高畑充希、初めてのお給料!坂口健太郎、初めての恋?「とと姉ちゃん」第9週詳しいあらすじと見どころ、予告動画
高給取りのタイピストになれた常子(高畑充希)だったが、リーダー・早乙女(真野恵里菜)の思惑で仕事が回ってこない!持前のバイタリティーで自ら仕事を探し回るが…一方、葉っぱのあんちゃんこと星野(坂口健太郎)は急に常子を意識し始める!また9週からは三女の美子役が根岸姫奈から杉咲花にバトンタッチ!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(5/30~6/4)第9週「常子、初任給をもらう」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。
※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】
5月28日(土)放送で、ケガをして手に洗いざらしのハンカチを巻いてもらったことで、植物でない人間の女性・常子(高畑)を意識し始めた星野(坂口)。第9週では、星野のほのかな恋心も描かれる。果たして常子は星野の気持ちに気づくのか?
一方、せっかくタイピストになれたものの、仕事が回ってこない常子が男性社員を雑用を引き受けることで、リーダー・早乙女(真野)との仲はますます険悪に…。そんな常子だが、第9週は初めてのお給料を手にする。果たしてその金額は?
ちなみに、第7週(月)で常子が求人広告をスクラップしていたが、そこには「タイピスト 月給四十円」とあった。その他の求人広告には、「女性助手(事務)採用 月二十八円」「電話交換手 月三十四円」などが画面で見られた。
お嬢さまの綾(阿部純子)が、「男の人の半分以下じゃない!」と呆れていたが、昭和12年当時の大卒初任給(男性・月給)が75円。確かに綾が驚いたように女性の給料は半分にも届かない。そんな中で、タイピストの40円は確かに高嶺の花。
どうやら早乙女は、ただの新人いびりでなく、そうした高給取りの職業婦人としての自覚を持って、男性の雑用係にはなるまいと、毅然とした態度を取っていたのだが…。果たして雑用でもいいから仕事をしたいという常子はどうするのか?
ちなみに現在、白米10㎏で3,948円程度だが、昭和12年当時は2円65銭前後。また第9週で常子は初任給で牛肉を買って帰るが、こちらは100グラムで41銭。(出典:レファレンス協同データベース)
【第9週(2016/5/30-6/4】
■第49話(月)
タイピストとして働き始めた常子(高畑充希)。だが、リーダー・早乙女(真野恵里菜)は、常子にはタイピストとしての技量が足りないからと、雑用に回るようにいわれてしまった。一方、帝大生の星野(坂口健太郎)は急に常子を意識し始め、会話はしどろもどろ。星野は常子のことを考えて研究にも手がつかない様子。しかし、肝心の常子はその真意に全く気づかない。会社のことも忘れて笑顔になった。
そんな折、営業部の男性社員が書類整理を手伝って欲しいと駆け込んできた。仕事は大量の書類整理。他のタイピストたちに白い目で見られながら、常子は初めて依頼された仕事に残業して一人で取り組み始めた。すると、給仕係の坂田が「頑張る人にご褒美」とキャラメルをくれた。
■第50話(火)
相変わらずタイプの仕事がもらえない常子(高畑)は、男性社員からの大量の書類整理の仕事を引き受けた。家にまで仕事を持ち帰り、心配する君子(木村)やまつ(秋野)たちをよそに、一睡もせずに書類をまとめた。翌日、職場でタイプライターを使おうとすると、勝手に引き受けた男性社員の雑用に使わせては他の業務に支障がでるから、と早乙女(真野)に使用を禁止された。
その頃、森田屋では星野(坂口)がハンカチを返しにやって来て、美子(根岸)から昨夜の常子の様子を聞いて心配していた。
〆切まであと数時間。常子は、手書きで清書し始めた。何とか間に合わせた書類を持って、男性社員の所に駆け込むと、「置いといて」とそっけない態度。常子は驚き、がく然とした。
■51話(水)
