北村寿夫原作、NHK連続放送劇の完全映画化である「黄金孔雀城」シリーズ第三部。第二部に引き続き、たたりの妖術を受けた紅菊、黒兵衛、又四郎らが人恋山で事もあろうに、左近や黒冠者たちに斬りつけるという意外な進展を見せ、左近共々呪いの島へと渡る。一方、弾正邸の白菊は笛の音に正気を取り戻し、左文字の機転で救い出されるが、またもや妖術師たち、権太夫の軍勢に取り囲まれ、正義の若者たちに危機が訪れる波瀾万丈な第三部が繰り広げられる。
監督 松村昌治(1961年 57分)
新諸国物語 黄金孔雀城 第三部
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