IU×ビョン・ウソク共演「パーフェクト・クラウン」、“もしも”の歴史が生んだ世界観に注目 「赤い袖先」とのつながりとは

10時32分ドラマ
画像:MBC DRAMA公式Xより 上:赤い袖先 / 下:パーフェクト・クラウン

4月10日にディズニープラスで配信される、MBC新金土ドラマ「パーフェクト・クラウン」(21세기 대군부인/21世紀の大君夫人)が、ユニークな世界観で注目を集めている。

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「パーフェクト・クラウン」は、21世紀の韓国に“立憲君主制”が存在していたら――そんな大胆な仮定から始まる本作は、ロマンスだけでなく歴史の“もしも”を描く意欲作でもある。

物語の舞台は、現実とは異なり王室が存続する韓国。すべてを手にした財閥でありながら平民という身分に不満を抱く女性と、王の息子でありながら何も持てない孤独を抱える男性が出会い、運命に抗いながら身分の壁を越えていく“身分打破ロマンス”が展開される。

こうした設定自体はこれまでも韓国ドラマで描かれてきたが、「パーフェクト・クラウン」が特に興味を引くのは、その緻密に構築された歴史背景だ。制作側が公開した仮想年表によると、本作の世界は朝鮮王朝の歴史がある一点で分岐したことで成立している。

その分岐点となるのが、朝鮮第22代王・正祖の時代。実際の歴史では幼くして亡くなった文孝世子が、本作では19歳で即位し、その後も王朝が続いたという設定になっている。この“たった一つの出来事の違い”が、現代に至るまで王室が存続する世界を生み出したのだ。

さらに興味深いのは、この設定が2021年の人気ドラマ「赤い袖先」とゆるやかにつながっている点だ。「赤い袖先」では、正祖の側室・宜嬪成氏が息子を失う悲劇が描かれたが、「パーフェクト・クラウン」はその出来事を“起こらなかった場合”の歴史として再構築している。いわば、悲劇の回避が新たな歴史を生んだパラレルワールドとも言えるだろう。

このように本作は、単なる恋愛ドラマにとどまらず、“歴史のIF”をベースにした重層的な世界観が魅力となっている。「赤い袖先」を視聴したファンにとっては、物語の裏側にある歴史的つながりを読み解く楽しみも加わり、より深い没入感を味わえそうだ。

ロマンスと歴史改変が交差する「パーフェクト・クラウン」は、4月10日21時40分よりMBCで放送開始。その後Disney+(ディズニープラス)で独占配信される。これまでにないスケールで描かれる“もう一つの韓国”に期待が高まる。

【「パーフェクト・クラウン」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートやキャスト・キャラクター徹底紹介、全話あらすじと見どころなど紹介していく。

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