アサヒ飲料、AKB48が「ハロウィン・ナイト」のワンダオリジナルバージョンを歌い踊るTVCMとメイキングを公開

アサヒ飲料は、「ワンダモーニングショット」のAKB48が出演するTVCM「秋登場」編と、そのメイキングを公開した。
TVCMは、陽光が差し込む朝のオフィスで、デスクに着いたサラリーマンが「おはよう!」と言って同飲料を開けた瞬間、椅子が動き出して天井に向かって上昇する。
彼は、光のラインに導かれて、いつの間にか屋上にたどり着くと、そのまま椅子から勢いよく投げ出されてしまう。
すると、目の前に衣装を着たAKB48のメンバーが大勢いて、「おはよう!」と声を掛けられる。彼は、メンバーからマントをかけられ、呆然としているうちに音楽がスタート。
朝の太陽とオフィス街をバックに、サラリーマンとAKB48が一緒になって、「ハロウィン・ナイト」(ワンダオリジナルバージョン)を歌い踊り始める。
サラリーマンは、同飲料をひと口飲んで元気になると、一日の始まりの朝を楽しむようにAKB48と一緒に踊り続ける。
なお、CMの冒頭でメンバーが「○○○のみなさん!」と呼びかけるカットは、北海道、東北、北陸、関東、中部、関西、中国、四国、九州の計9タイプに対応して制作されている。
関東、中部、関西、九州では、それぞれの地域を応援するメンバーが先頭に立って出演しているほか、ダンス中の背景も4つのエリアごとの有名スポットに差し替わっている。
撮影は、AKB48の最新シングルとタイアップしたCMということで、楽曲そのままの衣装でAKB48のメンバーが登場する。
カラスモチーフの魔女(指原莉乃)、猛獣使いの女王(柏木由紀)、操りフランス人形(渡辺麻友)に加えて、本人が「メタリックな感じがポイント」と解説していたブリキの猫(高橋みなみ)、蜘蛛女(松井珠理奈)、ピエロ(宮脇咲良)、フランケンシュタイン(宮澤佐江)、死神(島崎遥香)、ドラキュラ(横山由依)、双子のメイド(高柳明音、柴田阿弥)など、それぞれがこだわりの衣装で現れる。
メンバーたちは、さっそく集合写真を撮ったり、自撮りをしたりと大はしゃぎ。いつものおそろいのコスチューム姿とはまた違った魅力を放っていて、現場は一気に華やかなムードに包まれた。
監督の「気持ちのいい朝がテーマだから、みなさん、元気に楽しく行きましょう!」という呼びかけとともに歌と踊りのシーンが始まる。
リハーサルなしで即本番だったにもかかわらず、メンバーは最初から息ぴったりのパフォーマンスを披露し、ほとんどのテイクで一発OKを獲得。
また、サラリーマン役の男性が振り付けを間違えた場面では、隣の指原莉乃がすかさず「大丈夫です。もう1回頑張りましょう!」とフォロー。
制作チームとのコミュニケーションもバッチリで、本番中、周りで見守るほとんどのスタッフが、一緒にリズムを取ったり、楽しそうに歌ったりしていた。
ちなみに、ワンダオリジナルとなるCMの歌詞は、「ハロウィンデイモーニングコーヒータイム香りが誘ってるさぁ目を覚ませ! 始まるよ! 朝からみんながんばろう!」と歌っている。
横山由依は、「私自身、とにかくメンバーが大好きなので、今回のようにみんなと一日過ごせる日は朝からテンションが上がります」と語る。
休憩中、「もし、秋元さんに自分の楽しい朝を演出してもらえるとしたら」というスタッフの質問に対して、「朝起きたとき、ベッドがプールの滑り台みたいになって、アラームが鳴ったと同時に、その滑り台から落ちてプールにドボンみたいな。それくらい驚いて起きる朝って楽しそう」と答える。
すると、指原莉乃は、同じ質問に「秋元さんの演出だと、私の場合は波瀾万丈な感じになりそうなので、頼りません。やるなら自分でプロデュースします!」と回答。それぞれの個性がうかがえる愉快なコメントに、周りのスタッフは大爆笑となった。
地域ごとに変わるCMにちなみ、メンバーに地元のおすすめスポットを質問。大分出身の指原莉乃が「別府だけでなく湯布院もありますし、ほかにもたくさん」と温泉をPRすれば、柴田阿弥は東山動物園をイチオシ。急な無茶振りにもかかわらず、ハイレベルなプレゼンとなった。
メイキングでは、こうしたメンバー同士の楽しく華やかな撮影風景を見ることができる。
また、「ワンダエクストラショット」の渡辺麻友が出演するTVCM「登場」編と、そのメイキングも公開した。
TVCMは、渡辺麻友が、公園のベンチで隣の男性が飲んでいた同飲料を手に取って、「この缶コーヒー、そんなにおいしいんだ」と話しかける。
彼女は、パッケージにある「糖類ゼロ」の文字を見つけると、「あ! 体にも・・・、おいしいの見つけたね」と言って、にっこりと微笑む。
男性が、彼女が持っていた缶を再び手に取って飲み始めると、「おいしいワンダに、糖類ゼロ。ワンダエクストラショット」というナレーションとタイトルがインサートされる。
最後に、立ち上がった彼女が「ねぇ、ケーキ買って」と男性におねだりするカットで締めくくる。
撮影は、CM冒頭から、渡辺麻友の「おいしいの見つけたね」というセリフまでを、ワンカットで撮影。彼女には、一連のお芝居とセリフを、きっちり決められた秒数内に収めることが求められた。
カットごとに、監督から出される「2秒オーバーです。もう少し詰めましょう」というシビアなリクエストに応えつつ、彼女は「全体にメリハリをつけて」、「もっとリラックスして」など、お芝居に関する指示にも的確に対応して、持ち前の集中力と演技力を存分に発揮。
休憩中も、周りのスタッフと気さくに談笑して、チャーミングな笑顔を振りまくなど、現場を大いに盛り上げていた。
実は、ワンダモーニングショットのTVCMの撮影後、このTVCM撮影が連続して行われた。この日、外の気温は35度近くあり、スタジオも熱気に包まれていた。
彼女は、メンバーで唯一、連続での撮影だったが、つらい顔ひとつ見せずに撮影をこなす。
監督から最後のOKが出た際には、彼女の体力と女優魂にスタッフ一同から自然と大きな拍手が沸き起こった。
◇アサヒ飲料「ワンダ」CM情報
◇アサヒ飲料「ワンダ エクストラショット」CM情報