イ・ビョンフン監督が、「朝鮮王朝実録」という歴史書に残された一言“王の主治医を務めた大長今”から制作された長編歴史ドラマ「チャングムの誓い」、いよいよ残すところあと2話、今回は第53～54話の最終回までの早わかりあらすじを紹介する。見逃した方はMBCオンデマンドで配信している。

※9月3日からは、新羅初の女王・善徳の波乱の生涯を描いた歴史大作「善徳女王」を放送する。



各話ごとに、見どころを赤文字で紹介。あらすじを知りたくない方は、赤文字だけをチェックしてください。また、繰り返し視聴される方は、ネタバレも含んだもっと詳しくドラマ解説をしている【「チャングムの誓い」を2倍楽しむ】の「（３）時代別大まかなあらすじと見どころ」をご覧ください。

■第53話「ふたつの愛」
ジョンホへの気持ちを確認する中宗に、「ミン・ジョンホ様のことが好きなんです」と正直に話したチャングム。さすがにショックの中宗。チャングムは、ジョンホに二人のことを王に話した、と明かし、ジョンホは喜ぶが、チャングムはこのことがジョンホに悪影響を与えないか心配になり、思わず泣き出してしまう。チャングムの涙をぬぐうジョンホ。そんな二人の会話を中宗が聞いていた。翌朝、中宗はジョンホに、自分のチャングムへの思いを告白し、あるものを賭け、ジチョンホと弓の競争をする。
一方后は、中宗の意思を確認し、チャングムを側室にする準備を始める。ジョンホは中宗に拝謁し、中宗の臣下としての自分のあり方とチャングムへの思いを直訴する。チョンホの言葉をうけ、中宗も自分なりのチャングムへの愛し方を考え、王命を下す。それは君主としての命令であり、一人の男性としての願いでもあった…。
大臣たちは一応、王の命令に従ったものの、ジョンホへの弾劾は相変わらず手厳しい。仕方なく王は、ジョンホを流罪とする。それを知ったチャングムは…。

■第54話「我が道」
大長今（テジャングム）の称号を与えられ、王の主治医としての日々を送るチャングム。しかし加齢とともに中宗の身体を病魔がむしばむ。チャングムは、唯一の治療法として腸閉塞を起こした部分を切除することを提案。しかし刃物で人体を切るという初めて聞く治療法に周囲の反対はすさまじく、チャングムを支持している内医院(ネイウォン)でさえその無謀さを問う。大臣たちはこぞってチャングムを王の主治医の座から下ろし、厳罰に処すよう、中宗に直訴する。そもそも王の主治医とは、王の崩御とともに「王を守りきれなかった」罪により死罪となることが常だったのだ。間もなく訪れるであろう死期を悟った中宗。チャングムを守るため、内侍府の長官にある密令を下す…。果たしてその命令とは？

◇テレ東「宮廷女官チャングムの誓い」ページ
　2024年6月19日-9月2日 月-金8：15-9：11再放送
　2012年9月19日～12月5日 放送終了
◇MBCdrama_classicチャンネル「チャングムの誓い」

【作品詳細】【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】