はかるくんを使用した実験教室全1話

茨城県東海村原子力科学館で開催された「おもしろ実験工房」。小学生・中学生を対象にしたこの教室には、茨城県内で活動している「サイエンス・キッズ」のメンバー25名が参加。「サイエンス・キッズ」は、こどもたちの科学への探究心を育てようと、筑波大学生物化学系の元教授でもある、芳賀和夫さんが中心となって活動している科学体験教室で、今回の「おもしろ実験工房」は、その活動の一環としておこなわれました。日本原子力発電株式会社・総合研修センターの稲野辺勝則さんが講師となって、放射能と放射線の違いについての説明がおこなわれ、こどもたちは実際に霧箱を作って放射線を見ることを体験しました。また、放射線を目で確認したこどもたちは、次に「はかるくん」を使って自然にどの程度の放射線があるのかを測定することをしました。教室を飛び出し、地元茨城県の名所、日本三大虚空蔵尊のひとつ、村松山虚空蔵尊(むらまつさんこくうぞうそん)や水戸八景に称される晴嵐の碑などでも測定をおこないました。こどもたちは「はかるくん」を使って自然放射線の正体を掴み、自然放射線に囲まれて生活していることを知りました。
  • 中村 清宣、石沢 昌登、長須 真由美 財団法人 放射線計測協会、関根 栄 社団法人 茨城原子力協議会、稲野辺 勝則 日本原子力発電株式会社、芳賀 和夫 芳賀サイエンスラボ、
  • 再生時間 : 29分
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