原始少年リュウ全22話
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時は原始時代。恐竜チラノの生け贄にされた赤ん坊リュウは、雌の猿人・キティに救われ、我が子のように育てられた。十数年後、立派な少年に成長したリュウは、オオツノ族の少女・ランと出会う。リュウは怪我をしたキティのため、薬草を採りにオオツノ族の陣地に向う。
(C)東映
キティをチラノに殺されたリュウは、本当の母親が今もどこかに生きていると知った。彼は母を求めてランと共に旅立ち、彼女の弟・ドンがいる集落を目指す。だが、たどり着いた場所もチラノにより壊滅。瀕死の老婆を見つけ、介抱するランに対し、リュウは無駄だと告げる。
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スメカリ族のために別れ別れになったリュウとラン。リュウはランが捕まっている場所を見つけたが、スメカリ族の実力者・タカは、ランを自分の女にしたいと望んでいた。彼は、ある理由からリュウを過剰に敵視する。だが長老は、巨獣のマグーンと戦ったリュウの勇気を認める。
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日照りにあえぎつつ、タカたちから逃げるリュウとラン。２人は山の中でキバという男と出会う。彼もまた、息子のクマオや妻オナメをはじめとする自分の部族をチラノに全滅させられたという。２年前、チラノの右目を潰したキバは、今度こそ宿敵を倒すべく、山に潜伏していた。
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リュウとランはタカから逃れるべく、渓谷に身を潜めた。一方、狩りにいそしむ老人と出会ったタカたちは、彼の力を借りてリュウたちを捕まえようと計画する。そのころ、ランは事故によって負傷し、リュウも気絶していた。そんな２人を、ヤマネコ族の幼女・トコが救う。
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密林で人食いヅルに襲われるリュウたちを、カスタ族の人々が救った。カスタ族はワルギ族に追われ、洞窟に逃げてきたという。カスタの首領ミロスはワルギ族との交戦し狩場を奪回する決意をする。一方、ワルギ族は迷い込んだタカたちも戦力に加え、両部族はついに激突する。
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ドンが見つかった今、リュウは母探しの旅に姉弟を巻き込むことをためらっていた。別れた後でもランを守れるよう、ドンに弓矢の訓練を課すリュウ。だが、ランが森でチラノに遭遇してしまう。彼女をかばってリュウが応戦するなか、現れたキバの加勢でチラノは撃退されるが…。
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タカを知る２人組の男に、ランが拉致されてしまった。そんな彼女を救ったのはキバだった。ランに対し、自らの過去を語るキバ。アナグマ族にいた少年時代の彼は、オルゴン族との人質交換に使われそうになり、身代わりとして幼い弟を差し出した。それ以来苦しみ続けていたのだ。
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寒い地方へ来たリュウたち３人は、怪我をしている男・アムラを発見した。彼の弟・ゴロがアララ部族の人心を掌握。アムラを族長の座から引きずりおろし、妻のメッサを新たな族長に任じた。さらにメッサが息子のベンを幽閉したと聞いたリュウは、“母の愛”に対して疑念を抱く。
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吹雪をついてピラー山脈を越えるリュウたちは、巨大な人影を目撃。逃げ込んだ先にいた男カヤックは、それが“雪男”だと語る。カヤックからこの先のエスキーガ族に母がいると聞いたリュウは、カヤックにランとドンを預け、ひとり旅立つ。だが、そのリュウに雪男の群れが迫る！
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