NHK朝ドラ、2016年前期のヒロインは西田征史が描くオヤジ姉ちゃん?「とと姉ちゃん」制作発表会動画公開

2015年07月03日17時53分 
(2016年03月06日15時31分 更新)
ドラマ

現在NHKにて第放送放送中の「まれ」、そして次作「あさが来た」に続く、平成28年度前期 連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の制作が決定し、6月26日制作発表会が開催された!「コレ見て!MOVIE」に脚本を担当する作者の西田征史の会見動画が公開されている。

連続テレビ小説第94作「とと姉ちゃん」の脚本を担当するのは西田征史。NHK「ママさんバレーでつかまえて」(作・演出)をはじめ、NHK土曜ドラマ「実験刑事トトリ」シリーズ(脚本)、NHK教育TV「シャキーン!」(構成)、TBS金曜ドラマ「魔王」、日テレドラマ&映画「怪物くん」「妖怪人間ベム」(脚本)、オリジナルアニメ「TIGER&BUNNY」(シリーズ構成&脚本)など多数の作品を手掛けている。2012年には、初のオリジナル小説『小野寺の弟・小野寺の姉』も出版した。

「とと姉ちゃん」の“とと”は、“父親”を意味しており、戦前から戦後にわたり父の代わりに家族を守る「中身はオヤジ」ヒロイン・常子と家族の奮闘と愛の物語。
物語は、戦後100万部近い販売部数で一世を風靡(ふうび)した生活総合誌「暮しの手帖」の大橋鎭子・花森安治をはじめとする創業者たちの軌跡をモチーフに、小さな小さな女ばかりの家族が、騒々しくけんかしながら、助け合いながら、激動の戦前戦後の昭和を強く明るくたくましく生きていき、やがて自分たちの生活の中から1冊の雑誌をつくり、戦後の女性の暮らしの復興に灯りをともしていく、大いなる希望を描く。

出版社と言えば、2014年前期の「花子とアン」を思い浮かべるが、「とと姉ちゃん」も実在の雑誌群や、人物などをモチーフとしている。ドラマは戦前戦後の昭和史を大いなる愛をもって生きていくある家族の物語として大胆に再構成し、登場人物や団体は改称し、フィクションとしてお届けする。

会見で作者の西田は、「朝ドラがこれまで自分が描く世界とマッチすると感じ、朝ドラを描くことが目標だったので、その機会がいただけてとてもうれしいです」と喜びの気持ちを語っている。また、「本作の主人公は、幼くして父親を亡くし、ただ家族を守るために生きている。その目標が今の若い人にも共感していただけるテーマではないか」と抱負を語っている。会見では他にも、ヒロインについての裏設定や、描いていこうとするヒロイン像を語り、イメージにぴったりする配役を期待している。放送は、2016年4月4日より全156回で放送する予定。

【作】西田征史
【演出】大原拓、岡田健 ほか
【制作統括】落合 将
【放送予定】
平成28年4月4日(月)~平成28年10月1日(土) <全156回予定>

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NHKコレ見て!MOVIE「平成28年度前期 連続テレビ小説「とと姉ちゃん」制作発表」



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