パク・ギウン、原宿の500円シャツで映画出演~石臼ダンスまで面白秘話告白!29日ファンミ(前半)再現レポ!コメント動画
来る5月8日に入隊を確定した俳優のパク・ギウンが、昨日29日(火)、東京にてファンミーティング『パク・ギウンのうちくる?!~Welcome・My Home‼~』を開催した!ステージから降りてファンと直接言葉を交わしたり、ファンからも入隊するパク・ギウンへのサプライズプレゼントがあったりと和やかなファンミーティングを取材したので、いつものように再現レポでご紹介!公式サイトには本人のコメント動画が公開されている。
(赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線。< >はステージやスクリーンの様子、♪は歌った楽曲など。
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今回のファンミーティングは、パク・ギウンの家に、ファンと韓国語が堪能で多くの韓国イベントの司会などもしているタレント藤原倫己が遊びに来たという設定で行われた。
【オープニング】
<ステージ:白を基調のソファーやハンガーラックなど、パク・ギウンの部屋を再現>
♪Creep⇒イギリスのロックバンド、レディオヘッドの大ヒット曲(amazonで紹介)
ファンに小さく手を振ったり、エアギターを小出しにしたりと、オープニングからノリノリ。ファンも大興奮!歌の後、「ピンポーン」と来客を知らせるチャイムの音が…
MC:今日は。お邪魔します。
ギウン:お久しぶりです。お元気でしたか?どう過ごしでしたか?
MC:海外を回りながら過ごしています。
ギウン:トモくんです!(拍手)
MC:今日は、皆さんと僕をギウンさんの家に招待してくれたのですが…きれいですね。
ギウン:ここに住んでいるわけではないですが…(笑)でも、ここにある品物は、僕が家にあるものをすべて持ってきました。家具はスタッフが準備してくれました。
MC:自宅は白が多いですか?
ギウン:いえ、黒を基調としたものが多いです。今日はきれいにインテリアなども準備してくれましたが、僕のスタイルではありません。(爆笑)
【第1部スタート:お部屋紹介】
MC:では部屋を見てみましょう。
ギウン:(テーブルの上のタンブラーを手にして)僕がタンブラーのマニアだというのはご存知ですね。これも長い間使っていたものです。
(ガラス戸のシェルフを開けてレッスン用のグローブを手に)僕が「同じ年の家庭教師 レッスン2」に出たのをご存知ですね。それでボクシングの選手の役だったんですが、役作りのためにアクションスクールで使ったグローブで、少し汚れています。古くなっていますね。
(今度はドラム用のスティック)これは、2009年KBSの演技大賞でオープニングステージで僕がドラムを演奏したんです。高価なドラムスティックではないですが、当時練習する時に実際に使ったものです。ノ・ミヌさんほどではないですが、僕も少し楽器ができるんですよ。(「フルハウスTake2」のテイクだね)
MC:そんなことないですよ。ギターなどもお上手ですし!(大拍手)ちゃんと傷がついていますね。
ギウン:(今度はハンガーラックに移動して洋服チェック)これは、“119救急隊員”で活動していた時に着た服です。(オレンジ色のTシャツ)は、韓国で実際に119の隊員たちが着用しているものです。
MC:釜山…と書いてありますね。
ギウン:これは(細長い筒を手にして)僕は美大に進学しました。高校から美術教室に通っていたんですが、その時に持ち歩いていたアジャスターケースです。
これは(ノースリーブのチェックのシャツ)…2005年、日本に来て映画を撮ったことがあります。その当時新人俳優で服を買いたかったんですが、お金がなくて買えませんでした。それで原宿にある500円ショップで買ったシャツです。その後、僕が出演した『ケンカの技術』という映画がありました。その映画の台本の読み合せでこの服を着ていったところ、監督に「この服を着て出演しなさい」と言われ、これを着て出演することになりました。
MC:では、500円の服が人気映画の衣装になったんですね。
ギウン:ええ、そうしてこの服は日本にまた戻ってきました。(1枚の服にもストーリーが…拍手)
MC:そして、ここにアルバムがありますね。卒業記念…。
ギウン:これは…もともとスタッフが準備してくれたものです。ここに僕の写真が貼ってあるふりをしてくれと言われました。(正直にネタバレするギウンさんに大爆笑)でも、両親に頼んで子供の頃の未公開写真を持ってきました。でも、(みなさんの)反応がイマイチなんで、僕たちだけで見ましょうか?(客席から慌てて「見たい!」の大拍手)
MC:どうせなら、○×クイズ形式で楽しく写真を見ていきましょう。
【○×クイズ】
ファン全員起立。スクリーンの写真を見て、質問に○×で回答する。写真は質問に関係する部位を見えないようにしている。最後に勝ち残った人にはプレゼントも用意。パク・ギウン自ら、○・×の出し方を体を使ってレクチャー。
<写真1:持っているのは? ○お菓子、×ラーメン>
3歳くらいのかわいいギウン君。子供といえばお菓子!ということで○が多い。
正解:×(なんと、ちびっこギウン君が手に持っているのは「辛ラーメン」)
ギウン:おーー!想定外の結果に舞台監督が向うで驚いている。(爆笑)
<写真2:表情は? ○泣いている、×大笑い>
幼稚園くらいのギウン君。
正解:×
ギウン:正解は×ですが、正確にいえば、これは笑っているのでも泣いているのでもなく、ただふざけているんです。ですからみなさん正解にしましょう。(優しいギウンさんに大拍手!)
