撃毬(キョック)にかけるキム・ジュンの願い…「武神」第5話~9話あらすじと予告動画

2013年06月29日12時36分ドラマ
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テレビ東京で好評放送中のドラマ「武神」第5話~9話では、ウォラを助けるために命懸けで撃毬(キョック)大会に出場したキム・ジュンが大怪我を負いながらも、ついに最後の勝者となる!DVD公式サイトには予告動画が公開されている。
ナビコンでは【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの放送にあわせて話のあらすじと見どころ、気になるドラマの時代背景などを紹介しているので、視聴にあわせて参考にされたい。なお、テレビ東京での放送は、日本語吹き替え版となっている。また、以下のあらすじと見どころは、オリジナル版で紹介。テレビ放送版とは異なる部分もあることをご承知の上お楽しみください。

■第5話:流血の勝利
初戦は赤軍の完敗だった。目の前で仲間が殺された衝撃も覚めぬまま、キム・ジュンが第二戦に出場する。キム・ジュンのことが気になり仕事が手につかないウォラも、ソンイの配慮により撃毬(キョック)を一緒に見るようになる。劣勢を跳ね返しながら活躍するキム・ジュンの闘志に会場は沸き立つが、キム・ジュンを見つめるソンイの姿に、母のチョン氏は不安を覚える。試合を見に来ていたスボムは、虫も殺せなかったムサン(=キム・ジュン)の変わりように心を痛めるが、いつか仏の道に戻ることを信じて止まない。孤軍奮闘するキム・ジュンの活躍により赤軍が第二戦を勝利するが、脚をひどく負傷し絶対安静を命じられる。満身創痍のキム・ジュンだが次の試合にも出場すると言い張る。そんな中、キム・ジュンのケガの様子が気になるソンイは、彼のために豪華な食事を用意し、キム・ジュンはソンイに試合に出場させてくれるよう直談判する
“相手を殺さなければ生き残れない”という言葉の意味が良く分かる撃毬の試合シーン。馬から振り落とされ、引きずられながらも不屈の精神で立ち上がり相手に向かっていくるキム・ジュンには惚れ惚れする。キム•ジュンは "殺せ"と叫ぶ群衆の中でも自分に大怪我を負わせた相手を殺すことはなかった。おそらく彼の中にまだ僧侶のムサンとしての血が流れているからであろう。

■第6話:男の決意
卑屈な奴隷より男らしい人間として生きるため、必ず生き残ると言うキム・ジュンの気迫に押されて、出場を認めるソンイ。ソンイはキム・ジュンのために皇室の典医を呼び、手当を受けさせる。さらにキム・ギュリにはチェ・ウの軽くて上質な杖匙を借りて来るよう命じる。チェ・ウは紅軍の名誉のためと快く貸す。一方、チェ・チュンホンからソンイとの縁談を持ちかけれたキム・ヤクソンは真剣に悩むが、弟のギョンソンは断るべきだと言う。その頃、契丹軍を追って蒙古軍が高麗領内に侵入したとの急報が届く。チェ・ウの庶子の萬宗(マンジョン)はウォラに目を付け、チョン氏はウォラが自分が姉妹のように仲の良かった女性の娘であることに気付く。ウォラはもと高官の娘だった。そんな中、撃毬(キョック)の二回戦が始まり、キム・ジュンは回復しないまま試合に望むが、青軍の集中攻撃を受け、意識が遠のいていく。しかし生き残ろうとする強い意志がキム・ジュンを覚醒させ、猛反撃をする。
奴隷はみな浅はかで汚らわしいモノとしか思っていなかったソンイが、キム・ジュンに興味を持つようになる。相変わらずお嬢様の上から目線的な態度に変わりはないが「あの体で本当に戦えるのか?」「彼の様子はどうだ?」「薬はちゃんと飲んだのか?」等などキム・ジュンのことが気になって仕方がないソンイの姿がなんとも可愛らしい。

