「太陽を抱く月」放送直前SP番組収録現場潜入レポ(前半)!キム・スヒョン、ハン・ガイン、キム・ユジョン出演-予告映像

2012年12月09日21時01分ドラマ
「太陽を抱く月」放送直前SP
撮影:navicon

韓国で最高視聴率46.1%を記録した2012年最高の話題作「太陽を抱く月」が、2013年1月20日よりNHKBSプレミアムで放送されるのを記念して、主演のキム・スヒョン、ハン・ガイン、子役のキム・ユジョンが来日し、「放送直前スペシャル」番組に出演した!収録現場の様子をレポート、ドラマ本編番組サイトではイメージ映像が公開されている。

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「太陽を抱く月」は、韓国MBCで今年2012年1月~3月にかけて放送されたドラマ。朝鮮王朝の架空の王と、記憶を失って巫女として生きる女性の切ない愛を描くファンタジー・ロマンス史劇。キム・スヒョンは、主人公の王フォンを演じ、ハン・ガインは巫女のウォル(本当はフォンの恋人ヨヌ)に扮する。それぞれの子供時代をヨ・ジングとキム・ユジョンが演じた。

日本では今夏KNTVが初放送し、7月にキム・スヒョンが来日、イベントを開催した。その時の様子はこちらのレポで紹介しているので、今や若手実力派№1の俳優に成長したキム・スヒョンと見比べてみては?⇒KNTV、『太陽を抱く月』日本初放送記念、キム・スヒョン来日記者会見を丸ごとレポート

本日の番組収録は、本編放送の1週間前にあたる来年1月13日(日)にBSプレミアムにて放送する特別番組。ネタバレになってしまうので、いつものように90%再現レポとはいかないが、要約してテレビで放送されないだろう現場の様子を紹介しよう。 

収録は、100名のファンの前で行われた。この100名は、なんと応募者4000名以上の中から選ばれた強運な方々。ステージの対面にひな壇が設えられ、そこに100名が、最後列に取材陣が座った。初めに、番組観覧のお約束などの説明(前説)を受ける。拍手の練習も完璧。約束の時間の午前11時を少し回ったところで、本日の司会進行を担当する韓流エンタメナビゲーターの田代親世と、お笑いタレントの虻川美穂子(北陽)が登場。いよいよ番組のスタートだ!番組は、VTRを見ながら、それに関連してインタビューするという形で進行するとのこと。以下、(赤字)は記者の感想など。

【「太陽を抱く月」放送直前スペシャル】収録スタート
大拍手に迎えられ田代と虻川が客席中央の通路から登場。
    <オープニングVTR-ドラマPV>
田代、虻川によるオープニングの挨拶。
(虻ちゃんは身もだえしながらドラマの魅力を紹介)
田代:では、お二人の登場です。(割れんばかりの大拍手。さあ、いよいよ今日のゲストたちの登場だ!と期待したが、まだ、ゲストの準備が出来ていない。拍手を褒めてもらってしばしお預け)

-大歓声の中、キム・スヒョン、ハン・ガイン、キム・ユジョンの3人が登場-

田代:韓国では視聴率46%超えましたがどうでしたか?
スヒョン:とても気分がよかったです。ですから撮影の時には眠れなかったり、ご飯が食べられなかったりしましたが、元気が出ました。
ガイン:主に民俗村で撮影しましたが、放送が始まるにつれて訪問者が増えて、撮影が大変になるくらいでした。
ユジョン:私が撮影した時は、まだ放送前で実感はありませんでしたか、放送後、私のことを気にしたり応援してくれる方も多かったので、とてもありがたかったです。

虻川:視聴率が良かったりするとお弁当がよくなったりとかなかったですか?
スヒョン:とてもすごかったです。現場にはとにかくファンが多かったです。中国や日本からも。現場にはいつもおやつとか食べるものがたくさんありました。
田代:注目されすぎて、マネージャーから注意するようにと言われたとか?
スヒョン:…ええ、ファンの方たちが盛り上がって、握手の時に衣装まで摑まえたりする方もいて、マネージャーから注意するように言われました。(ハン・ガインが大きくうなずき、「現場でスヒョンさんを触るたくさんのファンの手を思い出して笑ってしましました」とコメント。会場も笑)

    <ドラマ紹介VTR>
子役時代のフォン(ヨ・ジング)とヨヌ(ユジョン)登場からヨヌの死までをダイジェストで紹介。悪役を演じるフォンの祖母大王太妃役のキム・ヨンエとヨヌを呪殺そうとする巫女チャン・ノギョン役のチョン・ミソンの登場に思わず「ファンジニ」を思い出した)

田代:改めてみるといかがですか?
スヒョン:改めて観ると気分がいいものですね。
ガイン:かなり以前に撮ったものなので忘れていたところもありましたが、記憶がよみがえってきました。
田代:「トンイ」の撮影はいつぐらいですか?
ユジョン:2年半くらい前のことです。(田代から、ユジョンの歳が13歳と聞き驚く虻川とどよめく会場。確かに大人っぽい。お転婆さんのトンイとはがらりと雰囲気が違う)
田代:ではここで「トンイ」の映像を見てみましょう。

