BS日テレ「イ・サン」第1‐5話:三人の約束~毒が残した手がかり(あらすじ・見どころ・場面写真)

04月04日16時25分ドラマ
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アジアの至宝、イ・ビョンフン監督の全演出作8作品の第5弾は、何度見てもまた繰り返し見たくなる「イ・サン」、明日4月5日(金)からBS日テレで2話連続再放送する。第1~4話までは、主人公サンの父である思悼世子(サドセジャ)の悲運な最期と、幼いサンと生涯の友となる2人の親友との絆を描き、第5話からは主人公サンの少年時代を演じたパク・チビンから名優イ・ソジンがバトンを受け継ぐ!ネタバレなしのあらすじを紹介、YouTubeにてドラマ関連動画が多数公開されている。但し日本語字幕なし。



「イ・サン」は18世紀後半、500年の王朝史においてもっとも波乱万丈、紆余曲折の人生を送った王であり、進んだ考えを持ち、民主的な手で皆を包容した賢君、第22代王・正祖(チョンジョ)、イ・サンの物語。その劇的な人生や挫折、成功や後悔、輝かしい実績や切ない愛と友情をドラマチックに描く。
[ドラマの年表(朝鮮王朝時代)]

【「イ・サン」を2倍楽しむ】には、各話の詳しいあらすじと見どころ、舞台背景やキャストと実在人物、知っておくとドラマをもっと楽しめる豆知識をまとめてご紹介している。これまで見逃していた方はもちろん、視聴済のかたもこれを参考に再視聴されたい。

■キャスト
少年イ・サン役:イ・ソジン(子役:パク・チビン)
少女ソン・ソンヨン役:ハン・ジミン(子役:イ・ハンナ)
少年パク・テス 役:イ・ジョンス(子役:クォン・オミン)
英祖(ヨンジョ)役: イ・スンジェ

■第1話「三人の約束」
時は1762年。イ・サンの父、思悼世子(サドセジャ)は、何者かの陰謀により謀反を企てた罪を着せられる。これに激怒した父である第21代王、英祖(ヨンジョ)は、世子を米びつに閉じ込め、水も与えぬまま6日目を迎えていた。
父の無実を信じる幼いサンはなんとか食べものを届けようとする。夜の闇のなか、内官見習いを装い米びつの置かれた場所へ向うが、その途中、女官見習いのソン・ソンヨンと、内官見習いのパク・テスに出会う。

ショッキングな映像で幕を開ける。第1~4話までは、主人公サンの父である思悼世子(サドセジャ)の悲運な最期と、幼いサンと生涯の友となる2人の親友との絆を描いている。
米びつ事件については苦悩の始まりは朝鮮史ミステリーから…歴史から消えた“米櫃事件(米びつ事件)”って?で紹介。この回の詳しいあらすじと見どころは1話ネタバレで。


イサン■第2話「父の絵を見せたくて」
サンはソンヨンとテスの助けで父に会えたものの、何者かが食料を与えようとしたことに気づき激怒した英祖(ヨンジョ)は犯人捜しを命じ、テスが捕まってしまう。ソンヨンに王の孫という真の身分を明かしたサンだが、テスの逮捕を知ってもどうにもできないと知りがく然とする。
そんなとき、サンは父から英祖に見せるよう命じられた絵を発見する。父とテスを救う希望を見出したサンは、宮中を抜け出して町を巡察中の英祖に会いに行くと決める。

ここから始まる大冒険、水遊びをする子供の洋服を失敬したり、荷馬車にもぐりこんだと思ったら密造酒を運ぶ馬車で、二人で密造所まで運び込まれてしまったりと、なかなか見ごたえたっぷりだ。詳しくは2話ネタバレで。

イサン■第3話「王への第一歩」
やっと巡察先の英祖(ヨンジョ)に追いついたサンは、父の絵を見て誤解を解いてくれるよう懇願するが、英祖は誤解を解くどころかサンを大逆罪で捕らえるよう命じる。ちょうどそのとき、宮殿から使者が…。
ソンヨンとテスはサンの逃亡を助けた罪で宮中から追い出されるはめに。謹慎中のサンは宮殿に戻れとの命令を受け、父のためにも生き延びて王になると決意する。宮殿への道中、サンを待っていたソンヨンとテスは「必ず宮中に戻ってサンを守る」と約束する。

父の絵を持って行って却って祖父・英祖王の怒りを買ってしまったサン…第3話は英祖王の怒りを買ったサンが王孫としての資質を見せられるか?詳しくは3話詳細あらすじで。

イサン■第4話「銃に刻まれた真実」
英祖(ヨンジョ)は、国王として最も大切な「民を慈しむ心」をサンの行動の中で認め、世継ぎとしての教育をし始める。だがある日、サンの元の住まいである世孫(セソン)宮から大量の武器が見つかる。これは、亡くなったサンの父、思悼世子(サドセジャ)が謀反を企てていた確かな証拠とされ、仕えていたもの全員が厳しい尋問を受け、サンにも共謀の疑いがかかる。しかし、どこか釈然としないものを感じる英祖は、信頼する臣下にこっそり極秘調査を命じる。

サンの王として資質を高く評価したはずの英祖は、そのままサンを見限ってしまうのか?詳しくは4話ネタバレで。
今回ラストでは子役の3人がいよいよ大人の俳優へバトンタッチする回でもある。


イサン■第5話「毒が残した手がかり」
9年後のある夜、行方不明のソンヨンとテスの夢を見て目を覚ましたサンは、侵入した刺客の気配を察知。刺客は誰の差し金か自白する前に自害。すぐに兵士が集まり、英祖(ヨンジョ)もやってくるが、刺客の死体がこつ然と消え、宮中にはサンが乱心で幻を見たというウワサが広まる。
一方、サンを救ったために命を狙われ都から逃亡したソンヨン、テス、テスのおじのパク・タルホの3人は、1年前に秘かに都に戻り暮らしていた。

第2章となるが、この回の見どころはなんといってもサンの成人役を引き継ぐ名優イ・ソジンだ。イ監督の言葉を借りると、「特別ハンサムと言うわけではない」彼だが、そこに立っているだけで知性と気品があふれ出るよう。イ監督もそこのところを高く評価し、本作の前の作品である「薯童謠‐ソドンヨ‐」の主人公にもイ・ソジンを考えていた。スケジュールの関係で実現できなかったが。子役から成人役に代わるタイミングも絶妙で、このあたりの見どころは、こちらで詳しく紹介しているのでぜひチェックされたい。⇒俳優イ・ソジンと子役パク・チビンのシンクロ率!この回の詳しいあらすじと見どことは5話詳細あらすじで。

BS日テレ「イ・サン」ページ
 2024年4月5日スタート 月-金 17:00~18:58 2話連続
 2021.11.02スタート 月~金13:00-14:00 再放送
 2021.02.08-05.25 月~金13:00-14:00 再放送
 2016.08.16-2017.01.02 月~金 12:00-12:55 再放送
 2015.12.17-2016.04.4 月~金 12:00-12:55 

Youtube「MBC Classic」日本語字幕なし

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