「男性社員は、女性社員をただの雑用係だとしか思っていない」早乙女(真野)の言葉が、常子(高畑)の心に突き刺さる。別の男性社員から雑用に近い仕事を言い渡される度、常子は同僚の女性たちとますます決裂していった。一方、星野(坂口)はハンカチを見ては常子への想いを募らせていた。
早乙女はタイピストの新しい規律を発表。そこには、手書きによる資料の作成、他部署からの業務依頼を個人的に受けることを禁止するものだった。早乙女たちは、男性社員の不当な言い分を跳ねのけ、正確な業務をこなすことで、タイピストとしての女性の地位を保持してきたのだ。悩む常子。その足取りは、自然と滝子(大地)の方を向いていた…。
■第52話(木)
早乙女(真野)のことを相談した常子(高畑)は、「この世は所詮、男と女しかいない。だったらうまくやっていくしかない」という滝子(大地)の言葉に感銘を受けた。迷いが吹っ切れた常子は、山岸課長(田口)課長に禁止令の取り下げを直談判し、男性からの仕事を快諾。早乙女に止められると、雑用でも必要とされるのであれば受けるべきだと反論。諦めずに手伝っていれば、いつか女性も評価を受けると力強く説得するが、早乙女は認めようとしない。山岸まで巻き込んで騒ぐの中、佃総務部長(斉藤洋介)が現れ、常子の丁寧な仕事ぶりを褒めた。早乙女は、仕事に対する考えは違うが、上司の命令だから、と雑用を引き受けることを認め、タイピストの仕事も与えてくれるようになった。一方、最終学年になり忙しい星野(坂口)とは、お汁粉が半額になる日曜日に、互いの1週間にあったことを報告し合うことに。
そんな折、常子が待ち望んでいた給料日。常子は、滝子に学費返済のために毎月お金を返すことにし、一家の大黒柱としてのスタートを切った。
■第53話(金)
初任給を得て、常子(高畑)は滝子(大地)に「名実ともに一家の大黒柱となった」と言われた。牛肉を奮発してみんなで食べようという常子に、まつ(秋野)は常子の家族だけで食べるべきと提案。仏前に給料袋を供え、竹蔵(西島秀俊)に報告する君子(木村)。常子はこの機会に、ととが作った家訓「月に一度皆でお出かけをする」を復活させることに。就職を世話してくれた藤堂先生(片桐はいり)も家に招くが、森田屋のみんなは緊張しながらも、次第に思い思いに質問を始めた。お招きいただいたお礼にと、藤堂は『ハムレット』の独り芝居を始めた。
そして、一年がたち、昭和13(1938)年4月。鞠子(相楽樹)は大学に無事合格を果たし、美子(杉咲花)も女学生に。三姉妹はそれぞれ新たな道を歩き始めることになる。
■第54話(土)
常子(高畑)がタイピストとなって二年半、常子は確かな戦力として認められるようになっていた。鞠子(相楽)は早稲田大学の文学研究会で充実した日々を過ごしていた。一方、美子(杉咲花)は勉強の方はいまいちだったが、得意の裁縫の腕前を発揮し青柳で重宝される存在となっていた。
昭和14(1939)年9月、ヨーロッパでは第二次世界大戦が勃発。日本でも日中戦争打開のために国家総動員法が成立するなど、暗い暮らしの足音がすぐそこまできていた。森田屋でも高級な松弁当を中止し、竹弁当だけに。
そんな中、毎週甘味どころで互いのことを報告してきた帝大生の星野(坂口)は、常子にある想いを伝えられずにいた。その帰り、二人は突然男に呼び止められ不謹慎だととがめられてしまい、星野はとんでもない弁解で常子を驚かせた。それでも星野は常子を守ることができたと大満足。そんな星野の元に1本の電話がかかって来る。
■キャスト(実在人物名)⇒NHK番組公式サイト<相関図>
【家族と戦前知り合う人物】
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理
常子の祖母、材木問屋女将、青柳滝子役:大地真央
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧
【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】
◇NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
◇NHKオンデマンド