハクの霊」から届いた文の指示で井戸水を使って酒を醸し、祈りを込めて外に置いたと告白する。その酒は“昭格洞の炎”と名乗る一味に渡り、市中で売られていた。だが井戸水には、百合に似た香りを持つ毒草“仙女草”が混入していた。女官たちや市井の患者は、その毒入りの酒を口にしていたのだ。
井戸を封鎖し中毒は収束へ向かうが、王の幻覚は続く。さらに市中には「飢饉と疫病は無能な王への天罰」という怪文書が出回り、動揺が広がる。セプンとウヌは王の寝殿を調べ、百合の香りを含む灰を発見。夜、再び現れた“幽霊”の正体は、テハクを信奉するユン内官だった。王を精神的に追い詰めるための狂言と判明し、陰謀は暴かれる。
それでも不安を拭えない王に、セプンは「それは民を思う心ゆえの苦しみだ」と寄り添う。朝議で王は集団中毒を解決した功を称えるが、内医院はなお反発。事件は解決しても、宮廷内の対立はくすぶり続ける。
■第21話
朝議で御医は、ケス医院の閉鎖とセプンの追放を強く上疏する。これに対しセプンは、宮中に広がった病は毒だけでなく「恐れ」から生じたものだと堂々と訴え、誤診を認められなかった内医院の体質こそが事態を悪化させたと指摘する。そして何の褒美もいらないから都を離れることを許してほしいと願い出る。王は漢陽のケス医院の廃止とセプンのソラク村行きを命じる一方、ケス医院を王室傘下の地方医局とし、看板と褒美を下賜することで功績を認めるのだった。別れの中、翁主は突然セプンに婚姻を宣言するが、セプンは聞こえぬふりで立ち去る。医院に戻ると、ウヌは島へ帰る決意を告げる。しかしセプンは思わず抱きしめ、「行かせたくない」と本心を吐露。ウヌも同じ気持ちを抱きながら、父の説得が必要だと揺れる。やがて仲間たちはソラク村へ戻り、遅れて父を説得したウヌも後を追う。
ソラク村に平穏が戻ったかに見えた矢先、翁主が兵を率いて現れ、さらに王命を受けた監察団とチュ・ガンイル医官もやって来る。チュ医官はケス医院の評価を理由に暫定閉鎖を宣言。実は御医と結託し、セプンとジハンを排除する取引をしていた。突然の封鎖に村は混乱し、ジハンは屋外診療で応じる。
一方、皮膚のかゆみに苦しむイ・ソチョンの診療では、セプンは心因性の症状と判断し物語を書くことで心を解放するよう勧めていた。しかし監察の場でソチョンが倒れ、鍼をためらうセプンを押しのけてチュ医官が処置を施し、意識を回復させる。医術と信念をめぐる対立はさらに深まり、セプンは医師としての覚悟を改めて試されることになる。
◇YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画
【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】