患者は人質?それとも実験台?幼い命は救われるのか?TOKIO長瀬智也主演「フラジャイル」第6話あらすじと予告動画

2016年02月16日20時00分ドラマ

宮崎(武井咲)が担当する診療相談外来に来た梅木みゆき(山崎紘菜)は急病で入院した息子の診断が次々と変わることに不安を覚え、宮崎に訴える。宮崎はみゆきに担当の奈良井(篠井英介)の紹介状をもらってきてほしいと頼むのだが…フジテレビ17日(水)夜10時放送「フラジャイル」第6話予告動画は、番組公式サイトで公開。

10日放送された第5話、関ジャニ∞安田章大がゲスト出演する回は、衝撃的なラストだった。余命1年と宣告され生きる希望を失っていた小早川(安田)が、森井(野村周平)と親しくなり、前向きに生きる希望が持てた矢先…事故であっけなく死んでしまった。原作コミックでは、道路に飛び出した子どもを助けた小早川が、代わりに車に轢かれて死んでしまう、という結末だった。
原作を読んでも涙したが、ドラマを見てもやはり涙してしまった。それにしても、安田の演技力の高さには改めて驚かされた。
若くして末期がんと宣告され、なにか悟りの境地に入ったような穏やかな顔(諦め?)をしていた小早川。しかし森井と話をするうちに、まだ死にたくないと涙を流すシーンには、視聴者も釣られて涙した方も多いのではないだろうか。

ジャニーズの演技派といえば、嵐の二宮和也、V6岡田准一らが筆頭にあがるが、これからは関ジャニの安田にも注目したい。同じ関ジャニの錦戸亮に負けないぐらい、主役をはれるよう活躍してもらいたい。

■前回のあらすじ
緩和ケア科に入院している小早川(安田章大)は末期がん患者で、もう手の施しようがなく、本人も生きることを諦めていた。ひょんなことで小早川と親しくなった森井(野村周平)は、今まで誰にも打ち明けなかった心の内を、小早川に話してしまう。家庭の事情で医大を中退した森井は、どこかで自分の将来を諦めていたのだが、小早川と話をするうちに自分と小早川を重ねてしまい、早々に諦めるべきではない、と小早川を励ます。
小早川のカルテを見た岸(長瀬智也)は、オクトレオチドを試してないと言う。オクトレオチドとは、ある種のがんにしか効かない抗がん剤で保険適用外のため、投与するために高額な費用がかかった。小早川は経済的理由でその治療を断っていた。森井は、お金は元気になって返せばいい。まずは自分のがんがオクトレオチドに効くかどうか検査をするべきだと励ます。森井の励ましで、小早川は「本当は音大にいって作曲をやりたかった」と打ち明ける。
小早川はオクトレオチドの検査結果を待ちながら、作曲をして1曲作り上げた。残念ながら検査結果は望んだものではなかった。それでも小早川は、諦めるのではなく前向きに残された時間を過ごすことができると、森井に礼を言い、改めて友だちになってほしいと握手を交わす。
森井にとっても、小早川は大切な存在になっていた。そんな矢先、橋の上から落下した子どもを助け、頭を強打した小早川は死んでしまった…。

■第6話あらすじ
壮望会第一総合病院では、セカンドオピニオンなどに対応する診療相談外来を受け持つことになり、病理診断科の岸(長瀬智也)と宮崎(武井咲)が担当することになる。しかし岸はもともと患者と会わなくていいから病理をやっていると公言しており、早々にリタイヤ。結局宮崎一人で受け持つことになる。
そんな中、診療相談外来に訪れた梅木みゆき(山崎紘菜)は、急病で入院した息子の診断が、次々と変わるので不安だと宮崎に訴える。宮崎は、担当医の紹介状をもらってきてほしいと頼み、みゆきは息子の担当医・奈良井(篠井英介)にそのことを伝えるのだが…。

フジテレビ2月17日(水)夜10時「フラジャイル」第6話を放送。原作は月刊誌『アフタヌーン』(講談社)で連載中、草水敏原作、恵三朗漫画の同名人気コミック実写ドラマ化。出演は長瀬智也、武井咲、野村周平、松井玲奈、小雪、北大路欣也ほか。第6話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。最新話は放送終了後1週間「フジテレビオンデマンド+7」にて見逃し配信中。

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フジテレビ「フラジャイル」番組公式サイト