【エア・シティ】（全16話）韓国ドラマ紹介

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韓半島には、地球上のあらゆる国と接している国境がある。仁川国際空港。毎日7万名以上の乗客と、5千トンもの貨物、300機を越える航空機が出入りする場所。3万人の職員たちが24時間働きつづける場所。21の政府機関が集まり、小さな政府を形作る場所。仁川国際空港は、もはや単なる空の港(Airport)ではなく、ひとつの都市(Aircity)なのだ。百万個以上の部品から成り、ひとつのミスも許されない飛行機のように、仁川国際空港の人々も同様、誰もが必要不可欠な存在だ。ドラマ｢エアシティ｣は彼らの物語である。愛する者を送り出し、迎え入れる場所、期待と不安の海外旅行をはじめて実感する場所、空港。航空会社を通して席を決め、飛行機に乗れば、航路を飛び、目的地へ。飛行機が着陸して出口から出る…一見簡単なこの一連の手続き。この陰で東奔西走・孤軍奮闘する人物たちを、ドラマ｢エアシティ｣は生き生きと描きだす。視聴者は、パイロットとスチュワーデスが素材の全てだった航空ドラマの新たなる地平の開拓によって、これまでのミニシリーズを越える独特な興奮や情報、スペシャルな感動を味わうはず。このドラマの主人公たち…仕事には勇敢で猪突猛進、しかし愛の前には臆病で不器用、ときに愚かしい。そして自分の欲に忠実なぶん、他人への礼儀も忘れない。そんな彼らは美しい。