郭公の托卵!ソウ、悪女へ…「帝王の娘 スベクヒャン」第14-18話あらすじと見どころ、百済紹介!予告動画-BS朝日
序盤で武寧王が自ら我が子と先王との子を取り換えたが、今週放送の第14話からいよいよもう一つの人生の入れ替えが行われる!ドラマ序盤で村の女が話した「郭公(カッコウ)と百舌(モズ)」の話がいよいよ本格始動!BS朝日で明日2月9日(月)よりの「帝王の娘スベクヒャン」第14話~18話までのあらすじとみどころを紹介、予告動画は公式サイトで公開されている。
また、【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】では、放送に合せて各話のあらすじと見どころ、キャストの魅力などを紹介していく。ドラマ視聴に役立つ時代背景もまとめているのでドラマ視聴前にもチェックをどうぞ。
※BS朝日での放送は、108話のオリジナルを72話にして放送。以下のあらすじはBS朝日版にあわせていますが、オリジナル版を視聴してご紹介するため、物語が多少前後することもあることをご理解ください。
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】
■キャスト
スベクヒャン/ソルラン役:ソ・ヒョンジン
ソルヒ役:ソウ
ミョンノン役:チョ・ヒョンジェ
チンム役:チョン・テス
ほか
▽序盤登場人物▽
チェファ役(スベクヒャンたちの母):ミョン・セビン
ユン/武寧(ムリョン)王役:イ・ジェリョン
ヘ・ネスク役:チョン・ソンモ
ペク・カ役(チェファの父):アン・ソクファン
東城王役:チョン・チャン
クチョン(チェファを見守る下男)役:ユン・テヨン
■第14話
盗賊の住みかで待ち伏せするソルランとソルヒ。しかし、ソルランが離れたすきに、ソルヒは一人抜け出し、百済の都・熊津(ウンジン)城へと向かう。城門の前で倒れ、助けられたソルヒは、結願鼓(キョロンゴ)をたたけば王に拝謁できるかもしれないと聞き、結願鼓を叩いて王宮に訴え出る。担当役員に会うことができたソルヒだが、ソルヒの訴えは武寧(ムリョン)王の目に留まらなかった。あきらめきれないソルヒは、1ヶ月に1回、武寧王自ら審理する場に出向き…。
一方、山中で倒れていたソルランは、トルデとマングに助けられる。ソルヒを助けに行くため盗賊の棲家を知っているという二人に、案内料を弾むからといって道案内を頼む。
城門の前で行き倒れたソルヒを助けたのは?いよいよソルヒが悪女になっていく。さて、ドラマのキーとなる「郭公(カッコウ)による托卵」とは、カッコウの習性で、他の鳥の巣に卵を産み、育てさせること。このドラマでは、ミョンノン(チョ・ヒョンジェ扮)とチンム(チョン・テス扮)が、武寧王役によって取り替えられ、ソルヒ(ソウ扮)によってソルラン(ソ・ヒョンジン扮)の“スベクヒャン”の身分が奪われる。ソルヒは、今後スベクヒャンであり続けるために悪女への階段を上り始める。
■第15話
武寧王自らが民の窮状を聞く場で、訴えが取り上げられなかったソルヒは、武寧王が退席する際に前に駆け寄り、「スベクヒャン」と名乗り出る。その名を聞き、驚いた武寧王は、自らの部屋にソルヒを通すことを許した。スベクヒャンの名前のいわれを聞いた王は、母の名を聞く。ソルヒは、母が色彩の彩(チェ)に花(ファ)と書いてチェファだと答え、母が死んだことを告げる。それを聞いた武寧王は、その場で倒れ、気を失ってしまう。
一方、チェファの娘が現れたことで、チンムは警戒を強めていた。
その頃ソルランは、トルデとマングと一緒に百済・新羅・伽耶の3国に通じる街道の村に戻り、ソルヒがいなくなったことを酒房のおかみヨオクに話す。
武寧王のショックの大きさにチェファへの愛が深さが感じられる。果たして、王はすぐにソルヒをわが娘と認めるのか?