■第7話:激励
キム・ジュンは流血しながらも突然息を吹き返し、観衆がキム・ジュンコールで沸き立つ中、気迫で勝利を果たした。試合後、キム・ジュンはスボブと再会し、ウォラもその場に駆けつける。お互いの無事を喜び合い、キム・ジュンはウォラに必ずいいことがあるから自分を信じて待つように言う。何者にも物怖じしないキム・ジュンに只者ではないと関心を示すソンイ。そんな中、チェ・ウは父チェ・チュンホンから託された巻物を開くが、それは父の署名だけが書かれた白紙の文書だった。チェ・ウはその署名だけの文書を父の最後の考えがある“密旨”(内々の命令)だと気づき、声を震わせた。一方、チョン氏はウォラを不憫に思い、自分のもとに引き取って面倒を見ると言う。ウォラの父親は高官であったが、閣下の暗殺未遂事件に巻き込まれ殺されたのだ。その夜、チェ・ヤンベクはキム・ジュンにウォラとの関係を尋ねるが、そこへソンイが激励の声をかけにキム・ジュンのもとを訪れる。ソンイは厄を払い、死から守ってくれるというお札をキム・ジュンに渡し、最終戦でも必ず生き残るように言う。
第7話のエンディングテーマとして流れたSuper Juniorのキュヒョンが歌う「刀雨(インウ)」は韓国での放送直後、「この歌声の主人公は誰か?」という関心を巻き起こし、ネットを沸かせた。キュヒョンの甘い歌声とメロディーがキム・ジュンの心情と重なって、切ない気持ちになる。エンディングテーマにも是非注目して欲しい。

■第8話:ただひとつの願い
うなされながらウォラの名前を口にするキム・ジュン。
一方、自分の命がもう長くないと感じるチェ・チュホンは腹心のイ・ギュホを都から追放し、自分の後継者にと考える長男のチェ・ウには軽率な行動をせず、自分が死んでも会いにくるなと言う。またキム・ヤクソンに金剛(クムガン)山の道人が作ってくれたという不思議な丸薬を見せ、チェ・ヒャン勢力がヤクソンを狙っていることを警告し、ソンイとの婚姻を勧める。高麗23代王・高宗(コジョン)の同席のもと、撃毬(キョック)の最終戦が行われる。青軍の集中攻撃の標的となったキム・ジュンは杖匙に刀を埋め込んだ相手のの卑怯な攻撃に何度も死の危機に追いやられるが、僧侶時代の自分を思い出し、覚醒する。そんなキム・ジュンに必死で声援を送るソンイ。見事、最後の勝者となったキム・ジュンに願いを尋ねるチェ・ウに対し、ウォラをスボプのもとに送ってくれるよう頼む
高麗23代王・高宗を演じるのは、あの高視聴率ドラマ「善徳女王」で冷静で凛々しく、善徳女王に人生を捧げた忠誠心の持ち主アルチョン役でブレイクした俳優イ・スンヒョ。ラブコメ「フルハウス TAKE2」では、コミカルな演技を披露。善徳女王以来、久しぶりに史劇に登場したイ・スンヒョであるが、男らしく、カリスマ性のあるアルチョンで見せた演技とは違い、無力な王を演じる。高宗はチェ・チュンホンによって玉座に上がったが一生武臣政権の顔色を見て過ごし、権威を認められることができない人物である。卑しい奴隷身分でも、高麗最高権力の座に這い上がるキム・ジュンにその座を奪われることになる悲運の王だ。

■第9話:かすかな嫉妬
キム・ジュンの願いに拍子抜けする会場。ソンイは、キム・ジュンが戦ったのはウォラのためであって、自分は利用されただけだったと知り、驚きとかすかな嫉妬を覚える。ソンイはキム・ジュンに会いに行き、自分のために戦うと言ったキム・ジュンの言葉が嘘であったことに対し怒りをぶつけるが、命を救ってくれたソンイのために戦ったのも事実だと真剣に語るキム・ジュンの言葉を信じる。ここを去って人間らしく生きろと言うキム・ジュンに対して、ウォラはキム・ジュンさえいれば辛くないと言って、スボプのところへ行くのを拒む。チョン氏はそんなウォラの想いを見抜いて、キム・ジュンと一緒にさせようと考えるが、マンジョンがウォラに言い寄ってくる。そんな中、チェ・ヒャンに招かれたチェ・ウはキム・ジュンと家臣を連れてチェ・ヒャンの家に向かう。それを知ったチェ・ヒャンの家臣たちは、チェ・ウを殺す絶好のチャンスだと口を揃えて言うが‥‥
奴軍の小隊長チェ・ヤンベクを演じるパク・サンミンは同じ高麗時代のドラマ「大王世宗」で譲寧(ヤンニョ)大君や、大ヒットドラマ「ジャイアント」「シティーハンターin Seoul」にも出演した俳優。また韓国で今月29日より放送されるMBC新週末ドラマ「スキャンダル」で財閥の会長役にキャスティングされ、武神と同様、強烈なカリスマあふれる役を演じる

「武神」は月~金の毎朝8時25分からテレビ東京にて放送中、予告動画はDVD公式サイトで視聴できる

ドラマ基本情報≫
kandoratop   【「武神」を2倍楽しむ】

「武神」DVD公式サイト
テレビ東京「武神」番組公式サイト
 ※2013.6.25 月~金 朝8時25分-9時21分