外食利益率日本一!15日「カンブリア宮殿」は人気ハンバーグ店・ブロンコビリーの驚きの経営術に迫る!予告動画

2015年10月14日19時50分政治・経済
(C)テレビ東京

明日15日(木)「カンブリア宮殿」(テレビ東京、22時)は、炭火焼きのハンバーグやサラダバーを提供する「ブロンコビリー」が登場!創業者・竹市靖公をスタジオに招き、バカッター事件などのピンチを乗り越え、外食産業で利益率日本一となった驚きの経営術に迫る!番組公式サイトには、「外食は人!」と改めて実感したというMC村上龍のコメントと予告動画が公開されている。

「ブロンコビリー」では、炭火で焼いた俵型ハンバーグに一手間かけた食べ放題のサラダバー、そしてかまど炊きの魚沼産コシヒカリが人気のステーキ店チェーン。⇒ブロンコビリーHP
客単価はディナーで2100円とかなり高いが、売上高は3年連続で過去最高を記録。しかも外食産業では利益率日本一なのだという。なぜそんなに利益が出るのか?

「ブロンコビリー」といえば、2013年バイトの若者が冷蔵庫に入って悪ふざけした写真をTwitterに乗せ社会現象にまでなったバカッター事件が記憶に新しい。また、BSE問題による牛肉離れもあった。そんな中、同社では、「他では真似のできないもので客を喜ばす」「働く全ての人を幸せに」という創業者・竹市の信念と人情で、利益率日本一となった。2つ大ピンチを乗り越えた人情親父の驚き経営術に迫る。

竹市会長が目指したのは、客に「価値」を感じさせる「ご馳走レストラン」。
炭火で豪快に肉やハンバーグを焼くキッチンが目に飛び込んで来る店。火力の扱いが難しい炭火で焼くのは手間ヒマがかかるが、これこそ店の「象徴」。さらに店内にはその日の朝に店内で切った新鮮野菜や季節の野菜料理が食べ放題。お米は業務用米の2倍の値段の魚沼産コシヒカリをかまどで炊く。人手も余分にかかるが外食産業利益率日本一!その理由は、客単価が高くても客が納得する「質の高さ」がある。一方で肉や野菜の大量仕入れの巧みさと自社工場でほとんどのものを加工製造するなどコストカットも徹底している。そして「勤続20年以上」のパート従業員が何人もいる働きやすさにあった。

そんな同社がいかにピンチをくぐり抜けたか?
同社の創業は名古屋で1978年。バブル崩壊後の90年代に炭火焼とサラバーを止め「安売り競争」に参入したこともあるある。しかし2001年、アメリカ産牛肉のBSE問題が発生。客離れで一気に5億円の赤字を出して倒産寸前までいく。このとき竹市は「安売りは自分の生き方ではない」と悟る。外食の「価値」を重視した経営でV字回復。そんな中起きたのがバイト学生がふざけてSNSに投稿した「バカッター事件」だ。同社はその店を閉鎖した。
2度の大ピンチをへて竹市は、「人材こそ会社の未来を決める」とあらためて確信する。現場社員の悩みをトップ自らが聞くために毎月必ず合宿研修を行う。それはビール片手に話し合う竹市ならではのものだった。

竹市の従業員をやる気になせる術は他にもあす。ブロンコビリーは年2回のアメリカ研修を行っている。西海岸の本場のステーキ店を食べ歩く。費用は1人50万円、計1000万円以上かかるこの研修に、ブロンコビリーはなんとパート従業員まで同行させるのだ。番組では、入社わずか1年の女性に密着。彼女は訪れる店を事前にインターネットで情報収集したり、現地の店員に果敢に英語で質問したり社員も一目置く行動を見せる。なぜパートまでもがこれほどの積極性で仕事と関わろうとするのか。そこにブロンコビリーの強さの秘密があった。 果たしてその秘密とは?

【ゲスト】株式会社ブロンコビリー 会長 竹市靖公
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子
【放送日時】 2015年10月15日(木)22:00~22:54
【同時放送】TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ

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