衝撃の最終回!罪と罰の行先は天国か地獄か…「赤と黒」第16-17話のあらすじと予告動画!家族の呼び方

2011年09月15日10時35分ドラマ

シム・ゴヌク(キム・ナムギル)は、両親と同じような事故に遭った…捜査を離れてゴヌクを心配してくれるクァク班長宛への位置確認のSOSのメールは、間違いメールと無視されてしまった。救急車で運ばれる男、救急車の中で繰り返される心肺蘇生のための電気ショック、病院に運び込まれる遺体…ゴヌクは死んだのか?これが復讐のために悪魔に心を明け渡したゴヌクの受けた罰なのか?ドラマは想像をはるかに超えたエンディングが待っている。

赤と黒(C)アジア・コンテンツ・センター グッド・ストーリー NHK■第16話:明かされた真実
ムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、刑事のクァク班長から、ゴヌクが、かつてホン家から追い出された養子テソンであり、この事故が何者が仕組んだ可能性のあることを聞く。ジェインはゴヌクとの出会いを思い出し、彼への想いの深さに改めて気づく。そしてホン・テラ(オ・ヨンス)に彼の居場所を聞く。同じ男を愛した女の対決は今回と最終回にも見られる。美しい女が散らす恋の火花をお見逃しなく。
シン夫人の机に、捨てたはずの血塗られたライターが…。ゴヌクの死を知ったテラは、この後、母とキム室長との会話から、ゴヌクの秘密と、彼の死に母が関わっていることを確信する。テラは一体何を聞いたのか?キム室長の表情の変化をお見逃しなく。テラもまたゴヌクを思い出し、彼への想いの深さに気づく。
ホン・テソン(キム・ジェウク)はジェインに本気の気持ちを伝えるが、彼女からゴヌクがもう1人の“ホン・テソン”だと聞かされ驚く。
事故を不審に思ったクァク班長は、ジェインとともに一人の男を訪ねる。そこには心を病んだ男がいた。果たしてこの男とは?
すべてがシン夫人の計画通りにいったかに思えた。しかし夫人は幼いゴヌクの幻影におびえ、彼女とテラの元にICレコーダーが届く。テラはすべてを悟る。
ヘシングループの新会長を選任する臨時理事会が開かれ、投票の結果、テソンが会長に選出される。この結果に納得できないシン会長は、とんでもない事実を暴露する!果たしてシン夫人は何を言ったのか…。

いよいよ最終回!ラストでは想像をはるかに超える衝撃の結末が待っています!最終回はすべてが見どころ!予備知識なしにドラマのラストを楽しみたい方のために、今回は、コラムを先に紹介します。最終回のあらすじはコラムの後にあります。

■コラム:家族の呼び方
「赤と黒」を2倍楽しむの初回のあらすじ紹介で、「アジョシとオッパの差」を説明したが、本作は、家族の復讐劇だけに、他にも家族の呼び方がいろいろと登場します。第15話では、テソンがジェインの妹ウォニンを“처제=チョゼ(義妹)”と呼び、ウォニンは“형부=ヒョンブ(義兄)”と返していましたね。ドラマの最後でテラの娘あてにプレゼントが届きますが、差出人の名前にあったのは“외삼촌=ウェサムチョン(叔父)”という言葉。日本でも、父母の弟なら“叔父”、兄なら“伯父”というようにその呼び方は変わりますが、声に出して呼ぶときはどちらも“おじさん”。ところが、韓国では、母の兄弟なら“외삼촌=ウェサムチョン”、父の兄なら“큰아버지=クナボジ”、弟なら“자근아버지=チャグナボジ”と細かく分けられています。日本人には難しいかもしれませんが、本人と呼ばれている当人との血縁関係か、呼び方一言で察っしがつくという、便利な一面も持ち合わせています。いかにも血縁に深くこだわる韓国らしい文化ですね。「赤と黒」があれほどこだわった“家族”というものを知る上でも、韓国の家族の呼び名をちょっぴり学んでみるのも、ドラマを深く楽しむ手助けになるかもしれません。ナビコンの韓流コーナー韓ドラここが知りたい文化に親しむのコーナーでは、図表付きで家族の呼び方の紹介をしています。参考にしてください。

