韓国ドラマ「カンテク~運命の愛~」第17-18話あらすじと見どころ:ついに黒幕が明らかに!テレビ東京
テレビ東京で地上波初放送の「カンテク~運命の愛~」(全22話)は、チン・セヨン×キム・ミンギュで贈る王妃の座をめぐり繰り広げられる韓国宮廷ロマンス時代劇!明日4月16日(金)と4月19日(月)の第17話、第18話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はDVDも発売中で、GYAO!でも先行無料配信中だ。
「カンテク~運命の愛」(原題:揀択~女人たちの戦争~)は、双子の姉を殺した犯人を見つけるために王妃になろうとするヒロインと、予知夢を通してその女性を見る王との愛、そして必ず王妃にならなければならない者たちの戦いが描かれる宮廷サバイバルロマンス。
【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】には、“揀択(カンテク)”についての詳しい解説や、時代背景、韓国での評判等まとめて紹介している。
※テレビ東京ではオリジナル全16話を22話に編集して放送するために、以下のあらすじや見どころが前後することもあります。また、詳しいあらすじを知りたくない方は、見どころを参考に、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。
■第17話(12-13話/16話版)
一度は断った王妃ヨンジの頼みを聞くしかなかったケピョン。ウンボが何者かに銃で撃たれる夢を見た王。いてもたってもいられずすぐさまウンボの元へ行き他出を禁じると伝えるが、ウンボは王妃の計画なら行くべきだとチョ・フンギョンを捕まえるために一役買うことを決意する。もう一度夢を変えてウンボを守ろうと、ワルにケピョンをおびき出すよう指示する王。
翌日、王命を受けたワルは、間者ヨンホにケピョンの人相書きを見せ一緒にケピョンを捕まえようと誘う。狙い通りヨンホはケピョンの元へ。ハン武官たちがケピョンを追うが、取り逃がしてしまう。その頃、ウンボたちは祈子儀礼へ出かける。手筈通りに事故を装ってウンボは宮殿に戻ろうとするが、王妃ヨンジは歩いてついて来いと命じる。一行が山道に入ったとき、ハン武官たちに取り囲まれたケピョンが、隙をついて銃先をウンボに向けて引き金を引く。ウンボを守ろうと盾になったヨウルは銃弾を受けて命を落としてしまう。王妃ヨンジに必ず黒幕を暴くと宣戦布告するウンボ。気が動転して実家に戻るヨンジ。勝手な行動に出たヨンジの頬を打つフンギョン。
王は、ケピョンの尋問をホン・ギホに任せる。一連の犯行に使われた証拠はそろっているものの、尋問を受けても黒幕の名を明かさないケピョン。ところが間者として尋問を受けるヨンホが、黒幕が左議政チョ・フンギョンと口を割る。
王妃を守る名目で内禁衛がチョ家の屋敷を包囲し、さらにフンギョン捕縛に官軍もやってくる。侍女ピョリが呼んできた私兵に守られてヨンジと共に屋敷からは逃げだすフンギョン。その頃、身を潜めていた大君イ・ジェファの耳にも、チョ家が逆賊になったという知らせが届く。宮殿では、キム一族は、ウンボが王妃になるのをなんとしても阻止しようと、ソンイがウンボ付きの女官を買収する。
結局ケピョンは最後までフンギョンの居場所を告げず、見上げた忠誠心だと揶揄する王に、「忠誠心ではなくヨンジのためだ」と明かす。ケピョンは死刑、ヨンホは典獄署へ、フンギョンに加担した大臣たちは官位をはく奪の上、流刑に処される。
ウンボにカン家を逆賊にしたことを詫びた大王大妃は、王にウンボを復位させたいとおもっていると告げるが…。
ウンボの胸で息を引き取るヨウルを演じたのは、2000年生まれで本作放送当時(日本の満年齢で)まだ19歳のチュ・スビン。2008年「恋愛結婚」ヒロインの少女期でドラマデビュー。「シンデレラのお姉さん」や「復讐の女神」に出演している。自白しようとするヨンホを睨みつけるケピョンの目が怖い。ヨンジは、拷問に耐えるケピョンの身を案じるどころか、「ぜったい自白しない」「舌をかみ切る」など、ドラマ序盤の気弱なヨンジから一変!そんなヨンジとフンギョンを救ったのは、第4話の「王妃を輩出する家門に与えられる私兵権」。