<写真3:抱っこしているのは? ○キョンシー、×ドラキュラ>
正解:○
(キョンシーは中国の死体妖怪で、映画にもなっている。日本では、2012年に川島海荷がドラマで扮装した。詳しくはコチラ)
ギウン:これはっきり覚えています。幼稚園のときで、嫌だったんですが、母に「撮れ撮れ」と言われて撮ったんです。(場所は)今はないですが、ドリームランドという遊園地で、今は北ソウル ドリームランドに変わっています。
<写真4:チュウしているのは? ○弟、×従兄弟の兄さん>
芝生に幼稚園児くらいの二人が寝そべってかわいくキスしている。どちらがギウンさんかも含めて出題。×が多いが…
ギウン:今、○が少ないですが、いいですか?変えるなら今ですよ!チャンスを差し上げます。大丈夫ですか?
正解:×
ギウン:右側が僕で、先ほどのドリームランドにはこの従兄弟たちと一緒に行きました。
<写真5:集合写真の中のどっちにいる? ○右、×左>
正解:○
MC:まだ少し多いので、ギウンさんとジャンケンをしてください。(最後に3人が勝ち残り、ステージ上でプレゼントを受け取ることに)
ギウン:ジャンケンの前に、僕がこう(パー)やったのに、さっき嘘をついたんで誰も僕のことを信じてくれないんですね。(笑)
(ステージ上にあるギウンさんが持ってきた私物をプレゼント。119で着用したオレンジ色のTシャツ2枚と『隠密に、偉大に』で演じたキャラクターがプリントされたTシャツがそれぞれプレゼントされた。ファンに手渡す際に、「ハンガーも一緒にプレゼント!」と言ってハンガーごと手渡し、ハグのおまけも付いた。『隠密に、偉大に』のTシャツは、本人も持っていないレアもの。119のTシャツをもらったファンがギウンさんが実際に着用したものかどうかを確認…)
ギウン:スタッフさんが用意してくれて、実際に着用はしていません。1回着ておけばよかったですね。次回は、着たものを持ってきます。(爆笑)
MC:こちらにたくさんの台本がありますが、これは韓国から持ってきてくれたものですね。しかも、サイン付!
ギウン:ええ。これは「フルハウスTAKE2」のものです。サインは先ほど控室で書きました。
何冊もありますが、これは最終話のもので、表紙に団体写真が貼ってあります。表表紙は僕が映っていなくて、裏表紙の写真にはファン・ジョンウムさんが映っていません。(ファン・ジョンウムは、ヒロインのマノクを担当した女優だが、結局全員集合ではない(笑))
MC:では、ここで過去の出演作品を振り返ってみましょう。2005年デビューですね。デビュー作品は韓国ではなく、日本の『病院怪談』という邦画。
ギウン:僕はDVDを持っていますが、あまりにも照れくさくて他の人にはお見せしたくない作品です。
MC:でも、皆さん観たいですよね(観たいの大拍手!)
【出演作品紹介】
<映像:『怪談 壱 病院怪談』エレベータ内で老人男性の幽霊が迫る恐怖シーン>
ギウン:韓国の数え歳で21歳のときの作品です。(現在29歳。若い)
MC:変わらないですね。
ギウン:でしょう?だって僕は整形してない自然産ですから。(大爆笑。ギウンさんのハーフのようなキレイな顔は幼い頃から。先ほどのクイズで確認済!) これは東京にある、使われていない病院で撮りました。宿所は品川の小さなホテルでした。映像を見ると怖そうですが、実際にはおじいさんが顔を白くしているだけでちっとも怖くなかったんです。(またまたネタばらしのギウンさんに、MCも大慌て)
MC:懐かしいですか?
