テ・ジョヨン、遼東制覇のための作戦は?字幕版「大祚榮(テジョヨン)」第101~105話あらすじと予告動画-BSジャパン

2014年06月03日16時52分ドラマ
(C)KBS Media

BSジャパンにて12:57~14:02に放送のチェ・スジョン主演の歴史エンターテインメント超大作「大祚榮(テジョヨン)」、明日6月4日(水)から10日(火)まで第101話~105話までのあらすじを紹介、韓国KBS番組サイトで予告動画が視聴できる。

【「大祚榮 テジョヨン」を2倍楽しむ】では、ドラマの背景やキャストの魅力、豆知識、放送にあわせて各話のあらすじを紹介するのでお楽しみに。

■キャスト ⇒人物相関図(BSジャパンより)
・テ・ジョヨン(ケドン)役:チェ・スジョン
・テ・ジュンサン役:イム・ヒョク
・ヨン・ゲソムン役:キム・ジンチ
・イヘゴ役:チョン・ボソク
・チョリン役:パク・イェジン
・スギョン役:ホン・スヒョン
・ミモサ役:キム・ジョンヒョン
・コルサビウ役:チェ・チョルホ(チェ・チョロ)
・フクスドル役:キム・ハクチョル
・ソリンギ役:イ・ドクファン

■第101話
契丹のイヘゴのもとにテ・ジョヨンが新城に達したと知らせが入った。イヘゴはテ・ジョヨンに負けられぬと勇み立つ。皇帝暗殺を持ちかけられたソンマニョンは「契丹の王孫は高句麗の血筋」というシン・ホンの言葉が頭から離れなかった。しかし、父とも兄とも慕っていたイジンチュンを殺すことはできない。苦しむソンマニョン。遼東では、テ・ジョヨン軍の諸将が新城の陣容の大きさに圧倒されていが、テ・ジョヨンは絶対に新城を落とせると諸将を鼓舞した。ミモサ他腹心は考えに考え、一つの作戦を思いついた。新城に援軍を送るであろう玄莬城他六つの城主を偽の伝令で呼び出しその首を新城に送り、開城させるという案であった。伝令の役をコムとダンが買って出た。そして、待ち伏せしたコルサビウらの働きもあって、二人で見事に玄莬城城主の首を取った。一方、契丹国ではいよいよイヘゴ出兵の日が来た。イヘゴはチョリンにシン・ホンの動きが気になるから腹心を残して行くと言い残した。このイヘゴの出兵は唐にも伝わっていた。突厥族ムクチョルの親書を携え帰国したソリンギもそれを知り、すぐ則天皇帝に謁見した。則天皇帝は臣下たちが言うようにその言動がおかしくなっていた。皇帝イジンチュンの寝所を訪れたソンマニョンは、跡継ぎに誰を考えているかイジンチュンに問い質した。しかし一喝され引き下がり、その足でシン・ホンのもとを訪ねるのだった。遼東では新城に乗り込んだテ・ジョヨンが城主に降伏を勧めたが、新城城主ヤン・ソウィは一声掛ければ援軍が来ると嘯いた。テ・ジョヨンは布に包まれた箱を放り投げ渡した。箱の中身はヤン・ソウィと仲がいいと言われている玄莬城城主の首であった。テ・ジョヨンはヤン・ソウィに城門を開けねば、同じ運命だと言い放った。

■第102話
玄莬城城主の首を見た新城城主ヤン・ソウィに貴様もそうなると言い放ち、去るテ・ジョヨン。ヤン・ソウィは動揺を隠し切れなかった。そして翌日ミョジャク城城主の首が届いた。最後の首はミモサが入城を求め、直接ヤン・ソウィに渡し無血入城を迫った。もともと高句麗の土地、降伏と言うより撤退と言うべきでしょうとミモサ。テ・ジョヨン軍は一本の矢も射ずに新城に入った。この知らせはすぐ契丹の地にも届き、テ・ジュンサンたちや高句麗流民はもちろん、契丹の国中の民が喜んだ。知らせを聞いた皇帝イジンチュンは喜びつつもチョリンを前にして、この討伐が終わったらチョリンを跡継ぎとする旨を語った。チョリンが部屋に戻るとイヘゴが残していた腹心が待っていた。ソンマニョンとシン・ホンの行動が怪しいと言う。二人を監視し異変があったら知らせるようにとチョリン。そのソンマニョンは自分を支持する元老を集め、何事か決意を語った。シン・ホンはイヘゴが帰る頃、この国は主なき国になっていると密かに嘯いた。イヘゴの契丹軍は快進撃を続け、壇州に達すると唐の河北地方は大混乱に陥った。唐はチョ・インサを大将軍に10万の大軍を送り込み黄獐谷の南に陣取り、北の谷を埋め尽くす契丹軍と対峙した。このイヘゴの快進撃を聞いたテ・ジョヨンは、ある目的のために自分たちの遼東制覇も急がなければならないと作戦を考えた。コルサビウとクムラン、フクスドル、テ・ジョヨン自身にそれぞれ一万の兵を配し、遼東城、白巌城、安市城を落とすのを競わせる勝負をする。偉大なる勝負は今から始まると、テ・ジョヨンが檄を飛ばした。

