テレビ東京「赤い袖先」第21話-第25話あらすじ:ジュノの片想いがついに実る?イ・セヨンの本心は?

2023年09月28日08時30分ドラマ
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ドンノ(カン・フン)の裏切りを知ったサン(ジュノ/2PM)、さらにドギム(イ・セヨン)に告白するが…テレビ東京で地上波初放送の切なすぎるラブ史劇「赤い袖先」(全27話)9月29日(金)からの第21話~第25話までのあらすじと見どころを紹介、日本公式サイトとYoutubeで日本版トレーラーが公開中だ。

「赤い袖先」は、朝鮮第22代王・正祖(イ・サン)と彼が愛した宮女との恋と成長の物語が全く新しいアプローチで描いたロマンス史劇。【「赤い袖先」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在人物の紹介、ドラマ「イ・サン」との徹底比較、ネタバレあらすじなどまとめている。



■キャスト押さえておくべきキャストと登場人物13名
イ・サン役:イ・ジュノ(2PM)
ソン・ドギム役:イ・セヨン
ホン・ドクロ役:カン・フン
英祖役:イ・ドクファ
提調尚宮チョ氏役:パク・ジヨン
ソ尚宮役:チャン・ヘジン
 ほか

■第21話
元嬪の突然の死を嘆き悲しむ兄ドンノは、元嬪は殺されたと主張する。その頃、王宮から次々と宮女が姿を消す。その中にはドギムと仲の良いギョンヒもいた。ドギムは仲間たちと共にギョンヒたちの行方を探す。香袋が池に浮いているのを見つけてギョンヒの物かと池に入るドギムを見たサンは、彼女が入水自殺しようとしていると誤解して駆け寄る。涙ぐむドギムから宮女の失踪について聞かされたサンは、すでに宮女たちの捜査をしているはずだと、傍らのドンノに確認する。ドギムと2人になったドンノは、サンに疑念を抱かせる言葉で彼女の不安を煽る。

サンとドギムの恋のすれ違いが取り返しのつかないステージに進んだように見られ、その象徴として登場したのが宮中に迎え入れられた側室でドンノの妹のウォンビン ホン氏だ。史実でも12歳で側室となり、1年後に病気で亡くなったとされているが、本作では側室として過ごす様子が描かれたのはほんのわずかの間だった。そして、これまで妹を側室にして権力を握ろうとしてきたドンノの野望も、妹の命という大きな代償と共に打ち砕かれる形となった。この回の詳しいあらすじと見どころは第21話ネタバレで。

■第22話
ドンノがドギムに、王妃を陥れる文書を無理やり書かせようとした瞬間、兵を率いたサンが現れる。ドンノは捕らえられ、ドギムと宮女たちは救われた。ドンノは都承旨を解任される。自分に相談せず1人で危ない橋を渡ったドギムにサンは激怒するが、友の命がかかっていたとドギムは抗弁する。サンは家族になってほしいと思ったのも本気で恋をしたのもお前が初めてだと気持ちを伝えるサンに対して、一度も男性として意識した事はないと意地を張って立ち去ろうとするドギム。サンはドギムを掴むと強引に口づけをした。二度と姿が見えないように宮廷から出ていくよう命じられたドギムは…。

最後まで自分の気持ちを隠し続けるドギム。サンの口づけが彼女の心をどのように動かすのか次回への期待が高まる。近頃の韓国ドラマでは“ウォーマンス(ウーマン+ロマンス=女性同士の友情)”に注目が集まっているが、本作は時代劇ではこれまで描かれることの少なかったウォーマンスも丁寧に描いており、これもまた本作の見どころの一つだ。この回の詳しいあらすじと見どころは第22話ネタバレで。