ギウン:早く終わらせてください。(大照れ)
MC:病院の撮影は怖くなかったですか?
ギウン:病院は少し怖かったです。雨がしとしと降っていたんです。気恥ずかしさのあまり、言葉が出てきません。
MC:もっとすごい映像を紹介しましょう。
<映像:携帯電話のCM>
このCMがきっかけで韓国でパク・ギウンがブレイク。ビートに合わせて首を回す奇妙な動きには“石臼ダンス”という名前がついた。詳しくはコチラで紹介。
MC:韓国ではこの踊りをみんなが真似しました。
ギウン:あの時は、本当によく稼ぎました。これがきっかけで他にもたくさんのCMに出ました。このCMを撮った後は首のヘルニアになってしまいました。3泊4日かけて撮ったんですが、後日談ですが、後ろにいたエキストラは100人いたんですが、大変だといって帰った方もいたんで、また集めて撮り直しました。
忘れられないCMで、これも演技ですが、ふつうは撮影後は心残りもありますが…。これと同じものをやれと言われても同じものはできないと思います。
MC:できないことはないでしょう?
ギウン:音楽もないしできないですよ。(MCが、音楽を口ずさみ、それに合わせてギウンが首を回し、ファン大うけ!ここからはソファーでくつろいで、ファンと一緒に作品鑑賞)
<映像:2006年『ケンカの技術』>
ギウン:映像には映っていませんが、あの500円のシャツをいつも着ていたんです。
<映像:2007年『同い年の家庭教師 レッスン2』>
ギウン:ね、ずいぶん昔の映像ですが、顔、変わっていないでしょう?(笑)
MC:全然老けていないですね。
ギウン:老けましたよ。でも、実は、身長も顔も中学から変わっていないです。(中学で身長180センチ超!そしてこのマスク‼ ちなみに、『同い年の家庭教師』はクォン・サンウとキム・ハヌルで2003年公開の映画)
ですから、今日お越しのお子さんで少し大人びた若者がいればご安心を。早く大人顔になった方はそのまま老けずに歳を重ねることができます。(納得)
<映像:2010年「ザ・ミュージカル」>
ギウン:「ザ・ミュージカル」というドラマですね。フィアンセがいる僕がク・ヘソンさんを好きになってしまうという役を演じました。悪いやつですね。(笑。キスシーンが映ると大テレ)
MC:キスシーンは恥ずかしいですか?
ギウン:あのシーンは、初めて会った日に撮っているんです。
<映像:2011年『神弓』>
ギウン:(この映画では)満州語を使っています。(韓国初の弓アクション映画で主演はパク・ヘイル。パク・ギウンは満州族の若き王族トルゴン役を担当。詳しい紹介や試写レポはコチラ) 今も覚えています。(すごい!大拍手)
MC:実際の撮影は3、4年前ですよね。
ギウン:ええ、そうです。本当に一生懸命だったので頭に焼き付いたようです。
MC:多くの作品でいろいろな役を担当していますが、この中で特に楽しかったというのは?
ギウン:皆さんに「フルハウスTAKE2」をとても愛してもらっているからという訳ではないけれど、僕自身が“ウォン・ガンフィ”をとても愛しています。この役を演じたことで僕自身の性格も明るくなり、感情表現も上手くできるようになりました。また周囲の人とももっと明るく接することができるようになりました。そんな意味で僕自身が大好きな役どころです。(確かに、大ヒット作「チュノ~推奴~」に出演した時とは同一人物と思えないないほど。演技力のたまもの)
<映像:2012年「フルハウスTAKE2」>
ギウン:今日一緒に日本に来ているマネージャー、ヘアメイク、スタイリストのみんなはこの時一緒だった人たちです。今の一緒に仕事をしています。
MC:撮影自体もやりやすかったですか?
ギウン:ええ。僕はあちこち美容院も変えたりしないタイプで、引っ越しもほとんどしません。今住んでいる家も4年住んでいて5年目になります。
<映像:2012年『隠密に、偉大に』>
ギウン:この映画は多くの人に愛された映画です。「フルハウス2」のときはダイエットしましたが、この作品では太らせました。
MC:どちらが大変ですか?