※豆知識:ソンイがウンボが妊娠させないように用意した毒は益母草(やくもそう)。韓ドラファンには聞き覚えるあるのでは?「イ・サン」で、側室の元嬪が想像妊娠をごまかそうとしたときに登場した。漢方としても使われ、妊娠するのに効果がある薬草で、逆に妊娠後は流産の危険性があるので飲んではいけないといわれている。「イ・サン」58話で詳しく紹介しているので気になる方はチェックを。また、ヨンホが送られる典獄署といえば、チン・セヨン主演の「オクニョ 運命の女(ひと)」のメイン舞台だ。
■第18話(13話/16話版)
大王大妃はウンボを王妃に復位させるよう王に告げるが、そうすればウンボは生涯“ウンビ”と偽って生きることになる。ウンボを不憫に思う王は、強要できない。ウンボもまた…。
傷心のウンボのために、ワルを宮殿詰めの護衛武官に昇進させた王は、ウンボの宮殿を出たいという願いを聞き、カン家の名誉が回復してから宮殿を出るよう促す。ウンボは、自分の気持ちを汲んでくれた王に「王様の女になりたい」と話し、2人は一夜を共にする。
その頃、すべてが父の欲心のせいだと責めるヨンジに、王が蘇生したときに最初にお前の顔が浮かんだと、父としての娘への思いを口にする。なおも王への未練を口にするヨンジに、「王はウンボを助けるためにヨンジを王妃にした」と、裏取引があったことを明かす。
王はホン・ギホと協議し、空席になった大臣級の要職の人事の決定を進める。このままではホン氏が勢力を広げ、ウンボが王妃の座に就く。キム氏一族はそれを阻止するために、女官にウンボの銃創を確かめさせる。一方、大君イ・ジェファは、チョ・フンギョンの居場所を突き止め、「私をこの国の王にしないか」と提案をする。ヨンジは、王への未練を断ち切り、ともに復讐することを決心をする。
そんなある日、楽士を呼んで演奏を楽しんだ王とウンボ。その帰り道に王はめまいを起こしてしまう。王の身を案じるファン内官はウンボの元へ。これまでウンボの危機を救ったのは王の予知夢のおかげだったと打ち明け、厄除けを受けないと王の身が危険だと告げる。ウンボは、王に厄除けを受けるよう説得し、その夜、都巫女による祈祷が無事行われる。
一方、ウンボに銃創がなかったと報告を受けたキム・マンチャンたちは、ホン・ギホにウンボが死んだ王妃ではないかとカマをかける。その頃、大君ジェファは…。
突然降ってわいた昇進を最初を喜ぶものの、「名誉よりおカネをもらって気軽に暮らしたい」、と王に願い出るあたり、いかにもワルらしい。そんなワルの願いも聞いて、ウンボが宮殿を出るときに一緒に宮殿を去ることを許す王の度量はどこまでも大きい。一方、ウンボの身を案じる母が、ホン・ギホに話した予言は『乙未の年に誕生した双子が世を変える』というもの。星宿庁の予言により、国法で双子の出生が禁じられていた。これについては、次回19話で明かされる。カン・イスは双子の娘が生まれ、そして隠して育てていたのだった。そういえば新羅王朝を舞台にした「善徳女王」でも、『御出双生、聖骨男尽』(双子を生むと王家に男の跡継ぎが途絶える)言い伝えが登場する。詳しくは「善徳女王」見どころ①で。今では幸運と富をもたらす象徴とする国もあるが、世界各国に双子をめぐる迷信は多い。
■キャスト
カン・ウンボ役:チン・セヨン
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ役:イ・ファギョム
◇テレビ東京「カンテク」番組公式サイト
2021.03.25スタート 月~金08:15-09:11 地上波初放送
◇Youtube「カンテク」予告動画
【作品詳細】【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】