■第23話
王宮を出て1年後、ドギムは再び王宮に呼び戻される。家で無為に過ごすドンノに会いにいき、ウォンビン ホン氏の死が兄であるドンノのせいだと言ったことを謝る。ひとしきりドギムをからかったドンノは、もし自分が死んだらそれはドギムのせいだとまるで死を覚悟したような言葉で王宮に戻るドギムを送る。新しく側室となった和嬪付き宮女の中に、ドギムの姿を見たサンは驚きを隠せない。共寝の日取りを伝えるよう和嬪に命じられ、ドギムは王の宮殿に向う。サンはドギムに、好きでもない私を見ながら宮中で朽ち果てよと言い放つ。

大きな過ちを犯したドンノだけでなく、ドギムまでもが宮廷から追い出されるという衝撃の展開だったが、出宮した後のドギムが困らないように、チョンヨン公主に手をまわしたのもサンだった。1年後に宮廷の外で暮らすドギムの暮らしぶりや、偶然鉢合わせしてしまったサンからの心無い言葉に涙を流すドギムの様子が切なく描かれた。一方では、会いたくなかった(心の中では会いたくてたまらなかった)ドギムをすれ違う度に意識してしまうサンの様子が微笑ましく描かれる。この回の詳しいあらすじと見どころは23話ネタバレで。

■第24話
長い年月を経てようやく想いを通わせ、寄り添い合うサンとドギム。しかし二人の関係に嫉妬した和嬪は大妃キム氏にドギムが男に会っていると密告し処罰を願い出る。男とはドギムの兄ソン・シクのことだった。大妃は宮女の私通は死罪だと脅しながら、流刑中の兄を都に呼び戻してくれればドギムも助かると持ちかけるが、サンは聞き入れない。事実を明かすと兄が思悼世子(サドセジャ=荘献世子)(罪人とされ英祖の命で米びつに閉じ込められ餓死させられた世子)と共に処刑された翊衛司の息子だと知られ、兄の将来を潰すと思って真実を告げる事が出来ずにいた。ドギムを信じると言い切るサン。そこに、恵嬪がドギムを連れて現れる。

宮中の政治的な思惑や愛憎に巻き込まれて再び処刑の危機に瀕したドギム。結局、恵慶宮の登場で潔白が証明されただけでなく、和嬪と大妃を牽制する事にも成功しスカッとするシーンだが、ここでも王以外の男性を想い慕う事を禁じられた宮女の不自由さが描かれた。この回の詳しいあらすじと見どころについては24話ネタバレで。

■第25話
自分が承恩を受けると知って遠い目で支度をするドギムム。「これはいつか話していた罰か?王にとっては一夜限りだが私は全てを失う」というドギムに、拒むならば一生忘れると寂しい表情を見せるサン。何も言わないドギムを見て諦めかけるが、ドギムはサンの手を握り、二人は夜を共にした。ドギムがサンの寝所に侍った翌日、ギョンヒはドギムに、王様を信じちゃダメと言う。ソ尚宮も、いい王様がいい夫とは限らないと浮かない表情。それから10日間、サンはドギムの元を訪れなかった。不安に思うドギムに、ようやくやってきたサンは、考える時間を与えたかったと言って強く抱きしめる。やがてサンはドギムの妊娠を知る。

承恩を受けて側室になり、懐妊するまでがかなりスピーディーに描かれた。二人が結ばれてハッピーエンドに向かう、というのはドラマではありがちな展開だが、本作ではドギムが愛の代わりに自由を失う「諦め」が描かれている。今回のエピソードではこれまで彼女がサンの求愛を拒んできた理由が生々しい現実という形で分かりやすく描かれ、虚ろな眼差しで準備をする彼女とそれを察して気遣うソ尚宮の姿、親友とはしゃぎながら宮の外に出かける自分自身の幻に涙で手を振るシーンはその最たるものだ。
この回の詳しいあらすじと見どころについては25話ネタバレで。


テレビ東京「赤い袖先」ページ
 2023年9月1日スタート 月-金8:15-9:11 地上波初放送
公式サイト
トレーラー

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