巨人の星全182話
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雪の降る中、ひと組の親子が投球練習をしている。300球の投げ込みをする星 一徹・飛雄馬親子であった。昭和32年、六大学リーグ初の快挙8本ものホームランを打った立教の長嶋茂雄三塁手の動向に日本中が騒然としている中、飛雄馬は一人反発。クラス中で袋叩きに合ってしまう。長嶋茂雄の巨人入団が決定し、湧き返る人々の中で、星親子は日課の投球練習をしていたが、貧乏人が長嶋のようなスターを目指すのか?とからかった酔っ払いに、飛雄馬は父譲りの魔送球を投げてしまう。
(C)梶原一騎・川崎のぼる/講談社・TMS
河原で、いじめっ子・赤川が同級生二人をいじめているのを見た飛雄馬は、正確なコントロールで石を投げ退散させる。だが、人前で野球の腕を見せてはいけないと父・一徹に言われ、「俺は、父ちゃんの人形じゃない」と反発する飛雄馬。そんな中、一徹は、強力なバネで全身の自由を奪うギブス=大リーグボール養成ギブスを作り、飛雄馬に装着するのだった。
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甲子園の英雄、早実の王 貞治の練習を見ていた飛雄馬は、花形率いるブラックシャドーズとのグランドの取り合いに遭遇する。王の為に体を張ってグランドを守ってやろうとする飛雄馬。しかし、王は争いを起こすべきではないとし、飛雄馬を見捨てて帰ってしまう。野球人に幻滅した飛雄馬だったが、最近一徹が酒を止め、真面目に働くのを喜ぶ姉・明子の姿を見て我慢する。
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ドングリーズで外野を守る飛雄馬の所に花形達が来て、飛雄馬をからかう。無視して帰ろうとした飛雄馬に、花形は面白い物を見せてやると言う。ベーブルースを真似た予告打ちで、三塁と一塁ベースが宙に舞う。その上、死のノックアウト打法、殺人打球を見せてやると言う花形。自分は安全だからと恐れる投手や野手をからかった捕手を、花形はショートに行けと指示。グランドから逃げ出そうとする捕手を見て、花形は投手に投球を命じる。花形の打った打球は花形が宣告する通り、頭や腕、足に当たるのだった。
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腕相撲自慢の矢本は、剣山を置いて腕相撲をする。危険な剣山を飛ばした飛雄馬を生意気と言い、勝負を挑むが飛雄馬に惨敗。学校帰り、再戦を挑み断わられると、小石を蹴って悔しがる。その小石は看板に当たり、看板は止まっていた乳母車を下り坂に押し出した。暴走する乳母車に悲鳴を上げる母親。その悲鳴を聞き、追いかける飛雄馬。何とか乳母車を止めた飛雄馬は左腕にケガをしてしまうが、大した事はないと家路に着く。
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ハワイスクールから飛雄馬のクラスに、恐ろしく足の速い渚 ノリヒコという転校生がやって来る。何かと飛雄馬に反抗的な態度をとる渚の父は、かつてプロ球団イーグルスに籍を置き「殺人スチール」でプロ野球界を追われた渚 走兵だった。今ではハワイで果樹園王と呼ばれる渚は、自分と同じ境遇…実力がありながらもプロ野球界を追われた星 一徹を捜していた。やがて、彼の息子が隅田川小学校にいるのを探偵社に調べさせ、息子を転入させたのだ。
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一徹の働く工事現場の昼休み。弁当を待つ一徹に、おにぎりが物凄い勢いで投じられた。ふざける飛雄馬を、明子が作ってくれたものを粗末するなと説教する一徹。そんな中、飛雄馬の頭上からワイヤーが降って来た。その軌跡を読み、一歩も動かず危険を回避した飛雄馬は、現場監督に注意してくれよと言って帰っていった。その後、銭湯帰りの飛雄馬は車に轢かれかけ、降りて来た人物から、突然ボールを投げつけられた。怒る飛雄馬に単なるテストと言って、車に乗るよう言う男は、一徹の仕事先である日高重工業の社長・日高進吾であった。
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中学三年生になった飛雄馬は、高校進学か就職かの岐路に立たされる。一方、ライバルの花形 満は、既に紅洋高校野球部で活躍していた。ランニング中の紅洋高校野球部に出会った飛雄馬は、花形から甲子園で会おうと言われる。高校には行きたいが、一徹に言い出せない飛雄馬は、木に向かって石を投げる。そのコントロールの良さを感心するのは巨人軍監督・川上哲治だった。王からも噂を聞いた川上は、飛雄馬がどれ程成長したのかを見に来たのだ。家に帰っても悩む飛雄馬に、明子は進学を薦める。
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前日、明子の就職が決定して気分が良い飛雄馬は、坂道で苦労する荷車引きのおばさんを手伝った。どことなく母の面影とダブるおばさんは、飛雄馬にお駄賃として100円をくれた。飛雄馬の心に何か温かい気持ちが流れた。そんな折、飛雄馬のクラスで、先生の謝恩会の贈り物を買う事になり、一人100円ずつを集める事になった。飛雄馬は、おばさんから貰った100円があったが、他の使い道を考えていたため、無いから明日持って来ると嘘を言ってしまう。
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神奈川県の強豪・紅洋高校野球部。弱小校だった紅洋を三年でここまでにした立役者は、花形 満だった。その野球に対する真剣さとファイトに人々は脱帽するが、花形自身は、かつて札付きの不良少年だった彼に敗北と野球の精神を教えてくれた飛雄馬に感謝していた。そんな花形がスポーツカーで向かうのは、明子の勤めるガソリンスタンドだった。飛雄馬がどこの高校に通うのかと尋ねるが、彼は未だ志望校を決めかねていた。そんな飛雄馬に一徹は、青雲高校に通って団体競技としての野球を学ぶよう言い渡す。
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