集まれ、イ・ビョンフン組!「イ・サン」などイ監督のキャストを一覧表で総チェック①-予告動画と相関図
最終章へ向けてますます盛り上がる「イ・サン」は、ロンドン オリンピックのため、先週(5日)と明日(12日)の放送は休止…そこで、「イ・サン」を中心に、「トンイ」「薯童謠」「宮廷女官チャングムの誓い」「商道」「ホ・ジュン」など、イ・ビョンフン監督作品に出演したキャストを一覧にまとめたので、表「集まれ、イ・ビョンフン組!」と一緒に、監督作品のキャストの妙を楽しまれたい。
世界有数のドラマ大国・韓国ともなれば、1年に90本以上のドラマを制作し、1週間に20数本放送する。当然登場人物の数も相当数に上り、そのキャスティングは頭の痛いところ。特に歴史ドラマは、韓服の着こなしや独特のセリフ回し、殺陣なども難しく、同じ俳優や女優を使うことになることが多い。とすれば、いくら巨匠イ・ビョンフン監督の作品と言えども、思い通りにはいかないことも多く、当初考えていた役者が使えず、2番、3番目の候補でやっと決まるということも珍しくない。
(C)SBS Productions inc.「薯童謠」のキャスティングでも、当初「イ・サン」で主役を演じたイ・ソジンにオファーしたが、イ・ソジンの都合がつかず、結局新人のチョ・ヒョンジェに白羽の矢が立った。「チャングムの誓い」のヒロイン、イ・ヨンエは、当初候補にも挙がっていなかったという。イ監督の考える女優で、ヒロインが決まらず、破れかぶれで、すでに当時人気女優だった女優のイ・ヨンエに声をかけてやっとのことで決まったとのこと。詳しくは こちらのニュース記事で紹介。そんなイ監督がどうしても叶わなかった憧れの女優は、ユン・ソナ。「演技に真摯で、美人で知的でたおやかで…」とべた惚れ状態で、「ホ・ジュン」「商道」「チャングム」にオファーし、そのすべて肘鉄を喰らったとか。それでも懲りずに「薯童謠」でもオファーしようかと考えたというからその惚れ込みようと言ったらすごい。もし、監督の理想通りになっていれば、イ・ソジンとソン・ユナの「薯童謠」になっていたかも…。ちなみにソン・ユナというのは、ペ・ヨンジュンと「ホテリアー」に出演した正統派美人女優。韓国芸能界の中でも人気の高い女優さ。彼女への監督のアツい想いは、自著「韓流時代劇の魅力」で語っている。
チャングム、イ・サンの監督が語る 韓流時代劇の魅力 (集英社新書)
イ監督は、このように新人や歴史ドラマが初めてという役者も大胆に使うが、おなじみの俳優を繰り返しキャスティングすることも多い。では、監督作品にもっとも多く出演している役者はだれだろう。次回は、「イ・サン」を中心に、イ監督のキャスティングのこだわりを見てみよう。 続きは明日!
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NHK総合「イ・サン」番組サイト
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それぞれの作品の予告動画や相関図は、各公式サイトなどで確認できる。
[「トンイ」を2倍楽しむ]
[「薯童謠」を2倍楽しむ]
[「宮廷女官チャングムの誓い」を2倍楽しむ]
「商道」紹介
「ホ・ジュン」紹介
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