幕府への忠義を貫く会津、容保は京都守護職へ…大河ドラマ「八重の桜」第6回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2月10日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第6回「会津の決意」を放送、薩摩藩から将軍の上洛を迫られた幕府は、京都守護職として松平容保(綾野剛)に白羽の矢を立てる。こうして幕末の激動の中に会津藩が巻き込まれる中、八重(綾瀬はるか)がいつまでたってもお転婆で嫁の貰い手がつかない事を周囲は嘆いていたが、本人だけは構う事無く砲術の訓練を積んでいた。
[第5回「松蔭の遺言」あらすじ]
吉田松陰が捕縛された知らせを受け、尚之助は勝海舟に会いに横浜へ出向く。そこで異人たちが攘夷派の浪士に斬り殺される現実を目の当たりにする。その頃、会津にいる八重は徐々にうらに親しみを感じていた。そしてうらの懐妊も分かり、山本家は喜びに包まれる。やがて尚之助が会津に戻り一同は賑やかに迎えるが、松蔭の現状を伝える尚之助の言葉に覚馬の表情は曇るばかりだった。そこへ一人の侍が覚馬を尋ねてきたが、顔を合わすと攘夷と叫びながら覚馬に斬りかかった。そして仲間と思われる浪士も乱入してきたが、尚之助や八重も手助けしてその場は切り抜けた。しかし侍を身を挺して引き止めたうらは、振り払われたはずみに流産してしまう。うらは翌日には健気にも日常の仕事に戻ったが、今尚深い哀しみは残った。更にそこへ松蔭処刑の知らせが届き、覚馬は居たたまれない思いを抱えていた。すっかり沈みきっている覚馬のもとへ、ある日勝海舟から便りが届いた。そこには松蔭の遺言として「誠を尽せばきっと解ってもらえる(至誠にして動かざるものは未だこれあらざる也)」の言葉が記されていた。覚馬は松蔭の言葉に込められた思いと旧交を思い出し、熱い涙を流すのだった。
辛い冬も終わり、獅子舞祭の季節が訪れた。村々の獅子たちがぶつかり合う中、一人の幼子が迷い込んできた。危険を察した八重は咄嗟に身を投じ、幼子を抱いて庇うのだった。それを見た幼なじみの与七郎はすぐさま獅子たちを止め、幼子の無事を見届けた後祭りの仕切りなおしをした。与七郎は父の亡き後当主となっており、今や会津を支える若者たちの筆頭となっていた。そしてそこには、与七郎を見つめる八重の親友・時尾(貫地谷しほり)の姿もあった。
そして三月三日、江戸は季節外れの大雪に見舞われていた。そして大老・井伊直弼が水戸藩の志士たちに暗殺される―桜田門外の変が起こる。直弼と親交の深かった松平容保にも知らせは届き、この出来事は国を揺るがす一大事として世を震撼させるのだった。会津城内でも、今後の対応を巡って家臣たちの討論が紛糾していた。評定では水戸藩を討伐すべきという意見が中心だったが、容保は直弼を討ったのは水戸脱藩の浪士であり、水戸藩を処罰するのは筋が通らないという意見を述べるのだった。容保のこの発言で会津の進む道は大きく変化していく。
大河ドラマ「八重の桜」第6回は10日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。
◇NHK「八重の桜」番組サイト
◇NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)
★綾瀬はるか の関連商品を探す★