チャ・スンウォン第15代王・光海君になる!「華政(ファジョン)」第1-2話あらすじと見どころ紹介!予告動画

2016年05月25日14時00分ドラマ
©2015 MBC

いよいよ明日5月26日(木)からBSフジにて放送する「華政[ファジョン]」!王に疎まれながらも世子としての務めを果たす光海君が即位するまでの第1話~2話のあらすじと見どころを紹介!本作はDVDもリリースしており、2016年5月現在、楽天ショウタイムでも好評配信中だ。予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。※BSフジでは全65話TV放送版で放送するので、以下、あらすじが若干ずれる場合があることをご理解ください。

【「華政」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景やキャストの魅力、各話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介しているので、韓ドラ史劇になれていない方は、「(2)時代背景・実在の人物紹介」のチェックをお勧め。



■キャスト相関図DVD公式サイト
光海君役:チャ・スンウォン
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 (子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ)
綾陽君役:キム・ジェウォン
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 (子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン)
カン・イヌ役:ハン・ジュワン(子役:イ・テウ→アン・ドギュ)
ほか

■第1話
第1話の前に「エピソード0」に目を通しておけば物語がよくわかります。
時は朝鮮14代王・宣祖の時代。ある日、使臣団の宿営地に近くで見つかったという謎の即身仏(ミイラ)が運び込まれる。不吉な予感に包まれるイ・ドッキョンとイ・ハンボク。世継ぎである光海君は嫡子でも長男でもないという理由で16年もの間、明から正式な世子と認められずにいた。宣祖は臣下や民の信望を集める光海君を疎ましく思い、継妃の仁穆王后との間に生まれた永昌大君を新たな世子に擁立しようと目論む。片や光海君は、嫡子である永昌大君とその姉、貞明公主に敵対心を抱くこともなく兄として優しく接していた。
テポルム(正月明けの最初の満月の日)の宴の日。領議政ユ・ヨンギョンの動きが怪しい。光海君に近い大北派の姿も見えないことが気になるイ・ドッキョン。宣祖は“廃仮立真”(偽物を配し本物をたてる)を詩題として臣下たちの腹の底を探ろうとする。
一方、宣祖の子女25人が一堂に会した席では、ほとんどの子女は世子である光海君を無視し、王妃とその嫡出子にばかり挨拶をしている。その状況に兄の臨海君がキレる。
そんな中、宴席から抜け出した貞明公主は、2人の少年ホン・ジュウォンとカン・イヌと出会う。
イ・ドッキョンは即身仏の腕輪を見て、それが予言者ナム・サゴだと確信する。遺体と一緒に見つかった文書には「純粋な血統の者だけがこの世の真の主となる」と書かれていた。
世子でありながら父王から疎まれる光海君。光海君役を演じたチャ・スンウォンの悲しげな眼と、貞明公主に向ける優しい眼差しのギャップが素晴らしい。
また、市中でホン・ジュウォンとカン・イヌが仲間と一緒に戦いごっこをしているのは“輿争い=가마싸움(カマサウム)または가마타기(カマタギ)”という遊び。慶尚北道地方に伝来する独特の遊び。元々は両班家の子息たちが二手に分かれて知恵を力で競うグループ戦。これが広く民間にも広まって、日本でも運動会などで行われる“騎馬戦”のような遊びになった。
終盤、回想シーン。我が子である光海君の名前すら覚えていないとは…なんて酷い父王だ!駆け足で進む物語の中で、「イ・サン」で貞純王后役を演じたキム・ヨジンが演じるキム・ゲシの行動に注目しよう。


イニョン■第2話
光海君はこれまでの怒りをぶつけるために宣祖の寝所を訪ねるが、そこには毒に侵され苦しむ宣祖の姿があった。すでに手遅れだと知った光海君は、宣祖を見殺しにしてしまう。そして、死にゆく宣祖に宣言するのだった。この国の王は自分だと…。
次々と王族が宮殿を訪れる中、宣祖に疎まれていた臨海君は大げさに泣き崩れ自分をアピール。世継ぎを決めないまま宣祖が崩御したことにより、朝廷では水面下の動きが活発になる。その後、永昌大君が殺害されようとしたことを知った仁穆王后は、光海君を疑う。その頃、領議政ユ・ヨンギョンらは小北派の重臣たちを集めて光海君を排除する血判状を作成していた。
一方、兄・臨海君が永昌大君を暗殺しようとしたことを知った光海君は、軽はずみな行動に出た臨海君に怒る。骨肉の争いを行わず王位に就く方法を探っていた光海君は、解決策を見いだせず庭を歩き、怖い夢を見たと泣いている貞明公主を見かける。優しく慰める光海君は貞明の手を引き仁穆王后の元へ。そこには、光海君廃位の命令書を書いてもらおうとユ・ヨンギョンら小北派の重臣たちが集まっていた。仁穆王后と二人になった光海君は、永昌大君と貞明公主を守ると約束するので自分を王位に就かせて欲しい、と仁穆王后を説得する。
光海君が即位し昌徳宮へ移る。
イ・ドッキョンは、ホン・ヨンに怪文書のことは伏せるという。「純粋な血統の者だけがこの世の真の主となる」とは永昌大君だろうが、すでに光海君が即位した今、これを公表するわけにはいかないと…。その帰り道、ドッキョンは2人の少年を連れているカン・イヌにばったり出会う。少年はイヌの息子のカン・ジュソンとホン・ヨンの息子ジュウォンで、二人はドッキョンに弟子入りを志願する。
その頃、悪夢を見続ける貞明公主は熱で倒れてしまう。
一方、光海君イ・ドッキョンと共に流民であふれる都城へ。光海君は、貧しさに喘ぐ民たちのために、土地に対して課税「大同法」(豆知識「◆大同法」で説明)を施行するために、イ・ドッキョンに右腕になってほしいと頼む。
その頃、イ・ドッキョンが領相になったことに嫉妬するイ・イチョムは王宮から去ったキム・ゲシの元へ出向き…。
王が死んだあと、屋根で衣を屋根で振る臣下がいたが、これは「上位復(サンウィボク)」というしきたりで、生前王に仕えていた内侍が王の普段着を手に王宮殿の屋根に上り、衣の裾を左手に、腰の部分を右手で持って、北に向かって「上位復(王様、お戻りください)」と3回叫ぶ。王妃の場合は「中宮復」と叫ぶ。
光海君の実兄・臨海君を演じたのはチェ・ジョンファン。同じ時代のドラマ「王の女」では光海君の義兄ユ・ヒブン役を担当した。「華政」では「ヨンパリ」でイ刑事を演じたユ・スンモクが演じている。


kandoratop【作品詳細】【「華政」を2倍楽しむ】

BSフジ「華政」番組公式サイト
 2016.05.26スタート 月~金14:59-15:59 無料BS初放送
「華政[ファジョン]」DVD公式サイト