2月1日、日本テレビの「金曜ロードSHOW！」は2010年公開「インシテミル　7日間のデス・ゲーム」を放送、ホリプロ50周年記念として制作された作品だけに、大手事務所の豪華顔ぶれが一挙に揃った。主演の藤原竜也を筆頭に、綾瀬はるか、石原さとみ、阿部力、平山あや、石井正則、大野拓朗、武田真治、片平なぎさ、北大路欣也というスターが揃い、一つの事務所にこれだけのスターが在籍している事に感心を覚えるだろう。原作は米澤穂信の大ヒットミステリー、10人の男女が生き残りと多額の報酬を賭けてハードな7日間の共同生活に挑む。

[あらすじ]
フリーター生活を送っていた結城（藤原）は、ある日コンビニで出会ったOLの祥子（綾瀬）に誘われ、共に時給11万2000円というアルバイトに参加することを決める。内容は「心理学の実験」で期間は1週間、結城が集まった場所には年齢や性別、立場もそれぞれの男女がいた。何か訳有りの様子の美女・美夜（石原）、仕切りやの研修医・大迫（阿部）とその彼女の若菜（平山）、詮索好きな男・西野（石井正則）と無愛想な男・岩井（武田真治）、人付き合いの苦手な学生の真木（阿大野拓朗）、ミステリー好きの主婦・渕（片平）に酒浸りの男・安東（北大路）。全員は謎の館で7日間の共同生活を送ることになった。
生活中のルールは何か事件が起こったら「探偵」役が解決し、それが正しいかどうかを多数決で裁定し「犯人」を決めるというものだった。「犯人」にキメラ得たものは即投獄され、「探偵」「犯人」そして死体となった者にはボーナスが支払われるという。この実験が終了するのは7日目を迎えるか生存者が2名になった時点。館には「ガード」と呼ばれる監視ロボットが存在し、夜10時以降に部屋を出た人間を「排除」し、「事件」が起きた時の探偵の手伝いをするのだという。
とにかく全員で「事件」を起こさないように提案する結城だったが、他の面々の考えを推察する事が出来なかった。そんな状況でおしゃべり好きの西野が岩井や渕、大迫が様々な事件の犯人に似ていると言い出したために一同は互いに対して一層の疑念を深めてしまう結果となった。館で過ごす初めての夜、結城の割り当てられた部屋には殺人用の凶器が置かれていた。おそらく全ての部屋にこうした凶器があり、高額報酬に釣られて恐ろしい事に参加してしまった事に恐怖を感じながら結城はなんとか眠りにつく。そして翌朝、その不安が的中したかのように第一の犠牲者が出てしまい、恐怖のサバイバルゲームが幕を開ける。

「インシテミル」は1日（金）よる9時から放送。予告動画は「金曜ロードSHOW!」公式サイトで視聴出来る。


◇金曜ロードSHOW!｜日本テレビ