「ストロベリーナイト」第5話は「過ぎた正義」の後半!未完の原作が今夜解決?予告動画「-フジ

2012年02月07日12時20分ドラマ

結構エグイ場面も出てきながら、さまざまな年代層に支持される「姫川玲子シリーズ」!これを原作とした竹内結子主演ドラマ「ストロベリーナイト」は、秋ドラマに比べて視聴率が振るわないといわれる冬ドラマのなかで好調を続けている…7日(火)放送の第5話は、前回放送した「過ぎた正義」の後半を放送、番組サイトでは予告動画が公開されている。

「過ぎた正義」の前半は、前科のある二人の不審死に事件性を感じた姫川が、3つ目の不審死に際し、3つの被害者が犯行を行ったときの担当刑事・倉田修二(杉本哲太)の関与を嗅ぎ取り、本人と対峙したところで終わった。

倉田は、「人を一人でも殺害したら死罪にすべき!」というのが持論の元刑事。あのガンテツ(武田鉄矢)でさえ避けて通りたいと思うほどの極論の持ち主だ。心神喪失や少年法の規定で、惨い犯罪を犯しても無罪や軽い刑で済まされることに、玲子自身理不尽さを感じていたが、刑事として人として、倉田がやったかもしれない犯罪を見逃すことはできない。おまけに、倉田は近く釈放される息子である英樹(石黒英雄)を殺害することだけを目的に生きている様子。
何とか倉田の犯行を食い止めたい玲子だが、姫川班の必死の捜査にも関わらず、倉田の犯行の証拠は挙らない。玲子は、最後の望みを今泉(高嶋政宏)に託された英樹の母の遺言にかけた。英樹との面会はできたが、大した成果は得られなかった。落ち込む玲子は、殺された恋人の家を訪ね、そこで驚くべき事実を知ることになる。

「姫川シリーズ」の短編「シンメトリー」の2番目にあるのが、この「過ぎた正義」だが、原作では、前回の二人の対峙の場面で完結している。事件解決という面では未完ともいえる。今夜放送の後半では、原作のエピソードにオリジナルのストリーで事件を完結させる。原作のファンにとっても何ともうれしい、ウマイドラマ化だ。

さて、ドラマでも見事な演出を見せている本作だが、原作本の「シンメトリー」にも、心憎い演出をしているのをご存じだろうか?原作本を持っている方は、目次のページを開いてみよう。一目でお気づきだろう…。目次からして“シンメトリー”になっているのだ。こうした遊び心こそが、誉田作品が老若男女、幅広い世代から愛される理由かもしれない。

ドラマ「ストロベリーナイト」第5話は、今夜7日(火)9時からフジテレビで放送、番組サイトでは前回の詳しいあらすじと、今夜の予告動画が公開されている。

フジ「ストロベリーナイト番組サイト

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