イ・ヒジュン“老人メイク”が話題「かかし」6.3%突破 パク・ヘスと対をなす30年の変化に注目
U-NEXTで独占配信中のENA新月火ドラマ「かかし」(原題:허수아비)が、回を追うごとに視聴率を伸ばす中、第5話では新たな見どころとして“老人メイク”が強い印象を残した。
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「かかし」は、韓国で実際に起きた華城連続殺人事件をモチーフに、約30年にわたる時間軸の中で、悪縁と憎悪で結ばれた2人の男が真実を追う姿を描くサスペンスだ。これまでの全話あらすじと見どころは【「かかし」を2倍楽しむ】でまとめている。
これまで物語の時間軸を象徴する存在として注目されてきたのが、パク・ヘス演じるカン・テジュの老年期の姿だが、今回ついにイ・ヒジュン演じるチャ・シヨンも同様に年齢を重ねた姿で登場。2人の“30年後”が並び立つことで、作品のテーマである時間と執念がより鮮明に浮かび上がった。
第1話から話題となっていたパク・ヘスの老人メイクは、単なる外見の変化にとどまらず、長年ひとつの事件を追い続けてきた刑事の疲労や執着を、目線や呼吸にまで落とし込んだ演技で高い評価を得ていた。年齢を重ねた肉体と、それでも消えない執念のコントラストが、視聴者に強烈な余韻を残していた。
そこに加わったのが、第5話のイ・ヒジュンの老年期の姿だ。これまで冷徹で計算高い検事として描かれてきたシヨンが、歳月を経たことでどのような変化を遂げたのか――その答えは、言葉よりもまず“顔”で語られる。深く刻まれたしわや落ち着いた佇まいの中に、かつての鋭さを残した眼差しが宿り、時間が彼から何を奪い、何を残したのかを静かに物語る。
興味深いのは、この2人の“老い”の表現が対照的である点だ。テジュが事件に人生をすり減らしながらもなお追い続ける“執念の体現者”であるのに対し、シヨンはどこか冷静さと距離を保ちながら、過去と向き合う人物として描かれる。特殊メイクによって視覚化されたこの違いは、2人の関係性――かつての悪縁と対立――を、より立体的に浮かび上がらせている。
「かかし」が優れているのは、こうした外見の変化を単なる演出に終わらせず、“時間そのものを語る装置”として機能させている点だ。1988年と2019年という二つの時代を行き来する構成の中で、俳優たちの肉体を通じて時間の重みを伝える手法は、作品全体のリアリティと没入感を大きく押し上げている。
視聴率も第5話で6.3%まで上昇し、勢いを増す「かかし」。物語の緊張感だけでなく、俳優たちの身体表現と特殊メイクが生み出す“もう一つのドラマ”にも注目することで、この作品はさらに深く味わえるはずだ。
第5話の詳しいあらすじと見どころは、第6話と一緒に【「かかし」を2倍楽しむ】で紹介する。ここではこれまでの全話あらすじと、キャスト・キャラクター徹底紹介、制作発表会レポートなどまとめてる。
ENA新月火ドラマ「かかし」は、4月20日20時に初放送、その後U-NEXTで毎週月・火曜日に独占配信される(初回は無料)。
◇U-NEXT公式X「かかし」日本語字幕付き予告
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