M&Aのイメージを一新!中小企業買収で日本経済を活性化「カンブリア宮殿」日本M&Aセンターを特集-テレ東
8月9日、テレビ東京系の経済情報番組「カンブリア宮殿」は日本M&Aセンター社長の三宅卓氏をゲストに招き、中小企業を舞台に活発化する企業買収をリポート、予告動画が公開されている。日本においてM&Aと聞くとまだスキャンダラスなイメージが強いが、近年では企業弱体化を防ぐ手段として期待が寄せられている。中小企業にこそ求められるM&Aの意義を見出す。
M&Aとは「mergers and acquisitions」の略で、直訳すると合併と買収の意味になる。日本における企業買収は今も記憶に残る2005年のライブドア事件などに代表される一連の騒動のイメージが強く、マイナスイメージの強い行為と見られている。ところが今回取り上げる日本M&Aセンターは中小企業に対するM&Aのマネージメントを業務としており、「ハッピーになるM&A」を掲げているのが特徴だ。
今の日本経済が少子高齢化による後継者不足、円高による労働力の海外流出など多くの問題を抱えている状況にあって、この会社は技術を求める会社と技術を持つが経営基盤が弱い会社などを結びつけることで活路を見出し、企業を存続させていく。買収される側はリストラ無しで従業員の雇用や給料を守り、買収する側は高い技術力と人材をすぐに確保出来るという、まさにどちらも幸せになる企業買収がここには見られる。つまり、M&Aとは企業同士の結婚の仲人と考えられる。これまでに数々の「ハッピーなM&A」を成立させてきた同社には、今や生き残りを賭ける企業にとっての駆け込み寺のような存在になっている。
スタジオゲストには日本M&Aセンター社長の三宅卓(すぐる)氏を招き、その経営理念を聞く。三宅氏が語る、これまでに手掛けた企業買収の悲喜こもごもはまさに企業を主人公としたドラマとなって語りかける。三宅氏の視線を通して、経済をもっと身近に感じる事が出来るようになる内容だ。
「カンブリア宮殿」は9日(木)よる10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。
カンブリア宮殿:テレビ東京