太陽と白い雲が呼んだのか、地の果てにまたやって来た番外地。「新網走番外地」シリーズ第8弾。緑の碧さが目にしみる盛夏の北海道。正義感の人一倍強い一本気の男である末広勝治は、二人の弟分を従え、網走刑務所で喧嘩に明け暮れていた。そして、喧嘩がもとで弟分の一人を失い出所する。行く先はその弟分の妻が暴力団まがいの建設会社と勢力争いの渦中にあるダム建設工事現場。そしてそこで、ダンプ同士の追跡と抗争、密告、引き抜き、謀略等の男の斗い、未亡人や男勝りの女運転手との恋も絡んで一大ロマンが繰り広げられる。
監督 降旗康男(1972年 105分)
新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義
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