ギウン:僕にとっては太る方が大変です。どうも痩せやすい体質のようです。(客席からは羨望の溜息)
<映像:2013年「心臓が飛び跳ねる」>
先ほどのオレンジTシャツを着て、番組を通じて119の救急隊員の活動を実際にやっているんです。現場ではテレビで放映できないような酷い現場などもたくさん体験しました。(これは、芸能人が救急隊員になる過程を通じて不安な現代の人間を浄化するという趣旨のSBSのリアリティー番組)
MC:生と死の境目を見ていかがでしたか?
ギウン:今も、言葉ではうまく表わせられないほどです。(実際に仕事についている方に深く敬服している様子)
MC:以上の作品の中でもっとも印象に残っているのは、「フルハウス」ですか?
ギウン:ええ、日本ではここにいらっしゃるほとんどの方が「フルハウス2」で僕のことを知ったと思います。それでなおさらありがたい作品でもありますね。(いえいえ、帰りに来場者にも聞きましたが、多くの方が2年前の「チュノ‐推奴‐」でも演技のうまいイケメン俳優ということで注目していましたよ!)
MC:他にも未公開の作品が2作品あると聞いています。『新村ゾンビ漫画』と『メイド・イン・チャイナ』の2本から、『新村ゾンビ漫画』をご紹介しましょう。(大拍手)
(『新村ゾンビ漫画』は、ドラマ「恋愛時代」のハン・ジスン監督作品)でゾンビと人間の異色ロマンス。『メイド・イン・チャイナ』は監督:キム・ドンフ、制作:キム・ギドクフィルムの映画で、ハン・チェアが共演する)
<映像:2014年『新村ゾンビ漫画』>
ギウン:これは、オムニバスで僕が出演するのは40分ほどです。他の作品も素晴らしいです。ゾンビ物のラブストーリーです。(藤原の「ギウンさんはゾンビ役?」という質問に、すでにこの映画を知っているファンたちから笑いが起きる) 僕は、ゾンビたちを管理する班長の役です。相手役のナム・ギュリさんに恋する役です。僕が真ん中ですよね。一番人気があるからです!(大拍手)
今日は映像がありませんが、『メイド・イン・チャイナ』で僕は中国人役で、セリフは100%中国語です。実は、僕は大学で美大から中国語学科に転科しているんです。でも、その後すぐに芸能活動のために休学したので、中国語は全く反せません。(笑)ですから、セリフを覚えるのにとても苦労しました。2月に撮影を終えたんですが今も覚えています。(満州語についで中国語も…)次回は『メイド・イン・ジャパン』に出演したいですね。(拍手喝采)そうすれば日本語の勉強もできますね。
MC:いつでも日本語の家庭教師をしますよ。
ギウン:トモさん(藤原)は、本当に韓国語がお上手なので、僕といると韓国語しか話さないのでは?(「日本語はあまり話せません」とジョークで返す藤原さん)
MC:『メイド・イン・ジャパン』に期待して歌のプレゼントをお願いします。
ギウン:ハイ。この歌は難しいので、もし僕が辛くなったら(マイクを客席に)こうするかもしれません。
♪目を閉じても⇒(パク・ギウンの「You Are My Baby」にも収録)
語り掛けるように歌う。畳みかけるように早口で歌うサビの部分が印象的。メロディーも音域が広く確かに難しい楽曲で、ちょっと詰まるシーンも。歌った後、「ちょっとテンポが速かったですね」とかわいく言い訳して、一旦退場。
<映像:プライベート、グラビア撮影など>
映像でパク・ギウンのアップが来るたびに客席から歓声!
-イベント第2部へ続く-≫
◇パク・ギウン公式サイト
【他の韓流レポ】【イベントレポ(後半)】
【イベント概要】
タイトル:パク・ギウンのうちくる?!~Welcome♡ My Home!!~
日時:4月29日 開演17:00
会場:東京・一ツ橋ホール(http://www.jec.or.jp/hall/hall/)
セットリスト
1曲目:Creep (イギリスのロックバンド、レディオヘッドの大ヒット曲)
2曲目:目を閉じても (パク・ギウンの「You Are My Baby」に収録)
3曲目:告白します (パク・ギウンの「You Are My Baby」に収録)
アンコール曲:Babe Why (フルハウスTAKE2 サントラセット収録曲)