■第16話
臣下たちはスベクヒャンと名乗る娘が罪人ペク・カの娘の子供だと騒ぎ、ソルヒは依然として質素な部屋に居た。部屋を訪ねてきたヘ・ネスク佐平に、ソルヒは盗賊の襲撃に遭った様子を詳しく話し、両親だけでなく“妹”も殺されたと打ち明ける。
ネスクからこれを聞いた武寧王は、チェファを殺害した盗賊を捕らえるようミョンノンに命じる。ミョンノンは、伽耶(カヤ)へと向かう。山中を捜索していたミョンノンは、足を滑らせて崖から落ちそうになるが、そこにソルランが通りかかりミョンノンを助ける。
ミョンノンの護衛が百済最高の密偵集団であるピムンだと知ったソルランは、妹・ソルヒを捜し出すため、ピムンの力を借りたいと申し出るが…。
一方、王宮ではソルヒの出現に興味を抱いた王妃がソルヒを呼び寄せ、ソルヒのために侍女の手配などをしてやる。
チョ・ヒョンジェが演じるミョンノンのキャラクターが面白い。眉目秀麗の百済の王子、太子でありながら、小さいことが気になり極度の潔癖症。ソ・ヒョンジンが演じた何事にも粗雑で大飯食らいのソルランとの掛け合いが絶妙。笑えるツボが満載なのでどのシーンもお見逃しなく。
■第17話
近くの村でキジを米に変えてくるよう、ミョンノンから課題を出されたソルランだったが、そこは農村ではなく盗賊団の棲家。ミョンノンはソルランがピンムとしての資質があるかどうか試そうとしたのだ。ソルランは捕らえられ、盗賊の親方に酒をつがされるが、トンチ話で切り抜けて脱出に成功する。
一方、王宮に部屋を与えられたソルヒだったが、武寧王はソルヒのもとをなかなか訪れようとしない。そんな中、チンムはスベクヒャンになりすますソルヒを利用しようと近づく。このままでは親子だと認めてもらえないのでは、と心配したソルヒは…。
大胆不敵、機転の利くソルランの見事な脱出劇が笑える。またここで、彼女の心根の優しさも描かれるのでお見逃しなく。一方、王宮のソルヒと仲良くしようと一生懸命の若き王妃が可愛い。王妃にしてはあまりにも心が幼いが、心根の優しいウネ王妃を演じたのは、イム・セミ。2004年カタログモデル出身で、KBS 2TV「四捨五入」でドラマデビュー。SBS「その冬、風が吹く」、BSフジにて2月10日より放送開始する「TWO WEEKS」や本作で知名度を上げた。
■第18話
ソルランの才能を見込み、密偵集団ピムンへの入団を認めたミョンノン。ソルランは、トルデとマング、それに酒房のおかみのヨオクとともに百済に向かった。
一方、ソルヒはヘ・ネスクから、武寧王の実の娘かどうか疑いの目を向けられていた。
そんな中、ソルヒはプレゼントの靴を持って近づいてきたチンムから、武寧王がよく出向く場所を聞く。庭園を散歩していた武寧王の前にソルヒが現れる。チェファがよく歌っていた子守歌を口ずさむソルヒを、武寧王はチェファと錯覚し…。
王宮に戻ったミョンノンは、武寧王にチェファたちを襲ったのが盗賊ではないと報告。ソルヒたちはピムンの訓練場へと案内される。
食の細いミョンノンが初めて庶民の味の汁飯を食べる姿が滑稽。そして、メインキャストたちよりも一足先に恋に落ちるトルデとマングの関係にも注目。
今回は、愛情深い武寧王の様子がたっぷり描かれる。わが子とは言えないチンム、そしてチェファと勘違いしてソルヒを見つめるまなざしが悲しい。だが、依然としてソルヒを遠ざける王の心中は?
いよいよ次回からは、密偵集団ピムンとしての特訓が始まるのでお楽しみに。
◇BS朝日「帝王の娘 スベクヒャン」番組公式サイト
2015.01.21スタート 月~金 8:58-10:00
◇「帝王の娘 スベクヒャン」公式サイト
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】
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