『泣く男』、デヴィ夫人&ますおか岡田登壇イベントレポと業界初ポスタグラム発売発表!予告動画

2014年10月18日11時00分映画

<アジョシ・シンドローム>を巻き起こし、韓国アクション映画の新境地を切り開いたイ・ジョンボム監督待望の最新作『泣く男』(主演、チャン・ドンゴン)が、ついに本日18日(土)劇場公開!16日には、デヴィ夫人とますだおかだ・岡田によるトークショーを開催したり、江頭2:50を使用したポスターやカラオケの鉄人などとのコラボレーションなどメディアを騒がせるプロモーション活動をしているが、今回は、業界初の試みとなるポスターとプログラムが合体した“ポスタグラム”発売が決定した!16日のトークショーのレポートと一緒にご案内、映画予告動画は公式サイトで公開中だ。

泣く男■ポスタグラムについて
映画のポスターは、シルバーカラーに包まれる彫刻のような肉体に掘られた無数のタトゥー。哀しみを背負い俯いた表情。シルバーカラーをまとったチャン・ドンゴンは、いままでと違った憂いに満ちた雰囲気を醸し出している。劇場に掲出された当初からこのポスターは話題を呼んでおり、配給会社に問い合わせが相次いだ。
しかし、ポスターは既に制作されており枚数も決まっているため販売を断念。少しでも多くのお客様のご要望に応えるため考えた配給会社は、これから制作に入るプログラムに目を付けた。
そんなとき、宣伝マンの“ポスターとプログラムを一緒にしたらどうだろうか”というジャストアイディアから、いかにチャン・ドンゴンのビジュアルを生かしたプログラムができないかと試行錯誤の結果、ついに生まれたのが、業界初のポスター+プログラムの【ポスタグラム】だ!
折込仕様のポスタグラムの裏面は、イ・ジョンボム監督の作品に対する思いのこもったインタビューや、撮影秘話など興味深い内容になっている。
そして、表面は、折込を広げると、なんとチャン・ドンゴンの等身大に近い肉体が現れる。実は体に刻まれたタトゥーにはある意味が隠されている。ぜひ、鑑賞後にポスタグラムで改めて物語の奥深さ、そして、男のカタルシスを感じて欲しい。ポスタグラムは上映劇場でワンコインの500円(税込)で発売している。


泣く男■イベントレポート
日程:10月16日(木) 
場所:Gibson Brands Showroom TOKYO(中央区八重洲2- 3-12)
登壇者:ますだおかだ岡田圭右、デヴィ・スカルノ

“色々な局面でぶれているお笑い界の「泣く男」”というMCに呼び込みで、拳銃を片手に、黒いスーツで颯爽と登場した岡田。 開口一番、「ほんとに、岡田の芸風はぶれているのかー。元々、いや今も漫才師だけど、くずれたんだー。くーっ」と叫ぶが、会場内の笑い声のなさに、「初めてシーンという音を聞きました」と早くも“泣く男”ぶりを披露!

実は岡田さんが来ているグレーのTシャツは、実際映画の中で殺し屋ゴンを演じる、チャン・ドンゴンが着用した衣装で岡田さんにジャストサイズだったらしく「今日、私は、オカチャン・ドンゴンです!」と宣言するが、またもや会場の反応の悪さに「くーっ」と“泣く男”2回目炸裂。 「劇中アクションでボロボロになったこのドンゴンTシャツのように、顔で笑って岡田の心はいつもボロボロなんですよー。心の中はこんな状態。毎日いろんな仕事のあと、心の中は傷だらけです。この衣装は私の心を忠実に表しています」とさらに自虐的に続ける。

そして映画の感想については、「銃撃戦は本当に迫力があって、リアルな世界観がすごい」と興奮気味に語り、「チャン・ドンゴン演じるゴンが冷酷なんだけど、あることをきっかけにぶれちゃうことで、よりハラハラドキドキする展開になっていくのですが、私も元々漫才師で突っ込みだったのに、いつのまにか“ぶれる”というよりくずれちゃったわけでして。でも実は変化する、進化しているのですよ。ぶれないと思われる人も、時代にあわせてぶれているんだと思いますし、あれ、かっこいいコメント言おうと思ったけど、なんのこっちゃわからなくなった」とついついコメントもぶれまくりの岡田。

ここで、現在本作の公式サイトで実施中のチャン・ドンゴンのメインビジュアルについた吹き出しに一言いれる「ゴンの一言キャンペーン」に、岡田さんも挑戦!すると、「あ、73.2、、うわ73(kg)超えてしもた。あかーん、寝る前のお菓子やめよ」という実体験に基づいた答えを披露するも、残念ながら会場は沸かず。

すると、そんな大喜利のダメさ加減にカツをいれるべく、全身金色で胸元がセクシーな女豹スーツに身を包んだデヴィ夫人が、マシンガンを手にバンバンといいながら、登場!(デヴィ夫人の衣装はなんとポールダンスをする時の自前の衣装!) すぐに、岡田さんのTシャツ姿に突っ込みを入れ、「ずいぶんチャン・ドンゴンと違うわね」と一蹴したデヴィ夫人。

まず本作の感想を聞かれ、「最初から最後まですごいアクションでハリウッド超える迫力とスピード感!そしてチャン・ドンゴンさんが日本の俳優さんにはない魅力で、スタントを使わずほとんどのアクションをこなしているなんてすごいわ。そしてただのアクション映画ではなく、人間の心の葛藤を描いた大作だわ」と大絶賛!

また、映画でも描かれている男の美学については、「ギャーギャー泣くんじゃなくて、心の中で泣くっていうのが男らしいのよ。でもW杯のときに、長友選手がインタビューの途中涙をこらえられなかった姿には泣かされたわね」と語るデヴィ夫人の横で、何を勘違いしたのか、例の野々村元議員のマネをしながら「この映画をキャンペーンしたいだけなんですぅぅ」と泣きマネをする、岡田を「なにやってるのよ、見てるほうが恥ずかしいわ」と殺し屋バリのするどいダメだしで一蹴。

さらに、本作の魅力を「私、最初どうしてこのタイトルにしたのかわからなかったけれど、最後になったら、なぜかってわかるの。どうして冷徹なゴンに心が宿ったのか。殺し屋だけれども、人間の葛藤がある。最後のシーンは衝撃で心打たれるわ。」と熱く話すデヴィ夫人。

最後に、「この映画は10月18日より開店ガラガラ。わぉ!」と決め台詞を放ち、再度会場を凍らせた岡田さんは本日何度目かの“泣く男”となり、終いには「うちで飼っていたマルチーズがゴンという名前だったんです!ワン!」と、さすがにお笑い界きっての色々な局面でぶれている“泣く男”。
会場の反応にも負けず、その芸風を炸裂しながら、大盛り上がりのうちにイベントは終了となった。

■作品紹介
©2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
監督:イ・ジョンボム 『熱血男児』、『アジョシ』                        
出演:チャン・ドンゴン 『マイウェイ 12,000キロの真実』、『ブラザーフッド』
    キム・ミニ 『恋愛の温度』、『火車』   
2014年/韓国/116分/R15+  
©2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

★新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国ロードショー公開中!


『泣く男』映画公式サイト

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