NHKスペシャル「電子立国 日本の自叙伝」全6話
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本ドキュメンタリーの導入部というべき一編。半導体の構造、その原料となるシリコンの採掘から精製、単結晶への生成過程、スライス、そして半導体の構造、製法、量産など、貴重な映像が紹介される。
(C)NHK
真空管から始まった電子技術は、戦後登場したトランジスタの発明によって画期的な進歩を遂げる。1947年のベル研での点接触型トランジスタの誕生。量産化の苦労、ブレナー型トランジスタへの移行などのアメリカ技術者の成功と、アメリカの情報を得て日本で製造に挑戦した技術者の奮闘を描く。
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1959年、米国でジャック・キルビーらがシリコン(珪素)の上に電子回路を組み込むシリコンチップ(IC)を発明した。トランジスタやコンデンサ、抵抗などを数ミリ角で実現したICは、LSI、超LSIへと集積度を高め、1チップで高機能な製品へと突き進む。米国でのシリコンチップの誕生と発展。立ち遅れた日本の技術者の苦闘を描く。
(C)NHK
アメリカを追う一方だった日本は1970年代、電卓の開発競争によって低価格・高品質な半導体製品を普及させて行く。トランジスタを使った電卓の誕生、LSIの利用によって小型化、低価格化した電卓、さらに激烈なLSI開発競争によって繰り広げられた伝説の「電卓戦争」と、その背景を彩るエピソードを描く。
(C)NHK
メモリーや制御回路など、一定の電子回路を組み込むだけだった半導体に、ソフトウェアによって異なる動作をさせるという発想が導入された。その後のパーソナルコンピュータの発展を促す、マイクロコンピュータの誕生である。電卓用LSIの開発を契機に1971年に開発されたIntel4004誕生のドラマを描く。
(C)NHK
さまざまな技術が集約されて成立している半導体産業。チップの切断機械(ダイシングソー)、リード線の製造技術など、世界最高水準に達した日本の半導体周辺技術を描く。取材を巡って担当者と激論の末実現したという、半導体工場内部の映像が見所。
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