交流重賞「第14回兵庫ジュニアグランプリ」枠順決定、当日生中継!
交流重賞「第14回兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)」(1400m、11月29日、園田)の枠順が発表された。2歳馬No.1決定戦「全日本2歳優駿(JpnI)」(1600m、12月19日、川崎)の前哨戦。
出走馬11頭の内訳は、兵庫3頭、JRA4頭、他地区4頭。楽しみなメンバーがそろって混戦ムード。
JRAのアップトゥデイトは、新馬(1400m、中京)を好位から0.1秒差で抜け出して快勝したが、続く「中京2歳ステークス」(芝1400m、中京)は後方のまま1.1秒差の7着に敗れた。ダートに戻った前走の「ヤマボウシ賞」(1400m、阪神)は、中位から鋭い末脚を繰り出して0.0秒差で快勝。クロフネ産駒だけあり、ダートは2戦2勝と走る。前に行きたそうな馬が多く、ここでも中位から差してこれらそうだ。
JRAのアースゼウスは、デビューから4戦2勝2着1回3着1回、負けても0.2秒差以内と底を見せていない。ヤマボウシ賞は、ハイペースを2番手追走から0.2秒差の3着と見どころがあった。続く前走の500万下(1400m、京都)は、クビ差で逃げ切って力のあるところを見せた。逃げにはこだわらないので、ハイペースになったとしても控えて前残りできる。
兵庫のエーシンクリアーは、デビューから5戦4勝2着1回。唯一の2着がデビュー2戦目の姫路の一組2歳(1400m、姫路)の0.2秒惜敗だが、次の姫路の「アッパートライ」(1400m、姫路)では3角先頭から1.4秒差1着と敗れたトロイビーンにしっかりとお返ししている。園田の1400mは3戦全勝と得意で、中位からまくり気味に押し上げる競馬はハイペースならおあつらえ向き。勝ちまで考えられる。
福山のカイロスは、デビューから7連勝ですべて逃げ切り勝ち。2走前の「オープニングとく戦」(1250m 、福山)こそ0.1秒差の辛勝だったが、続く前走の「福山2歳優駿」(1250m、福山)は0.8秒差で楽々逃げ切りと強いところを見せている。初の遠征で相手も強化されるし、同型もいるものの、サウスヴィグラス産駒らしい短距離戦での強さに期待したい。
北海道のハニーパイは、前走の「エーデルワイス賞(JpnIII)」(1200m、門別)で、地元やJRAの強豪を押しのけて0.2秒差で快勝し、2歳牝馬No.1の座に就いた。デビューから7戦、負けても0.7秒差以内と大崩れのないレースを続けており、差す競馬もできることから、ここでも掲示板以上が望める。
「兵庫ジュニアグランプリ」枠順
レース当日の生中継