ソ・ジソブ、「エージェント・キム」で“韓国版『96時間』”超えを宣言? チュ・サンウクは初悪役で新境地【制作発表会】
6月26日に韓国で初放送を迎えるSBS新金土ドラマ「エージェント・キム:リアクティベーティッド」(原題:김부장/キム部長)の制作発表会が25日、ソウル・木洞のSBSホールで開催された。YouTubeにて会見動画が公開されたのでレポートしよう。
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会場には主演のソ・ジソブをはじめ、チェ・デフン、ユン・ギョンホ、チュ・サンウク、ソン・ナウン、そして演出を手掛けるイ・スンヨン監督が出席し、作品への自信を語った。
「エージェント・キム:リアクティベーティッド」は、同名の人気ウェブトゥーンを原作にした復讐アクションドラマ。平凡な父親として暮らしていた男が、唯一の娘を救うため再び危険な世界へ足を踏み入れる姿を描く。
イ・スンヨン監督は「私たちの周囲にいるようなごく普通の父親が、娘の危機をきっかけに過去と向き合いながら戦う物語」と紹介。「娘を探す父親の熱い思いを軸にしながらも、爽快さやユーモアを兼ね備えた作品になっている」と説明した。
主人公キム部長を演じるソ・ジソブは、一見すると中小貯蓄銀行の職員だが、実は数々の特殊任務を遂行してきた元工作員という役どころだ。
出演を決めた理由についてソ・ジソブは、「もともとアクション作品をもう一度やりたいと思っていたが、台本を読んで父親として娘を探し続けるキム部長の物語に心を動かされた」と明かした。
また、本作は「主君の太陽」以来13年ぶりとなるSBSドラマ出演作でもある。
「1996年の『モデル』でデビューしてから、主演もSBSが初めてだった。SBSは故郷のような場所なので、今回戻って来られてうれしい」と笑顔を見せた。
さらに最近話題を集めたドラマ「ソウルに持ち家があり大企業に勤めるキム部長」との比較については、「同じ“キム部長”という名前でも作品のカラーはまったく違うので意識しなかった」とコメント。
「この作品には痛快でスピード感のあるアクションがあり、登場人物それぞれの事情やドラマが詰まっている」と差別化ポイントを語った。
特にアクションについては、「これまでの作品では火の中へ飛び込むようなアクションだったとすれば、今回は娘を救うための必死さや切実さが込められている」と説明し、“父親アクション”ならではの魅力を強調した。
そんなソ・ジソブを支えるのが、キム部長の仲間を演じるチェ・デフンとユン・ギョンホだ。
チェ・デフンは「本格的なアクションに挑戦するのは初めてだったが、このキャストを見て断る理由がなかった」と語り、ユン・ギョンホも「父性愛を描く“パパ・ユニバース”という設定に惹かれた」と出演理由を明かした。
イ監督は2人について、「娘を探す父親の熱い物語に軽快さとユーモアを加えられる俳優を探していた」と説明し、「撮影しながら“この2人がいなかったらどうなっていただろう”と思った」と絶大な信頼を寄せた。
一方、本作で大きな変身を遂げるのがチュ・サンウクだ。
これまでのイメージを覆し、用心棒から建設会社の会長にまで成り上がった冷酷な悪役チュ・ガンチャンを演じる。
チュ・サンウクは「ここまで露骨な悪役を演じるのは初めて。だからこそ魅力的だったし、撮影中ずっと新鮮で楽しかった」と振り返った。
イ監督も「多くの候補がいたが、運命的にチュ・サンウクにたどり着いた。彼の俳優人生は『エージェント・キム』以前と以後に分かれるだろう」と断言し、新たな代表作になることを予告した。
さらにチュ・サンウクはソ・ジソブとのアクションシーンについて、「こんなにたくさん殴られたのは初めて」と冗談交じりに語り、「視聴者の皆さんにも伝わるほど激しく殴り、殴られるシーンになっている」と期待を高めた。
制作発表会では、「エージェント・キム」が“韓国版『96時間(Taken)』”と呼ばれていることにも話題が及んだ。
これに対しイ監督は「『96時間』を超えると思う……もちろん冗談です」と笑いを誘いつつ、「父親が娘を追うという骨格は共通しているが、私たちの作品には個性的で生き生きとしたキャラクターたちがいる。キム部長以外の人物たちも十分に魅力的で面白い」と自信をのぞかせた。
◇YouTube|「김부장」제작발표회(制作発表会動画一覧)
“韓国版『96時間』”とも呼ばれる壮絶な父性愛アクション。ソ・ジソブが13年ぶりのSBS復帰作で見せる新たな代表作に期待が高まっている。
◇SBS「김부장」HP