100本矢の特訓!イ・ソジン男の色香の見せ所…「イ・サン」第10話のあらすじと予告動画-NHK

2011年06月18日16時13分 
(2018年03月29日00時18分 更新)
ドラマ

今や孤立無援となったサンにとって、2人の親友との再会はこの上もない喜びで、孤独だったサンの心を癒してくれた!しかし、依然として罪人たちを解き放った偽の通達文の一件は、解決していない。第10話では、英祖王がこのカラクリを解く。NHK番組サイトでは予告動画が公開されている。以下、王朝特有の用語やしきたりについては、朝鮮王朝豆知識を参考に!

“偽の通達文”の一件で、ますます立場が悪くなったサンを助けたのは、英祖だった。英祖は、ある食材を使って偽造印鑑が作れることを重臣たちの前で暴露した。万一、その手法を用いていれば、1ヵ月後には通達文は変色するので、偽造であることがわかると、発表したのだ。さて、英祖が見破った偽造印鑑のカラクリとは?

isan(c)2007-8 MBCさて、英祖はただサンの危機を助けるだけではなかった。将来王位に就くために必要な王の器というものも教えようとしていた。そのひとつにテスが目指す護衛部隊のエピソードがある。

護衛部隊が弓矢の御前演習をしたとき、そのあまりにお粗末過ぎる弓矢の技術に英祖が激怒した。それはそのまま護衛兵たちにとって、サンが命を賭してまで守りたいと思える主でなく、またサンの統率力がないためだということを教えたかったのだ。思えば、幼いころからナム・サチョ以外に味方はおらず、孤軍奮闘がんばってきた彼は、誰かに自分を守ってもらうなんてことは考えもしなかったのかもしれない。しかし、ますます激しくなるだろう敵対勢力を考えると、サンの命を守るために、命がけで戦える精鋭護衛部隊を作ることは、何にも増して急務だった。ドラマ中盤以降、一枚岩のような結束でサンを守る護衛部隊の初期の頃の体たらく振りをとくとご覧いただこう。

サンはやる気のない護衛部隊の特訓を、自らはじめた。サンの腕っ節の強さは視聴者には証明済み。そのみごとな弓の腕前を拝見しよう。ところが、サンが用意した厳しい練習メニューに、護衛官たちは不満タラタラ。とうとう宿舎に火まで放ってしまう。しかし、サンはやる気のない護衛官たちをみごとに奮い立たせる。果たしてそのきっかけは何だったのか?ドラマで確認しよう。そして、ここでイ・ソジンのファンはたまらないお宝シーンがあるので、お見逃しのないように。サンが自分の部屋で片方の肩をチラリと見せてくれるのだ。別段、色っぽいシーンでもなんでもない。痛めた肩を治療するだけなのだが、イ・ソジンがやるとそれがなんとも色っぽいのだ。ファンサービスの多いイ・ビョンフン監督は、彼に上半身を全部脱がせてファンの目を楽しませようとしてくれた。ところが、イ・ソジンが提案して、片肩だけのチラ見せにしたのだ。しかし、これが功を奏した。このチラ見せがなんとも色っぽい♪ 豪傑な主人公が多い歴史ドラマの中で、男の色気が出せる数少ない俳優、イ・ソジンの実力発揮というところだ。彼の演じる人物はいつもどこか色っぽい。これについては、「チェオクの剣」(イ・ソジン)で力説しているので、参考にされたい。

サンの魅力にノックアウトされた方も目を醒まして、ここからはテスに注目しよう。サンを生涯守り抜こうと決心したテスは、武官の採用試験を受験するため動き出した。そして、護衛部隊の中の二人と生涯続く友情を築くことになる。そんなテスはサンと互角に戦える武芸の達人。武官の武芸を通過するのはまず間違いない。しかし、肝心な試験の方が心配だ。それを何とかしようとして出会ったのがホン・グギョン。テスが生涯において師とも兄とも慕うことになる人物だ。しかし、出会った当初、この人物は、テスの学問的な素養の少なさに、適当にやって合格する手だてを教える、なんとも珍妙な人物。果たしてその方法とは?
ところが、テスも受験した武科採用試験の会場で、大事件がおきてしまった。サンのあずかり知らないところで、サンが英祖から恨みを買ってしまうことになる一大事件だ。さあ、一体何が起きたのか…。

ドラマ「イ・サン」は、2011年4月3日よりNHKにて毎週日曜日深夜11時から放送中。番組サイトには予告動画が公開されている。

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NHK総合「イ・サン」番組サイト

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