赤と黒(C)アジア・コンテンツ・センター グッド・ストーリー NHK■第17話(最終話):天国か 地獄か
最終回は、オカルトチックな幕開から始まる。あの猛女シン夫人の恐怖におののく様をお見逃しなく。
ところで、クァク班長が見つけた心を病んだ男はゴヌクだった。まるで幼児のようになったゴヌクを前に、ジェインは彼への想いをさらに強くした。前回、ジェインの手料理を食べるゴヌクの表情の変化で、すでに気づいた視聴者もいたかも…。ゴヌクは正気を取り戻した。そして最後の仕上げにかかった。
テソンは、臨時理事会の場で、シン夫人がDNA鑑定書を持ちだしたことで、自分がホン会長の子供でないことを知り、ヘシングループからもジェインからも去ることを決心した。
殺人教唆の証拠品を入手したクァク班長は、すぐにシン夫人の逮捕状を取る。連行されるシン夫人の姿は相変わらずのド迫力。公判の日、シン夫人は最後まで罪を認めず、すべてはワナだと主張する。そして公判後、ゴヌクはシン夫人から衝撃の事実を聞かされる。それはゴヌクこそが本物の“ホン・テソン”だということ。つまりゴヌクは、実の家族に復讐したということになる。嘆き苦しむゴヌクを訪ねたテラは、ゴヌクとの関係を清算し、これからは家族になれるよう努力すると告げる。
ゴヌクが選んだ復讐の果てに見た真実は、あまりにもむごかった。自分を責め、拳銃自殺を考えるゴヌクを救ったのは、テソンから、ゴヌクこそが本物の“ホン・テソン”だと聞いたジェインだった。ジェインに癒されたゴヌクは、自殺を思いとどまる。改めて愛を確かめるゴヌクとジェイン。しかしそんな二人の姿を、アメリカから帰国したばかりで、事情の知らないホン・モネ(チョン・ソミン)が見ていた。そしてモネは…・
ゴヌクは罰を受けたのだろうか?この後のゴヌクの行動は、天に唾を吐いたゴヌクが、自ら罰するためのものだったのだろうか?それとも復讐するため近づいてしまった妹モネを守ることで、自らの復讐にピリオドを打ったのだろうか?
赤と黒(C)アジア・コンテンツ・センター グッド・ストーリー NHKゴヌクはモネを許し、姪っ子に手紙とプレゼントを送った。一緒に新しい家族になることを夢見た愛する女性には、“ガラスの仮面”が届いた。ゴヌクは、自分では見ることがかなわなくなった世界を、せめて愛する人の目で見ようとしたのか?
彼の復讐は成功したのだろうか?それとも失敗したのだろうか?
真実の愛に気づき、たたずむジェイン。いつか彼女は、後ろの掲示板の事実に気づくのだろうか?
多くの疑問を残し、ドラマ「赤と黒」は終わった。

「赤と黒」いかがでしたか?新韓流ドラマとして、ドラマ史に残る名作でしたね。キム・ナムギルの兵役の関係で、3話短くなり、最終回については、ネット上で色々な意見が飛び交っています。コーナーに最後までお付き合いくださった皆さまの感想はいかがでしたか?どうぞ皆さまのご意見をお聞かせください。このコーナーや最終回へのご意見、感想などは、サイトの内容に関するお問い合わせよりお寄せください
「赤と黒」は、10月7日より吹替え版が放送されます。そして、12月21日にはポニーキャニオンからDVDの発売もあります。コーナーでは、この後も、ドラマを楽しむために、キャストや声優の紹介、その他色々な企画でドラマを応援していきます。

■作品紹介
・韓国放送:SBS、2010年
・話数:全17話
・出演:キム・ナムギル キム・ジェウク ハン・ガイン、豊原功補 三浦孝太 麻由 ほか
・監督:イ・ヒョンミン
   (「冬のソナタ」プロデューサー・「雪の女王」「ごめん、愛してる」監督)
・脚本:イ・ドヨン、キム・ジェウン、キム・ソンヒ
・主題歌:ラムジ「好きだから」
・主な日本ロケ地:三重県=ココパリゾート

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