瑛太と松田龍平のW主演映画「まほろ駅前多田便利軒」の予告・特報やメイキング、ちょい見せ動画を一挙特集!-GyaO!

2011年04月12日08時04分映画

無料動画GyaO!にて、4月23日から公開の映画「まほろ駅前多田便利軒」の特集ページが開設されている。映画の予告や特報動画はもちろん、初公開のメイキングに本編ちょい見せなどの動画コンテンツ盛り沢山の内容だ。

三浦しをんによる第135回直木賞受賞作である同名小説の映画化が、プライベートでも親交の深い2人の人気若手俳優によって実現した。瑛太と松田はこの作品で4度目の共演であり、元々友人である関係が良い緊張感を生んで作品によりリアルな人間関係が反映されているのがこの作品の一番の魅力だろう。監督からあくまでも自然体でという注文通り、そこには飾らない等身大の青年の姿がある。
物語は、架空の町「まほろ市」にある便利屋の主人と、そこへ転がり込んできた高校時代の同級生2人が織り成す人間ドラマだ。「お困りごとは、アフターケアも万全」を売り言葉にマジメに仕事に取り組んでいた多田啓介(瑛太)だったが、十数年ぶりに再開した友人・行天(松田)が突然転がり込んできて奇妙な共同生活を送ることとなる。共にバツ一、三十路半ば。微妙な経歴と微妙な年齢の男2人が、便利屋の仕事を通じて様々な人と出会っていく。
GyaO!の特集では、ここでしか見られないメイキングと本編のちょい見せ動画5本が目玉となっている。本作の監督である大森立嗣は、俳優の大森南朋の兄でもある。2010年製作の「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」で同年の日本映画監督協会新人賞を受賞している。メイキングでは兄の立嗣が南朋に演技指導をする場面もあり、意外な場面での兄弟共演を見ることが出来る。ちなみに、立嗣監督の前作「ケンタと~」では松田の弟・翔太が主演を務めていたという縁もある。
男2人がアニメ「フランダースの犬」の最終回を見て滂沱の涙を流すシーンや、微妙な空気の食事シーンなど、中年男独特の友情が見事に描き出されている。2人の息の合った演技は、そのまま作品の世界観と一体となって絶妙の空間を生み出している。主人公2人の関係を堪能したい作品だ。

映画「まほろ駅前多田便利軒」の各種プロモーション動画は、GyaO!の特集ページで視聴出来る。

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