「トンイ」第25話あらすじと見どころ:天を恐れぬヒジェ!清国使者との密会の目的は?

2011年09月24日15時09分ドラマ

トンイは都に戻るために義州(ウィジュ)のピョン商団から逃げようとするが、チャン・ヒジェの姿を発見してあわてて身を隠す。トンイは不安に思いながらも気を取り直して行こうとするが、商団の主人ピョン行首に見つかってしまう。「トンイ」第25話では、なんとか逃げおおせたトンイが、シム・ウンテクと、ヒジェの陰謀に真っ向から立ち向かう。番組サイトには次回予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)

【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。



トンイ(c) 2010 MBCピョン行首に見つかったトンイを救ったのは、シム・ウンテクだった。ここからのち、トンイとウンテクとの珍コンビが大活躍するので、まずはウンテクの助け船に大いに笑おう。トンイの正体を知ったウンテクとトンイは、一緒にヒジェが義州にきた目的を暴くことになる。ヒジェが妓楼で清国の官吏と密会することをつきとめたトンイとウンテクは、密会の場でひとりの妓生に救われることになる。その人物こそは、トンイの亡兄を慕っていた妓生ソリ(雪姫)、トンイを掌楽院の奴婢として送り込んでくれた人物だった。再会を喜ぶトンイとソリに、ときの流れを一緒に感じよう。

一方、通訳官を装いヒジェと清国の官吏の密会の席に忍び込んだウンテクだったが、この人物はトンイに負けず劣らず向こう見ず。何しろ、彼は清国の言葉を自在に話すことができない。これで通訳官になりきろうとしたのだからあきれたものだ。結局、あまりにも下手な通訳ぶりにヒジェがあきれてウンテクを追い出してしまい、肝心な取引の内容が何なのかをつきとめることができなかった。だがウンテクを助けようと部屋に入ったソリがある言葉を聞きおぼえて、トンイとウンテクに教えた。

ところでヒジェは、清国の言葉を話せるようだが、これにはちょっとした生い立ちが原因している。オクチョンは、優秀な通訳官と下女の間に生まれた「中人」という身分。当時指折り数えられるほどの巨富の伯父チャン・ヒョンの元で比較的裕福に育っている。当時、両班は、儒教しか学ぶことは許されておらず、語学、数学、商売などは、中人が担当していた。王朝も中期以降のなると、中人たちが裕福になり力を持ち始めるが、やはり、王妃(中殿)たるもの、王族、両班出身でなくてはならず、中人出身のオクチョンが中殿となり、その子が後継者となることに、国内はもちろん、清国も認めようとしなかったのだ。ヒジェが清国の言葉が話せるというのは、こういう出自を一言で紹介したことになる。

ヒジェについてもう一つ。彼は何のために義州まで来たのか?その前に“義州”がどこにあるのか地図で確認しておこう。朝鮮王朝時代の地図現在の地図を開こう。初めに当時の地図で当時の行政区分を確認、都があったのは京畿道だ。つぎに現代の地図でもう少し詳しくみてみよう。王朝は建国当時、前王朝の高麗の都“開城”を首都と定めたが、間もなく漢城(今のソウル)に遷都した。義州は中国との境界線付近“●新義州”と記載している辺りに位置する。国境には鴨緑江(アムノッカン)という川が流れており、義州は川に面している。この土地は、古来より朝鮮半島の西北の関門として、明代・清代の朝鮮王朝の使節は義州と九連城の間で鴨緑江を渡渉していた。
ヒジェはここで清の使者と密約を交わすためにやってきたのだ。粛宗とオクチョンの間に生まれた世子が、後継者として清国が認める許可(誥命)をださないため、正式な後継者とみなされていないため、これを何とか清国に認めてもらおうと裏取引にやってきたのだ。そこで偶然、死んだはずのトンイを見つけたものだからびっくり仰天。さすがのヒジェも「これまで男でも、ここまで自分を困らせた人間はいなかった」と、トンイのしぶとさにはお手上げ状態となる。

ヒジェの世子の誥命と交換に清国が要求したものは、国家機密の“謄録類抄”。果たしてこの文書が何なのかはドラマで確認しよう。ウンテクは平壌へ向かい、阻止しようとする。トンイはこの事実を殿下に伝えるために逃げ出そうとするが、またもやピョン行首に見つかってしまう。その時、トンイの目の前…。

今回は、トンイとウンテク、そして懐かしいソリが大活躍するが、その裏で、ソ・ヨンギとチャ・チョンスは必死になってトンイの元へ駆けつけようとする。果たして、二人がトンイと再会できるのはいつになるのか…?

NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト

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