■第103話
遼東のテ・ジョヨン軍。テ・ジョヨンは遼東制覇のため、城を落とすのを競わせる作戦を立てた。“勝負”である。将軍たちは城を攻める作戦を練った。テ・ジョヨンの下にいるイヘゴとチョリンの子コム、テ・ジョヨンの長男ダンは安市城の情報をつぶさに調べ上げた。その調査書の出来栄えにテ・ジョヨンとミモサは感心するのだった。同じ頃、唐では則天皇帝の臣下への疑心が度を越えていた。イヘゴと黄獐谷で対峙するチョ・インサが謀反の首謀者であると言い出し、全軍の指揮を執るソリンギを悩ませた。当のチョ・インサもこの状況を何とか打破しようと、しばし進軍をためらっていた。そして、契丹の営州では軍師シン・ホンにそそのかされた皇帝イジンチュンの義弟ソンマニョンが、皇宮警備兵を訓練と称して城外に出し、皇帝暗殺計画を実行に移そうとしていた。その動きを察したチョリンは、スギョンとテ・ジュンサンに訓練中の兵を借りて、皇宮の鎮静化に動いた。決起の日、ソンマニョンは鎮静化に向かっているのを知りつつ、イジンチュンの寝所に入った。扉を背にしたイジンチュンに刃を向けたソンマニョンが「王孫であるコムが、実は誰の子か知っているのですか」と投げかけた。一瞬何のことか分からなかったが、疑念がイジンチュンの脳裏に渦巻いた。

■第104話
契丹国営州皇宮、皇帝の寝所に現れた義弟ソンマニョンが言った「コムは誰の子か知っているか」その問いかけに、戸惑う契丹国皇帝イジンチュン。そこへ、チョリンとテ・ジュンサン配下の兵が到着してソンマニョンは捕えられた。契丹で謀反があったことは、すぐ遼東のテ・ジョヨンにも伝わった。しかし、コムはその知らせに動じることもなく軍務に勉強にいそしんでいた。その遼東では、“勝負”が始まっていた。遼東城を攻めるコルサビウとクムランが武将同士の一騎討ちの勝利で士気を高め、コルサビウは自らをテ・ジョヨンと名乗り総攻撃をかけて城を落とした。フクスドルは兵を東西南北の門に分け、正攻法で白巌城を撃破した。遼東城、白巌城の落城は、すぐに唐のソリンギに報告された。ソリンギは今こそその時期と、突厥族可汗ムクチョルに契丹国征伐を促した。何とかして唐の威厳を保とうとするソリンギ。しかし、則天皇帝から謀反の首謀者とあらぬ疑いをかけられたイヘゴと黄獐谷で対峙する唐の将軍チョ・インサは投降する旨を伝えた。再び契丹国。皇帝イジンチュンとチョリンの前に引っ立てられたソンマニョンは「コムはテ・ジョヨンの子である」ということを話す。その事実をあっさり認めるチョリンは「コムはイヘゴの子でなくとも自分の子である」と。一方、遼東のテ・ジョヨンのもとには遼東城、白巌城攻撃から戻った兵士が集まり、安市城攻めに備えしばしの休息の時間を持った。

■第105話
安市城が鉄壁の要塞であることをテ・ジョヨンとテ・ジュンサンはよく知っていた。唐の攻勢を何度かこの城で食い止めた高句麗屈指の城である。遼東城、白巌城を攻め落とし、戻った兵も含めてテ・ジョヨン軍は3万人。安市城攻めには少なかった。スギョンとテ・ジュンサンは、契丹国に援軍を頼もうとした。その契丹の皇帝イジンチュンは孫コムが高句麗人テ・ジョヨンの子であることに不安を感じていたが、コムの母チョリンは、コムは自分の子であり皇帝の孫であることには間違いないと強調した。しかし、そんなチョリンにも今の状況ではスギョンの出兵の頼みを受けかねるのだった。テ・ジョヨン軍は安市城東門に集結し総攻撃を開始した。やはり安市城は鉄壁の要塞、テ・ジョヨンをもってしてもこの城は容易に落とせない。一方、イへゴは黄獐谷で対峙していた唐の将軍チョ・インサの投降の意思に応じると見せかけて10万人の唐軍を全滅させた。その少し前、唐の則天皇帝は体長不良を理由に政務を側近のヤン・ソウィに任せると発表した。そんな中、苦戦を強いられているテ・ジョヨンのもとに安市城から抜け出して来た高句麗の数人の民が協力したいと申し出た。安市城のことを隅々まで知り尽くしているテ・ジョヨンは、やって来た高句麗の民が唐軍の目を盗んでどうやってテ・ジョヨン軍の陣営に来たのか疑っていた。

【「大祚榮(テジョヨン)」を2倍楽しむ】では、ドラマの背景やキャストの魅力、放送にあわせて各話のあらすじを紹介するのでお楽しみに。

BSジャパン「大祚榮 テジョヨン」番組公式サイト
2014.1.10スタート 月~金12:57~14:02
韓国KBS番組公式サイト

※韓国ドラマの紹介や韓流エンタメについては、ナビコン特集「韓ドラここが知りたい!」から。各時代の地図や年表などもあります。
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