    <「トンイ」の名場面(大泣きの場面…想像しましょう)>
ユジョン:照れ臭いです…。(日本語吹き替えにも戸惑ったのかも。13歳らしいリアクション)
ガイン:とってもかわいい!2年半前ということでしたが、とってもかわいいです。
田代:トンイとヨヌとは違いましたか?
ユジョン:役どころが全く違いましたね。ただ、ドラマの流れとしてはだいたい似ていたかもしれません。トンイの時はサバサバとしたり男装したりと気楽に演じられましたが、今回は、控えめで女性らしく言葉もきっちり話したので、とても難しかったです。
虻川:物語のテーマが初恋ということですが、13歳で(これを演じるのは)、想像なのか、何かを呼び覚ましているのか?
ユジョン:共演したヨ・ジング君がしっかり演技を合わせてくれたので、とても楽しく気楽に演じられました。監督も力になってくれました。

田代:(スヒョンとガインに)お二人は初恋など思いだしましたか?
ガイン(照れるスヒョンに、さすがお姉さんガインが先にコメント)初恋までは思い出しませんでした。何しろ20歳くらいでずいぶん前のことですから。(ちなみにガインは1982年、なんと30歳!)
スヒョン:僕はフォンを演じていて初恋を思い出す余裕がありませんでした。(まだ24歳。若さですね)

田代:そういえば、全20話ご覧なりましたか?
スヒョン:ええ、最近観ました。
田代:ここでヨ・ジングさんのコメントを紹介します。

    <VTR-ヨ・ジング>
(これはたぶんカットなしに放送されるだろうから、1月13日の放送をお楽しみに♪ 驚いたのは、ぐんと大人っぽく声が低くなっていること。ここでVTRを観ていたスヒョンが膝を打ち、その後最後のコメントに会場が笑う。果たしてその理由は?)

ユジョン:ヨ・ジング君とは、少し前に授賞式で会いました。背が高くなっていて、学校のはなしをしたり、ご飯も一緒に食べました。(TVRのヨ・ジングのコメントに対して)ええ、たくさんのお話をしました。監督やジング君とリーディングをして悩みながら演じました。
田代:演じていて、そのままジング君を好きになったりしませんでしたか?
ユジョン:●●●(この質問に帰ってきたコメントが素晴らしい。まさに女優魂、大女優の風格さえ感じさせた。このコメントは、是非放送時に本人のコメントでご確認を!)
田代:ヨ・ジングさんとどんなコミュニケーションをとりましたか?
スヒョン:いろんな話をしました。子役から成人に代わるときにフォンの雰囲気もがらりと変わるので、視聴者にそれほど違和感がないように配慮しようと話し合いました。
田代:ガインさんは子役を意識しましたか?
ガイン:子役時代のユジョンさんの演技はしっかり見ました。私はユジョンさんの目にほれ込んでしまいました。とてもきれいでくりくりして潤んだ瞳がいいなと、この目を見せたいと思いました。

(ここで田代が用意したパネルで朝鮮王朝について紹介。ドラマは500年以上続いた朝鮮王朝の中期。ただし、あくまでも架空の王の物語。どんな時代を意識しているのか、ナビコンのドラマの年表でチェックしてみよう。⇒ドラマの年表:朝鮮王朝時代 ドラマの本数が多く、表が小さく見えにくい場合は、キーボードの「Ctrl」キーを押しながらマウスの真ん中のダイヤルを回して大きさを調節)

田代:韓国では、「太陽を抱く月」のように時代設定が明確でないドラマをフュージョン時代劇と呼んでいます。そのあたりをキム監督がVTRでコメントしています。

    <キム ・ドフンのコメントVTR>
「良い点は時代考証をしなくていい点。難しいところは、どこまで自由にするかという点。魅力は10代~20代にウケるの宮廷ロマンス。しかし、もっと上の年代や歴史ドラマ好きも満足できるように、権力闘争なども描いている。ただし、ここで描かれた権力闘争は時代の中だけの物でなく、現代にも通じる」などとコメント。

太陽を抱く月このセクシーなドレス(ここでしばし休憩タイム!改めて3人の今日のファッションを確認。スヒョンは濃いグリーンのベロア素材のスーツ。ユギョンは襟とカフスが白の紺色の清楚なミニワンピ。そしてガインのファッションがセクシーだ。シースルのロングドレスに髪を片方に寄せた姿は巫女というより、まさにミューズ。息を飲むほど美しい。ところが、そんな完璧な美しさをよそに、ステージのガインは、大口を開けて笑ったり、VTRをお口あんぐりで見たり、はたまたこの休憩タイムには欠伸(あくび)まで。この辺りの磊落ぶりはこの後の記者会見で。また、スヒョンは、唇をブルブルと震わしたり、口を大きく開けて閉めてとお口の体操をしたり、ウケた時には右ひざをポンと叩く。大人っぽいユジョンだが、スタッフに話しかけたりするときには椅子の脇に身を乗り出したりと13歳らしい一幕も見せていた)

    - 一旦休憩 -

   >>レポート(後半)に続く

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その他レポ<<収録レポ (前半)>>収録レポ(後半)>>記者会見


NHK「太陽を抱く月」番組サイト

◆「太陽を抱く月」
・放送直前スペシャル:2013年1月13日(日)夜9時からBSプレミアムにて
・本編放送:2013年1月20日より毎週日曜日夜9時からBSプレミアムにて

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