たった一人で守り抜いた任侠道。シマも捨てたぜ子分も捨てた、俺のいのちもいま捨てる!日本侠客伝シリーズ第8作目。頂上作戦で会長を奪われた傘下各組が醜い勢力争いを展開。任侠道を踏まえた浜田組は、その汚さに愛想を尽かして会に絶縁状を叩きつけ、単独解散を決行する。しかし、この単独解散は会が許すものではなかった。足を洗って懸命に働く旧浜田組に加えられる熾烈な迫害。この対立の中に、高らかに謳い上げられる男の侠気。義理と人情、そして男のド根性を見事に描き出す。
監督 マキノ雅弘(1968年 93分)
日本侠客伝 絶縁状

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