龍馬の朝帰りに銃口を向けるお龍、大河ドラマ「龍馬伝」―NHKオンデマンド
龍馬とお龍、最後の一夜―、大河ドラマ「龍馬伝」第45回「龍馬の休日」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円。
龍馬(福山雅治)は、弥太郎(香川照之)が調達した一千万丁のミニエー銃を携えて長崎から土佐へ向かう。その知らせの手紙を受け取った乙女(寺島しのぶ)ら坂本家の面々は大はしゃぎに。龍馬はその途中、お龍(真木よう子)のいる下関に立ち寄る。
一方、弥太郎はイカルス号事件の始末の責任を問われて土佐商会主任の任を追われる。弥太郎は反発して自力でカンパニーを設立すると決意。薩長と幕府間が緊迫を増す中で銃の値が上がると踏み、大量の銃買い付けに走る。
下関に到着した龍馬は、久々の再会に大喜びするお龍を置いて、足早に木戸(谷原章介)の元へ出かけてしまう。龍馬は木戸と、一緒に居合わせた大久保利通(及川光博)の前で銃を見せつけて大政奉還への決意を示そうとする。しかし木戸と大久保は徳川家を根絶やしにすべきと強硬論を全面に出し龍馬の意に懸念を示す。
一方、お龍のそばに付いてる三吉(筧利夫)は、長州藩士の立場にもかかわらず龍馬の立場を擁護する。そして三吉は高杉晋作を慕っていた奇兵隊の人々を呼び寄せて龍馬を労い、夜通し酒盛りを楽しむ。しかし朝帰りの龍馬に、お龍の怒りが爆発する。そして龍馬とお龍は、かけがえなく儚い二人の時間を共に過ごす。
大政奉還実現に向けて慌しく走りまわる龍馬を慮ってきた中で、ようやく再会できたことを子供のようにはしゃぐお龍。そしてようやく訪れたふたりだけの時間。そして最後の時間。“その日”は刻々と近づいている。(足立謙二)
NHK大河ドラマ「龍馬伝」>「龍馬伝」各放送回の見どころ
大河ドラマ「龍馬伝」 第45回「龍馬の休日」 NHKオンデマンド