とある魔術の禁書目録II全23話
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夏休みも終わりに近づき、まったく手つかずだった夏休みの宿題に上条が追われていた頃。学園都市近くの海中からテトラポッドの上に上陸する者たちの姿があった。金属鎧で全身を包んだイギリス清教の騎士たちの背後で、突然響く鍔鳴りの音。振り返る彼らの目の前に、七天七刀を手にした『聖人』神裂火織が立ちふさがり…。
(C)鎌池和馬／アスキー・メディアワークス／PROJECT-INDEX II
暗号で書かれた魔道書『法の書』と、それを解読できる修道女が、天草式十字凄教によって拉致された。ことが起こる前に事件を解決するため、ステイルを学園都市へと派遣する。一方、学園都市では、大覇星祭に向けて、着々と準備が行われていた。そんな折、上条の元にインデックスがさらわれたという知らせが舞い込み…。
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天草式十字凄教により、再びさらわれてしまったオルソラ。上条はステイル、ローマ正教のアニェーゼたちと天草式の潜むパラレルスウィーツパークへと向かう。アニェーゼたちに陽動を任せ、上条とステイルはオルソラの確保に向かう。なんとか彼女を助けることに成功する上条。だが、彼らの前に傷だらけのステイルの姿が…。
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オルソラの保護に成功した上条たち。しかし、天草式十字凄教教皇代理の建宮は、彼女をローマ正教に渡してはいけないという。『法の書』の解読ができるオルソラは秘密裏に殺される。オルソラと仲間を救出に向かう建宮を前に、自分の無力をかみしめる上条。そしてアニェーゼたちを前に、上条はオルソラを救うと宣言して…。
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劣勢を強いられる上条たち。逆転の策は『法の書』の解読にゆだねられるが、オルソラの知るそれはダミーの解読法だったことが判明する。そこで、ある作戦を思いついた上条は、アニェーゼの元へと向かう。司教杖を構えるアニェーゼが杖を傷つける度に、どこからともなく襲いくる衝撃。上条はなすすべなく打ち倒されるが…。
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初春から強盗事件の一報を受け、「風紀委員（ジャッジメント）」支部に急行した黒子。監視カメラの映像には、キャリーケースを奪い合う男たちが映されていた。ケースは第二三学区のエンブレム付きで、宇宙線対策が施された特殊なものと判明。学園都市外部の人間らしき彼らと接触・制圧し、ケースを奪い返した黒子だが…。
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『座標移動（ムーブポイント）』の能力を持つ少女、結標と戦うことを決意した黒子。一手先を取られ、身動きの取れない黒子に結標は自分たちの計画を語り始める。外部組織『科学結社』と結託し、『樹形図の設計者（ツリーダイアグラム）』を復元を目論んでいるその計画に、結標は同じ高レベル能力者として黒子を誘うが…。
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学園都市すべての学校が参加する大規模運動会「大覇星祭」。美琴に絡まれた上条は、「負けたら何でも言うことを聞く」という条件で大覇星祭の結果で勝負をすることに。そしてクラスのもとに戻った上条だが、そこで待っていたのは大会にやる気のないクラスメイトの姿だった。美琴との勝負に早くも赤信号と思われたが…。
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聖人を一撃で葬る霊装『刺突杭剣（スタブソード）』が学園都市に持ち込まれたと土御門らに聞かされ、大覇星祭の最中に捜索を協力することになった上条。偶然、事件の張本人である運び屋オリアナ＝トムソンと接触した上条は、土御門やステイルと合流して尾行を続ける。だが、そこには彼女の仕掛けた罠が待ち受けていた…。
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オリアナの魔術で吹寄が倒れてしまった。一般人すら巻き込むオリアナのやり方に激怒する上条。ステイルのサポートを受けて土御門と追いつめる上条だが、無人バスに乗ったオリアナを取り逃がしてしまう。ステイルの機転でバスを爆破するも炎を難なくかいくぐったオリアナは『速記原典（ショートハンド）』を駆使して…。
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