ハタノヴァンクールが「川崎記念」を快勝! レース映像を配信中!
交流重賞「第62回川崎記念(JpnI)」(2100m)は、1月30日、川崎競馬場で行われ、JRAのハタノヴァンクールが快勝した。
レースは、JRAのタカオノボルがハナを切り、JRAのワンダーアキュートとハタノヴァンクールがこれに続き、少し出が悪かったJRAのグラッツィアが4番手まで盛り返す。
1周目の直線に入ると、タカオノボルがマイペースに持ち込み、2馬身離れてワンダーアキュートとハタノヴァンクールが続き、内のグラッツィア、外の北海道のゲイルバニヤン、中の船橋のカキツバタロイヤルもほぼ一団。JRAのクリールパッションがそのすぐ後ろ。
向こう正面で、先頭のタカオノボルに後続が迫ると、タカオノボルが馬鹿つき気味に後退。押し出されるようにグラッツィアがトップに立ち、2馬身離れて、ワンダーアキュート、ハタノヴァンクール、クリールパッションが続く。タカオノボルがその後ろで、カキツバタロイヤル、川崎のコスモワイルドまでが圏内。
3コーナーから4コーナーにかけては、グラッツィアにワンダーアキュートとハタノヴァンクールが迫り、3馬身後方にクリールパッションとタカオノボル。
直線では、ハタノヴァンクールとグラッツィアの競り合いになるが、ハタノヴァンクールが徐々に出て、そこにワンダーアキュートも迫る。
ハタノヴァンクールは、そのまま粘って2分15秒4で快勝、「ジャパンダートダービー(JpnI)」(2000m、大井)に続いてJpnI2勝目を挙げた。
2着にワンダーアキュートが1/2馬身差まで迫り、3着にグラッツィアが1馬身1/2差で粘った。4着がタカオノボルで、5着がクリールパッション。
ハタノヴァンクールの四位洋文騎手は、「きょうは、左回りと小回りに戸惑っていましたが、馬が本当に頑張ってくれました。コーナーでスピードが落ちるのですが、3コーナーからスピードに乗るように、思いどおりに走らせました。
この馬にとっては飛躍の年ですし、年初めにいい感じで勝ってくれたので、この調子でいってほしいと思います」と、今年のGI、JpnI戦線での活躍を期待していた。
レースの模様は、地方競馬インターネット中継で見ることができる。
地方競馬インターネット中継「川崎記念」の映像
地方競馬情報サイト「川崎記念」成績表